NO TIME BUT NOW

『今を戦えない者に、次や未来を語る資格は無い』に人生は尽きます。

最後の晩酌

2016-10-24 05:10:49 | Weblog
『シンゴジラ』が近くの映画館でやっていたので、観てきました。
早口で専門用語をしゃべるシーンが多く、いっしょに観た日本人でない友達などは字幕を読むのが大変だったようです。
少し、日本の職場がなつかしくなりました。日本で観たら、きっと感想も違っていたと思います。

またしても、クレジットカードが不正使用されました。さすがカード社会アメリカ。モニタリングが素早くて、すぐ連絡してくるし、対応も迅速で完璧。
セキュリティ対策も日々進歩はしているのでしょうが、これだけモニタリングが優れていると、彼らの仕事とのせめぎ合いなのでしょうか。
日本のモニタリングだと、アメリカでの不正使用が見抜けないこともありそうなので、やはりアメリカではアメリカのカードを持っていたほうがいいのかもしれません。

『ラオスにいったい何があるというんですか?』(村上春樹)を読みました。
小説よりも彼の旅行記のようなものが好きで、いくつか読んだそういうものの話も少しずつ登場して、あいかわらずおもしろかったです。
いわゆるサラリーマンであっても、金曜か月曜に遠隔で例えば飛行機でも仕事ができるようになると、日本人のアジア旅行は増やせるのではないかと思います。

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』(村上春樹)を読みました。
これも旅行記で、彼がスコットランドとアイルランドを旅したときの本で、自然と酒を楽しむゆったりとした雰囲気が伝わってきます。
いつか行ってみたい場所はたくさんあるし、もう一度行きたい場所もたくさんある。仕事ばかりしている場合ではないなとも最近思えてきます。

『Elvis & Nixon』を観ました。
彼らの顔が正確によくわからない世代の自分ではありますが、1時間半もない作品なので、テンポ良く楽しめたと思います。
世の中、もっと短い映画が多くてもいいと思うのですが、1時間程度の映画がたくさん出てきてくれたらという気がします。

『The Devil Wears Prada』を観ました。
これまたいまさらの映画なのですが、アマゾンプライムで安く観られたので、何となく。
他のドラマでも感じたのですが、アメリカのフランス(パリ)に対する憧れというかコンプレックスはなかなか大きなものがあるなと思います。
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ゴダイコと夢人島

2016-10-19 16:37:28 | Weblog
大学の秋休みを利用して、五大湖のうちのスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖そして、ヒューロン湖に浮かぶマキナック島を旅行してきました。

10月14日(金)
Fall Break、ついにLaw School組の旅行にジョインするときが来た。車を出して、出発。
Busch’sで買出し。各々が思い思いの飲み物やお菓子、そしてそうでないものまで買いながら、最終的な精算が面倒そうだなと感じる瞬間(これを書いている時点ではまだその懸念は解消されていない)。
目的地まで4時間もかかることが発覚しながら、とりあえず近くのメキシカンで早々とディナー。Chipotleで慣れているので、安定のボウルで満足。
自分の車には日本人友達たちだけが乗ったので、日本の曲もOKでそこまで大変さを感じないドライブになった。韓国人の友達が途中でスピード違反を取られた。
Mckinaw Cityのホテルで、深夜12時に到着したものの、そこから2時間ほどみんなで飲んだ。

10月15日(土)
しっかりものというか、わりに几帳面な日本人友達と、真逆の韓国人友達と同じ部屋で寝たが、なぜか運転で疲れているはずなのに、ひとりで寝られるベッドをゲットしたのに、すごく浅い眠りだった。
几帳面な彼のおかげで朝ごはんにも行けた。朝ごはんなるものをひさびさに食べたが、なかなかいいものだなと思った。
車で出発して、今日はMunisingというLake Superiorの湖畔の街まで約2時間。
いちいち行き先を都度知るという無策ぶりと、台湾人友達の企画力に感謝しながら、五大湖の内訳や、今日明日の行き先によって五大湖制覇が可能になることを知ってテンションが上がりながらドライブ。
天気がいまいちながら、Lake Michiganを今回はシカゴではなくミシガン州のNorth Peninsulaから眺められてよかった。紅葉がきれいだった。
Munisingは本当に何もない街で、Pictured Rocks Cruiseという代物もよくその台湾人友達は見つけてきたなという感じだった。
とりあえず近場でランチ。競争がない環境だからだろうが、注文したミートソーススパゲティはかなりいいかげんなもので、自分でつくったほうがおいしいだろうと思うものだった。値段はそれなりにするが。
広い湖に浮かぶ自然の力によってできた不思議な岩肌を観ながら船は進んだ。復路は風が強くなり、かなり寒かった。
旅行全編を通じて思ったことだが、台湾人友達やフィリピン人友達の写真に対する図々しさは目を見張るものがあった。
特にその台湾人友達の振舞いは、「これだから中国人は・・」とアジアを勝手に代表して批判の目を受けてくれるのではないかと余計な心配をさせられるものだった。
Munising周辺のホテルもそうだったが、案外いなか街のホテルにしては悪くないものが、今回多かった(シンシナティやこの夏のいろいろな旅行を基準に考えると)。
夜はピザを食べようということになり、少しいくつかの店を探し回った。結局ピザの味はよかったが、ファストフード風なのに時間のかかる店だった。
少々雑なディナーのあとは、ホテルの部屋で再び宴会。King’s CupやSeven Up(たこ八の七版)で盛り上がった。フロントデスクから苦情の電話をもらう始末だった。

10月16日(日)
朝ごはんは、昨日とさして変わらないレベルだったが、ひさしぶりにヨーグルトやパンを食べるというのもいいものだ。
車でMckinaw Cityに戻り、ここからフェリーでMckinac Islandに行く。これはLake Huronに浮かぶ、車のまったくない島。Pancake Chef RestaurantのBuffetでランチを済ませてから向かった。
San DiegoのCoronadoみたいなものかと思ったら、それよりも小規模でより島感のある場所だった。
タンデムの自転車をみんなで借りて、島を一周した。景色はとてもよかった。
途中で何度も休憩したり写真を撮ったりしながら、サンセットには島で有名なGrand Hotelのあたりに行って、坂からきれいな夕焼けを見た。良い天気に雲がかかって、本当にきれいだった。
振り返ると、何だかんだでその台湾人友達の行動力のおかげで結果的に良い思い出がたくさんできた。自分もサンディエゴでアテンドしていたときはこういう行動力があったのだろうかと考えたりする。
島のメインストリートでディナー。最初に目を付けた店は10人も入れなかったので、別のHorn’s Barという店。
メキシカンのメニューが多く、選んだものはサンディエゴのOld Townでよく食べていたメニューに似ていた。このとき体調が異常に悪く(恐らく自転車に乗っていたときの風と寒さで)、必死に食べた。
ホテルへ行く途中、Groceryで酒を追加購入。ホテル、Mission Point Resortは想像以上にリゾートで、夜遅くに着いて朝早くに出て行くにはもったいないレベルのものだった。
ロビーの建物などは本当に洒落ていて、暖炉などもあるような、なんだか村上春樹の旅行記に出てきそうな雰囲気だった。
ロビーの建物の前に自転車を停めておいたら、チェックインしている間にどこかになくなってしまって、フィリピン人友達が大騒ぎしてレセプションの人に食って掛かるシーンがあっておもしろかった。
結局、窃盗ではなく、親切なホテルスタッフがパーキングに移動してくれただけだったが、どうやら彼はかばんを置きっぱなしにしていたらしい。
夜の飲み会は、再び数々のゲームで盛り上がった。31ゲーム(ノットワンハンドレッドみたいなゲーム)や、たけのこにょっきみたいなJustカウントゲームなどが今夜は新登場した。
同じタイミングで同じホテルに来ていた日本人友達も少しジョインしてくれた。

10月17日(月)
朝ごはんはさすがにすばらしかった。特に、プレーンオムレツを目の前でつくってくれたのだが、それがとてもおいしかった。ミシガンに来てから、まちがいなく一番おいしい料理だった。
いや、それどころか、アメリカに来てからの料理のランキングでもかなり上位だった。しかし、特に朝食付きプランだったわけではなかったらしく、15ドル支払うことになった。
自転車を返したいのに、嵐が来たためにいろいろな混乱があった。先にチェックアウトするのか、など。
台湾人友達から、ホテルが返してくれるという誤報があったり、混乱中に空気を読めないフィリピン人友達がその台湾人友達におごってくれてありがとうと陽気に入ってきたり、コントのようだった。
その台湾人友達も、まじめなのか性格なのか中国系のノリなのか、瞬間的に怒っても特に引きずらないところがおもしろいというか、えらいなと思った。
結局、自転車は延滞して返したが、特にLate Feeはかからず、嵐の中を時間内にがんばって返しに行った中国人友達たちは馬鹿を見る結果となった。
しかも、うち一人はそれによってくつが濡れて、寒い中をビーチサンダルで帰りは歩いていた(本人に聞いたら、大丈夫だと言っていたが)。
船でMckinaw Cityに戻り、帰りは4時間半ほど運転した。みんなで再度合流してYotsubaという日本食屋でラーメンを食べた。なかなか満足できる味だったし、餃子とサラダがついてくるのもよかった。

というわけで、今回、ひょんなことから誘ってもらった旅行だったのですが、ミシガンに住んでいないと到底行けない場所が目白押しの旅行で、行けて本当に良かったです。
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カーネルおじちゃん

2016-10-03 23:18:34 | Weblog
平日にハードワークし、週末にショートトリップする。先週末、オハイオとケンタッキーに行ってきました。
車を買ってから初めての遠出だったのですが、全部で1000マイルほど走破しました。だいぶ車と仲良くなれた気がします。
当たり前ですが、飛行機を使わないと、かなり安くなります。ホテルも1泊40ドルぐらいのところに抑えたので、満足度が高かったです。

オハイオはシンシナティ。レッズのシーズン最終戦になんとか滑り込んで、大敗するところを見とどけてきました。
それにしても、グレートアメリカンボールパーク、きれいでした。サンディエゴのペトコパークを大きくした感じ。デトロイトのコメリカパークと大違い。
眺めもすばらしくて、外野スタンドの向こうにオハイオリバーを隔ててケンタッキーが見えるという美しいものでした。

シンシナティは、勝手に汚くて治安が良くないと思っていたのですが、ダウンタウンはじつに近代的で立派なものでした。
しかし、ブリュワリーをめざして歩いていたら、ダウンタウンを抜けると急にスラムみたいになって、やたら物騒な雰囲気に様変わりしました。
ところが、そのスラムの中心にあるRhinegeist Breweryに着いたら、ルーフトップバーになっていてとてもにぎわっていて、楽しく飲めました。

ケンタッキーでは、ルイビルで観光スポットをいくつか回り、旅行気分を満喫しました。
地元モハメドアリの記念館、メジャーリーガーの半数以上が使うバットの製造工場、ケンタッキーダービーのチャーチルダウンズ競馬場。
そしてなんといっても、バーボン。ジムビームの蒸留所に行ったのですが、ウイスキー好きにはたまらない場所でした。

『君の名は。』(新海誠)を読みました。
あまり長い話ではなく、読みやすかったです。設定が突飛なのにおもしろいということは、人がおもしろがる要素を作者が心得ているのだと思いました。
本を読んでいるとき、展開の衝撃でときどき頭の中で鳥肌が立つような感覚に襲われるのですが、この本にもその瞬間がありました。

『Fantome』(Utada)を買って聴きました。
日本人応援というか、その姿勢にありがたく敬意を表して購入(日本でしか売っていない曲は本当に聴く手段がないので)。
花束を君に。日本的で良い。他は多くがアメリカ的なのだろうか。楽しみに聴いてみようと思います。
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