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春。アメリカでも野球の季節がやってまいりました。たくさんの日本人選手が全米で活躍しています。
先日は、ロサンゼルスからサンディエゴに来て鮮烈なデビューをかざった前田健太選手を応援しにペトコパークに行きました。
なんと、デビュー前夜はサンディエゴのとあるやきとり屋さんで彼と席がとなりになり、少し話までできたあとのことでした。

ゴルフ、マスターズに松山英樹選手が出場し見事に2年連続10位以内フィニッシュとなりました。
特に、最終日は3位スタートで、アメリカのテレビ中継で日本人選手にカメラがついたのを、自分はアメリカに来てから初めて見ました。
前夜にテレビで松山英樹特集をやったりしていて、じつに誇らしいものだなと感じました。

アメリカのテレビのニュースチャンネルは、基本的にずっと大統領選のことを伝えています。
4年に1回、このお祭があることで、そのときの政治経済外交軍事社会の状況を国民が整理できていることは非常に意義あると思います。
民主主義の要素としてだけでなく、国民が自国の状況を俯瞰できる機会が日本にもあるといいのになと考えてしまいます。

『ボクの音楽武者修行』（小澤征爾）を読みました。
世界的に著名な筆者が若かりし日に書いた本で、留学中の話が非常におもしろい文体で書かれています。
ちょうど留学中のいま、時代は違えど随所に共感できるエピソードがあり、2度読んでしまいました。