1週間ほど前にヨーロッパでかなり寒くなった話がやってきて、そうすると1週間後には日本でも冷え込む日があるかと思っていたら、やはり1週間後に最低気温が10℃を割り込む寒い日がやってきました。2日ほどこの状態が続いた訳で、もうしまおうかと思っていた石油ストーブを引っ張り出して使ったら、灯油が無くなってしまってエアコンに切り替えという感じでした。
雪が降って来る訳ではないのですが、やはり最低気温が10℃を割り込むとさすがに寒い訳で、冬物の着物も流石に洗濯して衣替えという時期ですから、もう一度セーターを引っ張り出してきて風邪をひかないようにしたという感じです。もうすでに5月で、そろそろクールビズに衣替えという感じで支度をしていますから、面食らったというところです。
しかし、この2日間が過ぎてしまうと、汗ばむような日中の気温から復活してくるわけで、暑さが夜中まで残って寝苦しい夜になってしまいます。かといって最低気温は徐々にしか上がりませんので、お布団をなかなか夏仕様にも出来ないという感じです。この状態もあと少しという感じで、今年の夏は猛暑になるという予報も出てきています。
この寒さで木々も歩みを止めたかというとそうではなくて、結構暖かい日が続いていましたから、例年連休中は持っていてくれるハナミズキの花も、今年は連休前半で早々に満開になって散ってしまいましたし、連休が終わってから咲き出すこうぞの花も連休中に満開になってしまって、連休が終わるころには実だけになってしまいそうな勢いです。
連休中のお愉しみだった藤の花も、花が咲きだすと同時に葉が茂ってしまって、あっという間に花の見頃が過ぎてしまいました。何ともはやというような今年の春だったのですが、今年の春はなかなかやってこなくて、暖かくなったらすぐに通り過ぎてしまったという感じです。昨年はいっぱい花をつけてくれたヤマボウシも、今年は花の数が少なくて裏年という感じです。
暖かくなったり冷え込んだりと、目まぐるしい今年の春なのですが木々や草花はいたって例年通りの雰囲気で、花の期間は短くてあっという間に過ぎてしまったような感じです。唯一桜の花は開花宣言が出てから寒くなって、満開になるまで結構日数がかかりましたし、満開になってからもなかなか散らなかったという事になります。
いよいよこれからは夏に向かってまっしぐらという感じなのですが、これからも1日くらいは最高気温が20℃に届かない日が1日あるだけで、夏日になる日も増えてきましたから、順調に夏に向かって行くと考えています。しかし、この様な時期に最低気温が10℃を割り込む日があるとつらい訳で、風邪をひきそうになってしまいます。
それでも晴れて暑くなる日が増えてきましたので、毎日が日曜日の年金生活をしていますから、撮影行に出かけてみると冷え込んだ室内よりも外の方が暖かくなっている訳で、健康ウォーキング気分で少し遠くまで足をのばします。見ている景色はあまり変わり映えはしないのですが、面白い被写体はないかと色々探し回ります。
我が家の家庭菜園も、植え付けたときから気温が上がってきましたので、どうやら無事に植え替え成功という感じで、次の日には元気になっていました。今年はどれだけ収穫があるだろうと、早くも狸の皮算用の雰囲気ですがしっかりお世話を続けていこうと考えています。やっと初夏がやって来たという感じです。
それでは、今月上旬に撮影した写真から掲載します。
PENTAX K-1 SMC Pentax-D FA Macro 100mmF2.8
撮影データ:1/6400sec F2.8 ISO200
暑くなってくるとツユクサも花を開きます。白色の花は珍しくて、思わず1カットというところです。