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君は現代の現人神を見たか!AIを超えた天才!2018年将棋名人戦で降臨した棋神は羽生竜王だった!

2018-04-13 01:33:42 | Weblog
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皆さん、こんばんは!

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと、青木公司です。

本日は「君は現代の現人神を見たか!AIを超えた天才!2018年将棋名人戦で降臨した棋神は羽生竜王だった!」についてです。

本日は将棋の一大決戦。

羽生竜王対佐藤名人の名人戦2日目がありました。

1937年から行われる将棋界最古のタイトル戦、名人戦。

そこで激突するのは現在、将棋界最高位の竜王にして棋聖、そして歴代2位の1399勝(※一位は69歳まで将棋界最高峰A級棋士であり続けた、近代将棋最高峰の大山康晴永世名人)にして、史上初の永世7冠、国民栄誉賞、そして99期タイトルホルダーの現代将棋最高の偉人、羽生善治47歳。

そして、2016年に羽生から名人を奪った、若手のホープ佐藤天彦名人(30歳)。

竜王と名人という将棋界最高峰のタイトルホルダー同士の頂上決戦。

初日から最終盤のような激しい攻め合い。

一部、棋士からは2日制なのに初日に終わるのではないかと言われる激しいせめぎ合いに。

お互い、羽生竜王が、相手陣に飛車成り竜王を作り、佐藤名人が角成りの龍馬を作るなど、激しいせめぎ合いで互角。

2日目に入りました。

佐藤名人の初日の封じ手は予想手の一つ37歩。

羽生名人が金でとれば詰む可能性のある手で、最善銀でとっても銀を38におびき出し、そのあと、歩を27に打って、銀でとらせ、羽生竜王の王の逃げ道をなくさせようという鬼手。

羽生竜王はそれでもその時点で最善の銀を38へ。美濃囲いに近い形を作りに行く。

ほぼ互角の展開ながらもコンピュータ最強を決める電王戦を制したソフト、ぽんぽこの評価値で羽生竜王の評価が一気にー600点まで落ちたのが佐藤名人の12角に対して26龍と引いた場面。

あっという声が観戦者たちからあがったようだ。

その後も、好手をお互いに繰り出す展開が続いたが、46手目、佐藤名人が次の手以降に攻めるつもりで45佳打ちと打った場面で、羽生竜王が38玉と玉を早逃げ。

この場面でAIのぽんぽこは一気に評価値を羽生竜王の評価をそれまでからー1200減点。

この時点で、佐藤名人が有利に見えた。

しかし、ここからが羽生竜王がすごかった。

52手目、佐藤名人が頬っておくと羽生竜王が詰みの57桂馬なり詰めろにした瞬間。

この時点、佐藤名人がAI評価値で1200点ほど有利。

53手目から羽生竜王が猛然と王手をかけに行く。

33歩成りの「と」から連続王手をかけて、その流れで相手の佳成りを大きな駒損をしながら王手からの角で切り、AI評価値600点−まで詰める。

そのあと、なんと大切な攻めゴマの銀を48にうち、守備に。これはAI評価は悪く、900点以上のマイナスに。

しかし、実はこれが妙手だった。

ここから、羽生竜王はまさかの38の玉の早逃げに繋げ、最終盤は最果ての18玉まで王を逃がし、一手差で詰まない場所に。

そこから73手目から猛攻を仕掛けるが佐藤名人も最善の手で固く守り続ける。

それに最善手で迫り続ける羽生竜王。

そして打ち込んだ81飛車。

これはあるソフトではー1000点にまでマイナスになる手だったが別のソフトでは高得点の妙手。

その後、佐藤名人が92手目、62角というAIで1700点も手を悪くする悪手を出してしまう。

これはいつのまにか羽生竜王の妙手の連続に持ち時間を奪われ、秒読みが迫る中、ものすごい広い手を読まなければいけない中で起こった唯一のミスだった。

97手目。72竜でついに佐藤名人が投了。

すさまじい。すさまじい戦いだった。

2日間、AIぽんぽこで見る限り、羽生竜王が2度ほど悪手を指したかに見えたが、佐藤名人は勝負がほぼ決し始めた最終版の92手目の失敗までは大きなミスはなく見えて、いつの間に羽生竜王が逆転したか、敗着の一手は何かわからないほどの将棋だった。

実は、家庭用のAI。それでも羽生竜王の実力を数値化して2300点だとすると、3500点を超えるレートのコンピュータAIのelmoやぽんぽこ、技巧のどれかの最善手を羽生竜王も佐藤名人も打ち続けていたというから本当に驚いた。

人間にそんなことが可能だとは。

特に、佐藤名人はまさにそれら家庭用AIの最善手をずらすことなく打ち続けたが、最終版は羽生竜王は家庭用コンピュータではなく、スーパーコンピューターで何億、何十億モードと分析しないといけないような家庭用AIでは打てないような最善手を繰り出して破ったようだということでした。

実際、家庭用のAIの評価値を見ていっても、明確な佐藤名人の敗着の意味は分かりません。

すでに、90年代、チェスで最強のカスパロフがIBMのスパコン、ディープブルーに敗れ、そして2016年、佐藤名人がAIポナンザに2連敗し、今は、コンピュータに人間は絶対勝てないという認識です。

そんな中、まさに、棋神が人間である羽生竜王に降臨し、羽生竜王が現人神になったように感じました。

解説者たちも、AIも惑わせた、羽生竜王と佐藤名人の対局。

まだ第一局を終わったにすぎません。

まさに神の領域の戦い2018年名人戦。

羽生竜王が名人を奪取して、100期目のタイトルを取り、彼の最低限の定位置、3冠に返り咲くか。

30歳という若さで、47歳の羽生竜王に名人を再奪還されて、時代を戻されたくない佐藤名人が巻き返すか。

今後もものすごい戦いになりそうです。

たのしみですよね。


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