ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

サウジアラビアから

2010年04月19日 | ましこノート
おはようございます!今リヤドにいます。

現地時間19日朝7時半です。

17日21時40分発ドバイ経由でリヤドに入りました。

ヨーロッパ経由便は噴火による火山灰の影響で全滅状態です。

今年2月に初めてサウジアラビアを訪問しましたが、

その時の協議で合意した案件と継続的な協議が必要な案件について、

フォローアップを速やかにするため、併せて鳩山内閣の中東重視の

姿勢を伝えるためにサウジアラビアを訪問した。

ナイミ石油大臣と役1時間半会談した、原子力、再生可能エネルギー、

太陽光、水、医療など新たな分野での産業協力を更に推進すること

則ち新たなステージに入る日・サ産業協力に合意した。

また人材育成分野において両国が機関設置を念頭に新たな協力を

行う合意もなされた。

前日発表された国王の強い意思に基づくサウジ原子力・再生可能

エネルギー・CITY構想があり、タイミング良く活発な中身の

深い話し合いが出来た。

また油価高騰傾向について経済に与える影響が懸念される旨を

伝えた、石油大臣は油価上昇は「ペーパーオイル」のためであり

金融分野から先物原油市場に大量の資金流入のためであり、

油価上昇を望んでいないが、産油国として出来ることは限られて

いるがお互い協調して油価の動きをチェックしていくことになった。

アリレザ商工大臣との会談も約1時間半に及んだ。

3年前に日サ間で合意された中小企業についての提言がまとまり

「中小企業提言書」の交付式を行った。

今日これに基づいて、中小企業ワークショップを行う。

提言書を具体的に実行していくための活発な意見交換があり、

特に中小企業の人材育成分野を更に進めていく合意がなされた。

ハカミ経済企画副大臣とは特に「医療ツーリズム」に関して、

集中して話し合いをし5月に来日の際、ゴザイビ大臣と共に

医療機関を視察、検討することになった。

また前回訪問時に話題になった桜について今回、日本の桜の苗木

20本を持参し贈った、ぜひともサウジアラビアに桜の花が咲く

ことを願う。第一報をお知らせしました。

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