運動会のあと

マスミの保育園の運動会。
父母出し物のダンスで、「はまぐりボンバー」のダンスをしたのは前述の通り。

ママ２０人に対し、パパさんが３名参加した。
ただの参加じゃない。
女装して、だ。
ママたちと同じスカート、カツラをかぶり、化粧まで！

おっさん（失礼）の女装は、私たち大人はもちろん大ウケ。
女装したパパさんが子どもたちの前に登場した瞬間、
４、５歳児たち、やんややんやの大爆笑の大騒ぎ。
マスミなんか、覚えたての大人言葉「きもーい」を喜んで大連発。

あ、５歳は笑って受け入れられる年齢なのね、と納得。

ところが２歳のトオルには、無理だったようで。
女装したパパさんを見て、表情が激変、ばあばの陰に隠れて怯えていた。
怯えるトオルを見て、ショックを受けるパパさんたち。

翌日、運動会の思い出を絵にしていた。
クラスの壁に、全員の絵が貼ってある。
ある女の子の絵に目が行った。

それは「はまぐりボンバー」のダンスをしている、
自分のお父さんとお母さんの絵。
彼女のお父さんは、女装メンバーの１人だったのだ。

・・・そっか、運動会で一番心に残ったんだね（笑)

(写真はマスミの絵。彼女の思い出は玉入れだったらしい。)