お正月の3が日も最終日となり、そろそろ仕事モードで早起きから始めます。何しろ暮れから正月にかけては日中にゆっくりと行動していましたので、そろそろ朝にちゃんと起きる癖をつけておかないと、健康的にも悪いですしお正月太りになってしまいます。しっかりと夜は早く寝て、朝にしっかり起きれるように体調を整えます。
それでも昨年暮れから寒波襲来で、かなり寒い1日が続きました。日中でも3℃位までしか気温が上がりませんので、厚着をしてなるべく布団の中にいる時間を長くしていたというのが本音です。しかし、動き回ることも少なくなっていますので、なるべく撮影行はチャンスがあれば出かけるようにして、近所のスーパーは歩いて出向くようにしていました。
これだけ寒くなってくると開花してくる木や植物があるのですが、家の前の蠟梅はなかなか開花しようとはしません。おそらく暮れまでの気温が高かったおかげで、いきなり寒くなった時に開花のチャンスを逃してしまったと思われます。これから咲いてくると思いますが、何しろ落葉する時期が遅かったために1月中旬ごろに満開になると予想しています。
それでも家の中の植物は着々と準備を整えているようで、ジャコバサボテンがいつもの通りお正月過ぎころから満開になっています。寒くなったら一気に咲きだす冬の貴重な花なのですが、この休日は外歩きの撮影行ばかりに目をとられていましたので、灯台下暗しの感じで今頃気付いたということになります。
それではと思ったのですが、3が日の三日目はあいにくの雨模様で、空も暗くて光量もあまり稼げません。また室内ですから思ったよりも暗くて、マクロタクマーのF4クラスでは撮影がかなり難しくなります。このようなときにお助け役として活躍してくれるのが、チノンMCマクロ50㎜F1.7で、少し絞り込めばきっちりとしたマクロ画像を得ることができる優れものレンズです。
チノンさんはアルパ社のOEM製造を手掛けていましたので、自ずとレンズ自体の格好がスイターの外観と似てきています。また、チノンさんは鏡胴やメカニカル部分の製造にたけていますので、レンズ自体はアルパ社や国内メーカから供給を受けていたと思われ、このレンズはアルパ社のマクロスイター50㎜F1.9Cとそっくりそのままである事も頷けます。
レンズ玉自体も供給を受けていたレンズが使われていると思われ、リーズナブルな国産レンズということができます。しかし、レンズ名がマクロスイターではありませんので、価値とすれば国産レンズと同等ということになってしまう、悲しいレンズでもあります。しかし、描写の癖はそのまま受け継がれていて、マクロ域での少し柔らかめの描写が味わいとなっている面白いレンズです。
あいにくの空模様なのですが、さっと外に出て蝋梅を撮影し、家の中に入ってジャコバサボテンの花を撮影します。気になる健康ウォーキングは近くのスーパーに買い出しということで、適度な運動も行えたという感じです。お正月はどうしても太りがちになるために、細かな運動を行って仕事に備えているということになります。
それでは、今月初めに撮影した写真から掲載します。
PENTAX K-5 Chinon MC Macro 50mmF1.7
撮影データ:1/2000sec F2.8 ISO100
今年は雪の積もるのが早かったせいか、早めに満開になったジャコバサボテンですが、花期はかなり短くてあっという間に満開になりますから、気が付いたときに手早く撮影しておきます。