黒白フィルム現像は、今までフジフィルムさんのミクロファイン一辺倒だったのですが、昨年アドックス製のHR-DEV現像液を手に入れて、お試し現像をしてみてトーンの出方が違うのでびっくりしたわけです。微粒子現像液となっているのですが、銀粒子も溶かしませんので思った以上にシャープな感じが出てきました。
かなりトーンの出方も違ってきて、くっきりはっきりとした画像になりますから、これがHR-DEV現像液の個性と言えそうです。2回くらいまでの現像作業が行えそうなのですが、やはり2回目となると少しもっさりとした仕上がりになります。基本的には使い切りの現像液にした方が良い感じで、回転現像もできるようになりましたので、小さなボトルを探してきて使い切りの現像液にしてしまいました。
その後、現像液の個性があることが判りましたので、他の現像液にも目が向いてくることになります。手始めに試したい現像液ということで、ロジナール現像液を入手することにしました。ヨーロッパではかなり有名な現像液なのですが、フィルムの黎明期からずっと存在している年季の入った現像液です。
現像してみると驚くほどシャープに仕上がります。特徴はそれだけかというと中間調もかなり再現してくれる印象ですから、今まで白飛びや黒つぶれに悩まされていた我が身とすれば、かなり新しい印象の現像液です。ワンショット現像液ですから、1回限りの使用にするのですが、回転現像を行う環境下ということを考えれば、現像液量を少なくして楽しむのが効率的です。
手に入れた2種類の現像液は、それぞれに特徴を持っていますので、飽きないで楽しめるといった感じです。使用液量もかなりセーブできますから、旧来ミクロファインも液量を少なくしながらワンショット化していこうと考えています。定着液となるとあまり画像の影響もなさそうで、大きな処理能力を持っていますので、従来通りのスーパーフジフィックス一辺倒でもよさそうです。
2種類の現像液を愉しんだわけですが、結構条件がフィルムごとに違っていて、違ったフィルムを同じ現像タンクに入れて、一遍に現像は出来ない感じです。オールラウンドに現像が行える現像液と考えるとあまり有りません。ミクロファインもフィルムが違えば仕上がりの濃さが違いますので、オールラウンドに使えるというわけではありません。
色々探してみたところ、ローライ製のスーパーグレイン現像液に目が留まりました。温度条件や現像時間、そして希釈度合いもほとんど同じで色々なフィルムを現像できるようです。これは有難い特徴で、従来は1本1本時間や濃度を変えながら現像していたのですが、この現像液を使うことで複数本のフィルムを一辺に現像することができます。
早速現像液を注文します。希釈度合いはかなり低くていっぱい現像できないのですが、アマチュアや趣味の世界の方々を対象に作られていますので、その分コスト的にはリーズナブルです。計算してみると黒白フィルム1本で30円ほどになりますので、ミクロファイン現像液とほとんど同じです。ヨーロッパの現像液は濃縮液タイプがほとんどで、粉を温湯で溶かす面倒くささが無くて至極便利です。
現像液が入手出来て、早速35㎜フィルム1本用の現像液を作成します。ワンショットとは書かれていないのですが、2本目以降は現像時間を増やす必要がありますから、使い切りの方が何かと便利です。今週は休日が2日間ありますので、最終日に黒白フィルム現像を行うことにしました。どのようなトーンで再現ができるか、今から楽しみです。
それでは、先月中旬に撮影した写真から掲載します。

PENTAX Q7 Telephoto Zoom 15-45mmF2.8
撮影データ:1/200sec F8 ISO640
雪が積もってしまって、じんちょうげの蕾も少し縮んだ感じです。しかし暖かな春はもうすぐで、しばらくすると咲き出しそうな感じです。
かなりトーンの出方も違ってきて、くっきりはっきりとした画像になりますから、これがHR-DEV現像液の個性と言えそうです。2回くらいまでの現像作業が行えそうなのですが、やはり2回目となると少しもっさりとした仕上がりになります。基本的には使い切りの現像液にした方が良い感じで、回転現像もできるようになりましたので、小さなボトルを探してきて使い切りの現像液にしてしまいました。
その後、現像液の個性があることが判りましたので、他の現像液にも目が向いてくることになります。手始めに試したい現像液ということで、ロジナール現像液を入手することにしました。ヨーロッパではかなり有名な現像液なのですが、フィルムの黎明期からずっと存在している年季の入った現像液です。
現像してみると驚くほどシャープに仕上がります。特徴はそれだけかというと中間調もかなり再現してくれる印象ですから、今まで白飛びや黒つぶれに悩まされていた我が身とすれば、かなり新しい印象の現像液です。ワンショット現像液ですから、1回限りの使用にするのですが、回転現像を行う環境下ということを考えれば、現像液量を少なくして楽しむのが効率的です。
手に入れた2種類の現像液は、それぞれに特徴を持っていますので、飽きないで楽しめるといった感じです。使用液量もかなりセーブできますから、旧来ミクロファインも液量を少なくしながらワンショット化していこうと考えています。定着液となるとあまり画像の影響もなさそうで、大きな処理能力を持っていますので、従来通りのスーパーフジフィックス一辺倒でもよさそうです。
2種類の現像液を愉しんだわけですが、結構条件がフィルムごとに違っていて、違ったフィルムを同じ現像タンクに入れて、一遍に現像は出来ない感じです。オールラウンドに現像が行える現像液と考えるとあまり有りません。ミクロファインもフィルムが違えば仕上がりの濃さが違いますので、オールラウンドに使えるというわけではありません。
色々探してみたところ、ローライ製のスーパーグレイン現像液に目が留まりました。温度条件や現像時間、そして希釈度合いもほとんど同じで色々なフィルムを現像できるようです。これは有難い特徴で、従来は1本1本時間や濃度を変えながら現像していたのですが、この現像液を使うことで複数本のフィルムを一辺に現像することができます。
早速現像液を注文します。希釈度合いはかなり低くていっぱい現像できないのですが、アマチュアや趣味の世界の方々を対象に作られていますので、その分コスト的にはリーズナブルです。計算してみると黒白フィルム1本で30円ほどになりますので、ミクロファイン現像液とほとんど同じです。ヨーロッパの現像液は濃縮液タイプがほとんどで、粉を温湯で溶かす面倒くささが無くて至極便利です。
現像液が入手出来て、早速35㎜フィルム1本用の現像液を作成します。ワンショットとは書かれていないのですが、2本目以降は現像時間を増やす必要がありますから、使い切りの方が何かと便利です。今週は休日が2日間ありますので、最終日に黒白フィルム現像を行うことにしました。どのようなトーンで再現ができるか、今から楽しみです。
それでは、先月中旬に撮影した写真から掲載します。

PENTAX Q7 Telephoto Zoom 15-45mmF2.8
撮影データ:1/200sec F8 ISO640
雪が積もってしまって、じんちょうげの蕾も少し縮んだ感じです。しかし暖かな春はもうすぐで、しばらくすると咲き出しそうな感じです。
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