NO TIME BUT NOW

『今を戦えない者に、次や未来を語る資格は無い』に人生は尽きます。

光陰槍の如し

2017-04-20 14:52:15 | Weblog
4月です。アメリカ中西部はまだそこまで暖かくはないですが、あまり冬装備を気にする必要もなくなってきました。
今月末、いよいよ卒業して日本に戻ります。桜の時期には間に合いませんが、いろいろな人と再会するのが楽しみです。
ひさしぶりに日本を体験すると、逆カルチャーショックがあると聞きます。何を思うのか、自分自身わくわくしています。

いま、アメリカとカナダとメキシコで5日間限定で、スターバックスでユニコーンフラペチーノという飲み物が売られています。
ひさびさにそういうものに関心を持って飲んでみたのですが、想像した味とちがってパッションフルーツ系の味でした。
そういえば、スターバックスアプリにもだいぶお世話になりました。これがなければスターバックスにここまで来ることもなかったでしょう。

『ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー)を読みました。
ずっと読みたいと思っていたし、映画をウォッチリストにも入れていたのですが、村上春樹訳で読みました。
彼の解説にもありますが、ずっと主人公主観で客観的に描かれている細かなところが良いです。ハードボイルド。

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』(村上春樹)を読みました。
彼のスコットランドとアイルランドの旅行記で、蒸留所巡りが独特な視点で描かれています。
酒は物語を飲むもの。そんな言葉がぴったりと来ます。

『うずまき猫のみつけかた』(村上春樹)を読みました。
彼のアメリカ滞在記で、母が日本から見つけて送ってくれました。
多様な価値観をごく自然に受け入れているところがアメリカの魅力。アメリカには世界のパイオニアでいてほしいです。

『辺境・近境』(村上春樹)を読みました。
彼の作品はフィクションももちろん良いですが、ノンフィクションがとても好きです。
メキシコのワイルドな旅の様子などを読んでいると、自分の気持ちひとつで生きていく人間の素晴らしさを強く感じます。

『雨天炎天』(村上春樹)を読みました。
この本は、ギリシャとトルコの旅行記。特にギリシャの修道院巡りは、世界の多様さに素直に驚かされます。
歴史の授業は、旅行経験豊富な人が教えるのが真の教育になるのではないでしょうか。

『The Art of Speaking American English』(Stephen Allen Stratton)を読みました。
英語の解説本は、内容が細かくなると、いろいろな本がいろいろなことを言うので混乱します。
たぶん日本語について教えている本もそういうことになっているのでしょう。

『経済学者の栄光と敗北』(東谷暁)を読みました。
近現代の経済学の歴史をたどるのにこんなに良い本があったとはという感想です。
ミクロはさておき、マクロ経済学は終わらない論争がそこにはあり、魅力的に輝いています。
コメント (3)
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