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あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

Fujifilm FinePix AV250

2018-09-30 06:55:18 | コンパクトデジカメ
今では懐かしい単3乾電池仕様のディジタルカメラです。一時期の高画素ブームにあやかって、1,600万画素の高精細画像が得られる優れものカメラなのですが、レンズの性能がそこまで追いついていないですから、しっかりと絞り込んでシャッター・スピードに注意しながら撮影するカメラです。

リチウム電池仕様のディジタルカメラが増えていくに従って、カメラメーカも昔ながらの乾電池仕様カメラを作らなくなってしまいました。このカメラが最終品のような感じでもありますので、福袋に入っている事を確かめて購入となったカメラです。乾電池仕様カメラは余り人気が無い様で、その前には叩き売りに近くなっていました。

フラッシュも、AFも、おおよそコンパクト・ディジタルカメラに必要とされる機能は、全て入っていますので後付けのアクセサリーも必要がありません。おおよそ全てのシーンで撮影が出来ますし、フジフィルムさん独自の3回撮影パノラマ等の楽しい機能も付いています。

フィルムカメラでは乾電池仕様は半分当然な感じで、コイン電池や乾電池、そしてリチウム乾電池を使います。しかしディジタル画像を記録するわけではありませんので、小さな電池ですごく長持ちします。しかし、コンパクト・ディジタルカメラでは、乾電池があまり持ちませんので1回の撮影行でおおよそ2本の乾電池を使ってしまう事になります。

このためにニッケル水素電池で反復使用となるのですが、ニッケル水素電池自体電圧が少し小さいこともあって、直ぐにバッテリー切れの表示が出てしまいます。乾電池が一番長持ちといった感じなのですが、コストも相当高くつきます。昔は月に電池50本ほど消費してしまって、あわててニッケル水素電池に切り替えといった感じでした。

しかし、考え方を変えるといざという時のリリーフカメラとしては結構使いでがあります。今では旅行先でコンビニを見つける事が容易ですし、無くても近くにスーパーがあったりします。メインで使っているリチウム電池仕様のカメラが電池切れになったときでも、単3乾電池2本を買ってくれば、続けて撮影が行えます。

このために、旅行の時にはこのファインピクスAV250と単3乾電池2本を別々にして、バッグの奥に仕舞いこんでいたりしています。フィルムカメラの場合は、コイン電池が主ですから、スーパーやコンビニで手に入らない場合があり、そこで撮影終了というのもなんだか悔しいですから、このカメラが登場してくれる事になります。電池を入れて日付合わせは多少面倒くさいのですが、貴重な一台です。

しかし、高画素で流石のフジノンレンズが付いていますから、写りも良いですしフィルムモードで鮮やかなリバーサルフィルム・モードが選べる所が、フジフィルムさんの良い所です。注意点はマクロモードの使用で、いっぺんに電池がなくなってしまう(どうやら電磁石を使っているみたいです)ので注意が必要という事です。

なんだかんだとマクロにしないで、玄関先に出てプチ撮影です。久しぶりに電池を入れて撮影を行う事で、カメラもまた復活したような感じです。

それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。


FinePix AV250 Fujinon5.7~17.1mmF2.9~5.2
撮影データ:1/125sec F5.2 ISO200
夏の間は干からびたようになっていたつたの葉も、ここ数日の雨で元通りになりました。緑色で紅葉が始まらないうちに撮影しておきます。
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