goo blog サービス終了のお知らせ 

あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

ピアノを買うと決めた後

2013-01-18 21:31:40 | 趣味のピアノ
ピアノを買いましょう、となっても納品までは時間がかかります。店に置いてあるピアノであれば、それを持ってくればと思いますが、新品で購入する場合は購入契約を結んでから、製作に入るそうです。一ヵ月半後に納品になります、と聞いてしばらくの間はお店のレッスン室のピアノを週一回借りて、慣れる事にしました。

同時に、大人のレッスンもありましたので、申し込みをしました。やはり、最初から教えてもらうと、色々な事が判ったりします。レッスンを受けた後で、復習するように弾いてみると、なおの事良く判るようになります。練習していると、ピアノと云う楽器が体になじんでくるのが良く判ります。カメラも同じですね。手がこの位置と覚え込んでしまいます。

ピアノが納品されて、一番良かったと思われたのが、レッスン室のピアノと家のピアノ、大きさこそ違いますがどちらもグランドピアノで、同じ事です。無事に家の中の廊下をくぐり、部屋の入り口をすり抜けて、設置されました。やはり、コンパクト・グランドピアノは小さいですね。ほんとにアップライトより小さなピアノらしきものが運ばれ、足が付けられて、ペダルが付けられると、グランドピアノになります。しかし、前に座った感じは、レッスン室のピアノと変わりません。少し音のふくらみが小さい位でしょうか。小さな部屋ですので、どちらも同じように感じてしまいます。

初めての調律の時に、調律師の方が、これから、このピアノは貴方に一番合ったピアノになっていきますよ。という言葉が耳に残りました。ピアノは半分位、自動ラインに乗せられて生産されているものですが、それこそ一台一台が微妙に違う、アナログ楽器な訳です。弾き比べると判るのですが、各々微妙に違いますし、これから弾く自分自身の癖が乗り移っていく訳です。そして、音の好みを聞いて、一番合うようにキャスターの向き等、細かな部分を調整してくれました。これで音が変わると云う事は、正直びっくりです。

2回目以降の調律の時に、今どの曲を練習していますかと聞かれ、では、それに合わせておきますね。等と云う事も驚きでした。鍵盤を押す重さや、もどり方など微妙なところを合わせ込む事が出来るそうです。しかし、部屋の湿度によって響き方も微妙に違います。明るい曲の時は湿度を下げ、重い雰囲気の曲では心もち湿度を上げる。湿度40%以下や70%以上は避けると云う事もその時に習いました。

今では、バイエル一途と云う教え方はしないみたいです。代わりに、バイエルの教則が少し入った、これ聞いたことある。と云う曲が題材になっています。片手から両手、ト音記号からヘ音記号の展開が、結構スムーズになっていて、知らぬ間にマスターできると云う具合です。時代は変わったものですね。小中学校の音楽の時間で、習った事をきれいさっぱり忘れているのですが、聞いた事のある曲や好きな曲を題材にすると、見事に思い出したりします。


Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/60sec F3.1 ISO400(フラッシュ撮影)
1カ月単位で、曲をマスターしていき、半年位で何とか両手で弾けるようになってきました。面白くなってきた所で、発表会が近くなってきます。大人のコースでも発表会があるのですね。これ、難しいけどチャレンジしてみますか。等と云う所で、意外な難関があったりします。今まで、使った事が無かったペダルですが、今までは体を安定させるために両足を踏ん張って弾いている訳で、使う自信がありません。ピアニストの方は、上手く踏んでいるように見えるのですが。習い始めて半年目、大人の体格に合わせてピアノは出来ていますから、ペダルは出てきて当たり前なんですね。

と云う訳で、先生と私が、ペダルについて大笑い。どういう事になったのかは、次の機会に投稿する事にしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Q10に時計が付いてきた。

2013-01-14 20:22:00 | ミラーレス一眼レフ
昨年12月にペンタックスQ10を購入し、その時に店員さんからこんなキャンペーンがありますけど。と伝えられたのがQ10ウォッチです。その時は、第1弾のバッグにも興味がありました。この様なカメラを意識させるようなアイテムは、何かしら気になるところです。

申込書を購入した週末に送ったのですが、年が明けても到着しませんので、もしかしたら送り場所間違えたか、切手貼っていなかったか、等と色々不安になる事を考えていました。先週土曜日に無事に到着となり、早速お披露目です。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
外装箱はこの様な感じに、結構気合入っています。しぼ皮調は旭光学からのカメラやレンズケースの伝統みたいなものですね。思わず昔を思い出し、と云う感じです。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
ふたを開くと、パンフレットで見た時計が出て来ます。思った以上に重たい時計で、大きく感じます。皮のバンドにこだわりを感じます。Q10の表示板やベゼルの形など、Q10の雰囲気満点です。

その他、色々と見てみて、パンフレットに無いギミックもありそうな気がしました。文字盤のガラスですが、これ、メニスカス凹レンズじゃないでしょうか。これ付けたいがために、ガラス部分は円形だったりするのかな。等と考えてしまいます。ガラス部を横から見ると、ガラスが盛り上がっていて、しかも裏側のへこみも見えたりします。マウントだけではなくて、レンズも付いたカメラを意識しているようです。

面白いギミックですね。カメラ以外の時計まで、心血注いで設計する。モノづくりの情熱を見た感じです。
これ販売したら、買う人多いだろうな。等と思ってしまいます。Q10の文字は、機種を特定しますので、はずしてシンプルな感じになるとは思いますが。
明日から出張に出て来ます。3日ほど更新は無くなりますが、金曜日辺りからピアノの話題を投稿予定です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SMC Macro Takumar 100mmF4

2013-01-14 09:55:29 | タクマー・レンズ
兄貴分のレンズとして、SMCべローズタクマー100mmF4があるのですが、べローズユニットが無いと、無限遠が出せないために、100mmマクロレンズはあまり注目されていなかったように感じます。べローズは、買うと高いし、手持ち撮影はほとんど不可能になります。この様な背景から生まれてきたレンズと云えそうです。

べローズユニットを買った場合に、何もべローズタクマーでなくても、引き伸ばし機のレンズや、色々なマウントのレンズを接写用として使う事が出来ますから、あまりタクマーの出番が無かったのかもしれません。先達の方々もそのようにして愉しんでいました。

しかし、最短撮影距離が長くないと、虫や生き物を大きく拡大して写すことはなかなかできません。花や木などもクローズアップしたいけれど、なかなか近寄れない。そんなジレンマを抱えながら撮影していたころを思い出します。今では、この距離の事をワーキング・ディスタンスと表現して、かなり距離の取れるマクロレンズが出てきています。

その先鞭を付けていったのが、このSMCマクロタクマー100mmF4であったような気がします。1/2倍の倍率まで近寄っても、結構距離が稼げます。マクロタクマー50mmF4は、レンズ先端と被写体がくっつきそうになりますので、この距離はマクロ撮影時に有難く感じました。これなら、三脚の足を広げても無事に撮影を行う事が出来ます。花壇の花など、花壇の中に三脚の足を入れることはご法度です。公園の中などで、撮影できる機会がこれで増えました。

作られたのはSMCタクマーの最後発で、その後のKマウントレンズにも続投しています。つい最近のFAマクロレンズも、基はこのSMCマクロタクマー100mmF4ですから、息の長いレンズと云えそうです。流石にSMCタクマーの最後発ですから、ピントリングもローレットではなくて、簡易なゴム巻きになっています。

しかし、このレンズ高いですね。中古品でも結構な値段です。写してみた感じは、近くのボケかかった背景が2線ボケ傾向になります。背景と被写体を同じ輝度で明るくすると、この傾向が出て来ますので、明るい被写体のエッジに点光源ボケがかからないように、ファインダーを良く覗いて、構図を決定します。

しかし、気になるのはその傾向だけで、線の細いしっかりした画像を吐きだしてくれるレンズですから、昔レンズの必須事項であるフード装着とハレ切りを丁寧に行えば、驚くほど高解像な撮影結果を得る事が出来ます。また、被写体までの距離が1.2m(撮影倍率が0.1倍)よりも短くなると、マクロ領域になります。撮影倍率を0.1で割った値の分だけ焦点距離が長くなったように感じます。倍率0.5倍では、500mmクラスの望遠レンズと同じような対処が必要になります。少しの振動で画面大揺れ、手で押さえつけるのが難しくなります。

解像感が低いと感じるときは、微ぶれと背景の処理にあるのかもしれません。色々と注文が多いレンズですが、ハッとするような写真が撮影したくて、持ち出してしまうレンズと云えそうです。

それでは、昨日撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-5 SMC Macro Takumar 100mmF4
撮影データ:1/400sec F5.6 ISO100
またもや、すすきの花穂を撮影しました。綿毛の一本一本がきれいに解像されて、すっきりと写せます。穂が風でなびきますので、あまり撮影倍率を大きくしないようにして撮影します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SMC Takumar 35mmF3.5

2013-01-13 16:45:50 | タクマー・レンズ
一昨年に購入したレンズです。元々は、オートタクマー35mmF3.5がありましたので、スーパータクマー、そしてSMCタクマーは購入する必要があまりなかった訳です。しかし、コーティングの違いによる描写の雰囲気は各々違いますので、スーパータクマーの購入とあまり時期が違わずに購入しました。

タクマー系35mmF3.5のレンズは、一番小さなレンズとして紹介されています。確かに、一番小さな感じで、特にオートタクマーはフィルター径が46mmφと、一番かわいらしいレンズです。小さいがゆえに、絞り輪を回す時に、一緒にピントリングが回ってしまう事もありますが、持ち方を考えれば、操作感はそれほど悪くはありません。

最短撮影距離は、45cmと近寄れないレンズですから、被写体の大きさを選びます。しかし、かなり大きめの被写体に近寄ることで、程々の被写界深度で大きな被写体を背景から浮かび上がらせる事が出来ます。しかし、程々の大きさの被写体はなかなか見つかりませんので、出番はそう多くありません。

撮影した印象は、まさに堅実な写りです。多少硬調に写りますが、被写体の細かな部分まで省略しないで写し込む事が出来ます。線の細さと硬めの雰囲気が味わえますので、他のタクマーとは少し違った雰囲気を狙う時に、持ち出すのが良いかもしれません。ピントの山がつかみ易いレンズですから、撮影もストレスなく行う事が出来ます。

逆光雰囲気では、フレアが出て来ますし、ゴーストも普通に出てくる昔レンズですから、フードを装着して、手でハレ切りを行う事が必要です。しかし、しっかりとハレ切りを行う事で、良好な画像を手に入れる事が出来ます。手間ひまかけて撮影することが必要なレンズです。大きな前玉には、コーティングが施されていませんので、SMCタイプのレンズでも、ハレ切りは必須です。

パンケーキ・タイプのレンズ程ではありませんが、レンズ自体が出しゃばりませんので、街角スナップ用として好適です。35mmレンズには、35mmF2クラスの大口径広角レンズがありますが、背景ボケが柔らかく撮影出来ますので、背景がうるさくなる時は、F2の大口径レンズを用いると良いかもしれません。35mmF3.5のレンズは、トリウム系レンズではないようですので、黄変と云う事をあまり気にかけずに済みます。

柔らかく温かみを持たせたい時には、F2クラスの大口径を、反対に固く締まった画像を求める時には、F3.5のレンズを用いると、雰囲気が合った写真になります。良く出回っている28mmF3.5のレンズの陰に隠れて、目立たない感じの35mmレンズですが、中古価格もそれほど高くはありません。APS-Cサイズのディジタル一眼レフ・カメラに付けると標準レンズとして活躍します。

出番が多くなる程の描写性能は持ち合わせていませんが、堅実な写りが楽しめるレンズとして、たまに持ち出して撮影するのが良いかもしれません。

それでは、土曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-5 SMC Takumar 35mmF3.5
撮影データ:1/1000sec F8 ISO100
川の流れを逆光で撮影してみました。フレアやゴーストの発生を抑えるために、手でハレ切りを加えます。コントラストがかなり高くなって、塊のようなすごさを演出する事が出来ます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレーのこだわり

2013-01-12 20:23:54 | 男の献立
石川県は金沢カレーが有名かもしれません。カレー屋さんがとにかくいっぱいあります。注文してから、運ばれてくるまでの時間が短いのも、売りなのかもしれません。意外とせっかちなのかもしれませんね。同じくせっかちな人に合うラーメン屋さんもあります。

金沢カレー、冷めた状態で食べるな。等とも聞きます。確かに、一回やってみたのですが冷めてしまうと相当辛くなり、食べ難くなります。舌の先がひりひりで、水を飲んだくらいではなおりません。

ですので、作るカレーもこだわりがあります。カレー・ルウの他に香辛料を結構入れたりします。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/20sec F3.1 ISO800
ガラムマサラ、結構いいですね。数種類は持っていたりしますので、混ぜて楽しんだりします。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/30sec F3.1 ISO800
チャツネは甘いので、辛さがなおの事引き立つような感じです。しかし、この様にうんと辛くしても、暖かなうちはあまり辛さを感じません。

食べていると、頭のてっぺんが汗をかき、すがすがしい雰囲気になります。辛いけれど香りが相当にありますので、口に含むとふわっと香辛料の香りでいっぱいになり、すがすがしさが倍増します。カレーは薬膳料理等と云われますが、まさにそのような感じで新陳代謝が極端に良くなり、体内の老廃物が汗になって流れていくような感じです。

カレー作る時に、一緒に作るものがありますので、紹介しておきます。玉ねぎスライス。生のままでいただくのですが、意外と辛いので、カレーにも良く合います。作り方はいたって簡単ですので、参考にされるのも良いかもしれません。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/50sec F3.1 ISO800
1. 玉ねぎ1つ(4人分)をスライサーで薄切りにします。切ったら水にさらします。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
2. 人参半分も千切りスライサーで千切りにします。これも切ったら水にさらします。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/25sec F3.1 ISO800
3. 水にさらす時間はお好みで決めます。短いとストロングな味わいになります。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/20sec F3.1 ISO400
4. 水を良く切って、器に盛ります。
5. 食べる直前に花がつおとポン酢をかけます。

カレーは日本人の好きな食べ物で紹介されています。我が家でも大好きですね。市販のカレー・ルウに一工夫すると、結構おいしくいただけます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする