ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

答弁拒否

2005年01月24日 | ましこノート
今日から代表質問が始まり民主党岡田克也代表がトップバッターとして立った。
小泉首相の答弁が従来と何等変わらない不誠実なもので、8項目について再質問をしたところ、木で鼻を括ったような傲慢な態度で答弁拒否をした。
再、再々質問が議会で認められているにもかかわらず「前の答弁で誠実に答弁したから充分」だと言って答弁拒否をしたら議会民主主義は成り立たず崩壊してしまう。約50分近く本会議場での議会運営係の交渉がまとまらず民主党は議場退席を決めた。

勿論答弁拒否は認められないが、議場退席をすれば自民党の思う壺である。民主党審議拒否にすり替え淡々と審議を進めていき、民主党批判を繰り返していく破目に陥るのが見えている。退席をせず議場内で徹底的に小泉首相の答弁拒否を責めあげ、審議不能にすべきだと私は主張した。

答弁拒否が悪いのか、退席が悪いのかが天秤にかけられ、代表質問に対する答弁拒否という議会民主主義の根幹を揺るがし、自殺行為が隠されてしまうことになってしまい残念である。
波乱の幕開けとなったが小泉内閣を追い込むチャンスを逃したのは悔やまれる。