goo blog サービス終了のお知らせ 

あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

01 Standard Prime (Pentax Q7)

2013-12-19 20:27:35 | ミラーレス一眼レフ
試してみたかった組み合わせです。Q10の時にも抜群の解像力を誇るレンズでしたから、素子サイズが少し大きくなったので、解像力の点でどこまで伸ばせるのか、愉しみでもありました。しかし、素子サイズが大きくなると周辺部分の癖が顕わになってきますから、どの位まで持ちこたえてくれるのか、多少不安もあった訳です。

結果として、恐らくではありますが110サイズまで素子を拡張しても大丈夫な気がしています。周辺部分の癖は出てくるような気がしますが、オート110のディジタル版として開発されたQシリーズですから、当然ながら110サイズの素子を基軸に据えて開発を行ってきたと思われます。

ピクセル等倍で画像を見てみても、隅々まできれいに解像していますし、現代流のコントラストが高い画像でくっきりと写っています。素子サイズが1/2.3型から1/1.7型と大きくなり、カメラそのものの解像感が高くなっていますから、Q10で見られたピクセル等倍までの拡大で、多少甘くなる感じは無い様な気がします。

はっきり、くっきりと描写しますから、柔らかめの画像が欲しい時にはF2.8未満で使われる事をお勧めしたい感じです。絞り開放から解像感が出ているレンズですから、絞り開放でふんわり感を強調するのもお勧めであると思います。昔レンズではコントラストを上げる画像処理が必要でしたが、Q7では、逆にコントラストを下げる画像処理が必要な程です。

少し柔らかめの描写にしたい時には、ズーム・レンズと云う手段もあります。01で目が疲れる感じの時は、02のスタンダード・ズームで柔らかめに写すという選択肢も面白いと思います。01スタンダード・プライムの画像は、半切りサイズ位の大伸ばしで真価が現れてくるような気がします。

画角は35mmフィルム換算で38mmと、準標準レンズの画角になります。35mmF2のレンズと同じくらいのボケ量になりますが、背景のボケ量が思ったほどに大きくなりませんので、あまりざわざわとした背景を持ってこない事も必要に感じます。Q10に比べて画角が広く、初めのうちは戸惑う事が多くありました。意外と広い範囲が写ります。

解像感が高いおかげで、ピント合わせが楽に行えます。LCD画面で楽にピント合わせが行えますから、撮影が楽しくなります。また、35mm系の画角は構図も取り易く、加えて歪曲収差補正も完璧ですから、真っ直ぐな構造物が真っ直ぐに写ります。

反面、歪曲収差をある程度出して、ダイナミックな画像にする事も出来ます。歪曲補正スイッチをオフにすると、見慣れた樽状の収差が現れて来ますから、遠近感を付けたい時や被写体の誇張を行いたい時など、その場の雰囲気に合わせて補正のON/OFFを行うと良い様な気がします。

被写体の周りをぐるぐると回って、最も良い描写をとなるポイントをつかむ事が必要な、面倒くさいレンズなのですが、その面倒くささを忘れさせてくれる位の描写をしますので、手放せないレンズと言えるでしょう。現代の名レンズであると思います。

それでは、日曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9(35mm判換算38mm)
撮影データ:1/125sec F2.8 ISO100
池の水面に木々の姿が反射して、そのまま木を見ているよりも印象的に鑑賞できます。水面の揺らぎが判る程の解像力の高さは、流石スタンダード・プライムです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

02 Standard Zoom 5-15mmF2.8-4.5(Pentax Q7)

2013-12-13 20:18:20 | ミラーレス一眼レフ
結構使える標準ズーム・レンズです。解像感の心配はありましたが、中景から近接撮影で解像感が高くなるレンズですので、お散歩レンズとしてもかなり重宝します。絞り開放では画像が甘くなりますが、F5.6位まで絞り込むと解像感が高くなり、細かな部分までしっかりと解像してくれます。

問題点は絞り込むと解像感が高くなるのですが、同時に被写界深度がうんと深くなり、コンパクトカメラで撮影した画像になってしまう事で、主題となる被写体と背景の距離を充分に取っておく必要がある事です。このスタンスはコンパクト・ディジタルカメラである程度慣れた対処法なのですが、結構面倒くさい事ですのである程度の諦めは必要な感じです。

メリットに思えた機能は、歪曲収差をほとんど感じない事で、Qシリーズのカメラに装着すると、自動的に歪曲補正がかかり、ほとんど画像のゆがみを感じなくなる事です。試しに補正機能を外して撮影してみると、かなりの歪曲があります。広角側では樽型、そして望遠側では糸巻きの歪曲がはっきりと確認できます。

歪曲収差の補正をかける、かけないの設定をカメラ側で行う事が出来ますから、作品作りに収差を応用する事が簡単に行えます。広角側は23mm相当になりますから、強い歪曲で主題を引き立たせるような写し方も出来ますし、逆に歪曲を嫌う格子模様の構造物が入った風景の撮影にも対応できます。

このズーム・レンズを使用していて、やはりと言いますか、背面の液晶画面ではなかなか構図やピントを合わせ辛い感じです。EVFや光学ファインダーがあると、カメラを顔に付ける事が出来ますから、微ぶれも相当に防げるような気がします。

スタンダードズームも結構大きなレンズなのですが、それはあくまでもQ7と比較しての話で、こじんまりと小さくまとまりますから、持ちにくい感じは否めません。指の先を使ってホールドする感じですから、ディジタル一眼レフと違ってレンズ自体をわしづかみにする事での安定感は得られそうにありません。

三脚にのせると、三脚の剛性が勝ってしまって、カメラ自体を振り回す様な感じになってしまいます。三脚は昔の重い大口径レンズを、マウントアダプタで取り付ける際に使用することとしましょう。そうすれば、レンズの重さがありますから、釣り合いが取れて余計な振れを感じなくなります。軽いカメラとレンズならではの特徴です。

日曜日は、あいにくの雨模様でしたから、玄関先や近くの紅葉を撮影することとして、雨が小ぶりになった所でカメラを持ち出して撮影を行いました。ペンタックスQやレンズは防水機能がありませんから、濡れるとカビの繁茂する状況になってしまいます。晴れる日が待ち遠しい今日この頃です。

それでは、日曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q7 Standard Zoom 5-15mmF2.8-4.5
撮影データ:1/200sec F5.6 ISO800 焦点距離11mm(換算51mm)
玄関先の蝋梅も紅葉してきました。葉の間に花芽が大きく膨らんできています。葉がほとんど落ちたころから咲き始めますから、雪と蝋梅の花の競演が楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

02 Standard Zoom(Pentax Q7)

2013-11-29 21:38:52 | ミラーレス一眼レフ
久かたぶりに、ズーム・レンズが欲しくなりました。最近のズーム・レンズは性能が高くなっていますので、それほど周辺画質を気にしなくても済むようになってきています。しかし、購入を決めた要素は他にもあります。

それは、ディジタルカメラで簡単にHDビデオが撮影できるようになってきた事があります。横長の大画面ビデオが簡単に撮影できる。これは大きなメリットです。今では地デジのテレビとHDMI端子が当たり前になってきていますから、カメラでビデオ撮影を行って、帰ってからテレビで大画面鑑賞も平気です。

撮影した動画もSDメモリに入っていますから、尚更楽な訳です。以前の様にDVのテープしか使えない世界とは別の使い易さがあります。もちろん、撮影したカメラン静止画像はそれよりも高画質な訳ですから、ビデオはDVDかブルーレイに、静止画像はプリントに出せば、後からでも充分に愉しめます。

ビデオはコンパクト・ディジタルカメラでも撮影出来ますから、これで良いと思っていました。しかし、ビデオ撮影中のズーム機能が使えないコンパクト・ディジタルカメラも多く、ミラーレス一眼レフで使えるズーム・レンズが欲しかった訳です。もちろん今のディジタル一眼レフ・カメラでもビデオ撮影は可能ですが、大きくて重い訳でなかなか持ち運ぶ気にはなりません。

コンパクト・ディジタルカメラよりも画質が良くて、使い勝手が良いズーム・レンズは、と探していた訳です。そうなると、携帯性の良さからペンタックスQ用のレンズが候補に挙がります。色々試写された画像を見ていくうちに、02スタンダード・ズームが目に入り、購入となった訳です。

今ではレンズキットのカメラがお手頃価格です。レンズの価格に一万円程上乗せするだけで、Q7も一緒についてくる感じです。広角側がほんの少し広く写せる感じで、色々な場面に対応できそうです。バッテリーはQ10もQ7も同じですから、バッテリー2個分を買い足すつもりでレンズキットのQ7を購入しました。

最初の撮影行ではメモリ・エラーが出てしまい、あえなく撮り直しとなってしまいましたが、次の日にもみじの紅葉も盛りですので、近くの山に撮影行に出かけて来ました。作品取りの静止画では、思った以上に解像感は低くならず、快適に撮影が行えました。多少解像感は劣る感じで、01スタンダード・プライムでは半切り位まで伸ばせそうな所ですが、02 スタンダード・ズームではワイド四つ切位までの感じです。F8まで絞り込めば充分にコントラストが付いたしっかりとした画像となります。F5.6で線の細さが出て来ますから、絞り開放を狙わない限りは無難な画像を手に入れる事が出来ると感じました。

動画撮影では、静止画よりも画素数が粗くなりますから、そう絞り込まなくても充分に解像感のある画を得る事が出来ます。Q7は撮像素子サイズがQ10と比べて大きくなっていますから、より広い画角で撮影が行えて、とても便利です。

秋のもみじの写真を存分に撮影出来て満足できる撮影行となりました。それでは、日曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q7 Standard Zoom 5-15mmF2.8-4.5
撮影データ:1/30sec F5.6 ISO100 9.5mm(換算44mm)
もみじの紅葉と背景の松の緑。補色の関係に近くて、くっきりと写せます。色飽和が少なく解像感が高く写せます。現代レンズの特徴が現れている一枚です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Q10・Chinon MC Macro 50mmF1.7

2013-07-23 18:53:51 | ミラーレス一眼レフ
Q10でM42レンズを味わう。宮本製作所さんのマウントアダプタを購入して、いくつかの場面を投稿しましたが、何故かしっくりと来ない部分があり、あまり使わなくなってしまいました。マウントアダプタの後で購入した01スタンダード・プライムの写りが良すぎて、昔レンズのあらが目立ち過ぎたと云う事が背景にもあります。

M42のレンズは、非球面やアポクロマートレンズ等を使っているものがごくわずかであり、ディジタル一眼レフやフィルム一眼レフを使った場合には、ごく小さな範囲なのですが色収差やパープルフリンジが見受けられます。しかしごく小さな範囲ですからあまり気にはなりません。

Q10を使って撮影すると、撮像素子が小さいカメラですから、小さくて気にならなかった色収差のあらが大きく拡大されてしまう事になってしまいます。大きくなった色収差は、気になるようになってきます。昔レンズでは仕方のない事ですね。

しかし、Kマウントのアダプタを使う事で、現代のレンズをペンタックスQに取り付けると、色収差が少なくなっていますから、解像感の良い撮影結果を得る事が出来ます。これだけM42の昔レンズを集めていますので、そう簡単に現代レンズに変えるなどと云う事が出来ません。

残された策は、コシナ・ツァイスのZMシリーズを買って装着するか、と云う事ですが広角系のディスタゴンはどれも高価です。また、中古品も結構な額ですから、買おうと云う気分よりも専用レンズであるスタンダード・プライムを使っていこうと云う気になってしまいました。

それでも、アポクロマートレンズであれば、色収差もかなり少なくなるので探していた訳なのですが、丁度良い事にマクロスイターの国産品となるチノンMCマクロ50mmF1.7に出会った訳です。早速、K-5に取り付けて実写しましたが、予想通り色収差が少ない柔らかめの画像です。

Q10に付けて撮影しましたが、室内撮影で思ったような写真を撮影する事が出来ました。連日続いた雨も少し上がりましたので、外に持ち出して撮影といった按配です。それでは先週月曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q10 Chinon MC Macro 50mmF1.7
撮影データ:1/160sec F2 ISO100
むらさきしきぶの花を撮影しました。独特の濡れたような質感を得る事が出来て、満足しています。かなり柔らかめに写るレンズですので、柔らかさが誇張され過ぎるのを防ぐために、現像ソフトウエアでシャープネスをかけます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出張のお供に

2013-07-05 09:27:01 | ミラーレス一眼レフ
出張に出る事が多くなりました。出張している地域の景観や植物なども微妙に違いますので、毎年違った発見があります。しかし、移動しているときの景色は直ぐに過ぎ去ってしまいますので、専らカメラよりも自分の目に焼き付けて、覚えておくようにします。

トイレ休憩で立ち寄った道の駅などは、恰好の被写体探しのポイントになります。昨年と同じ景色の場合は、撮影しない事も多いのですが、最近は異常気象の話題が多い感じで、とっくに咲き終わっているような花が咲いていたり、見られそうな花がまだ咲いていなかったりと、場所によって結構楽しめるものです。

この様な時にペンタックスQ10は便利です。少々起動時間と書き込みの時間が遅いのですが、車の中から信号待ちの時の撮影が出来ないだけで、道の駅などトイレ休憩の時にはそれなりに活躍してくれます。

トイレ休憩でも、そこは次の目標場所がありますので、手早く撮影したりします。さっと取り出して手早く写す。この様な事を繰り返している感じです。車を降りてあたりを見渡して、用を済ませてから撮影等と云う感じですね。緑の色が濃くなる今頃は、川の流れに木々の色と空の色が映り込んで、すがすがしい雰囲気に写せます。

石川県では、既に咲き終わっている感のあるみずきの花が、高原では今が見ごろになっているようです。みずきと云うとアメリカハナミズキを思い浮かべる感じですが、昔から生えているみずきは、地味でがまずみのような白い小さな花を密生して咲かせます。秋には赤い実を沢山つけますので、こちらの方が格好の被写体になります。

梅雨の季節ですから、カメラを持って外に出る時には、濡らさないように気をつけています。ペンタックスQ10は、カメラとレンズに防水機能はありませんので、晴れ間を見計らって車外に持ち出し、雨が降っているときは持ち出さないようにしています。

以前はK-5とM42レンズの取り合わせを持っていったりしましたが、重たい事と車内で場所をとりますので、最近ではQ10ばかりになっています。このカメラですと軽いし、小さいので場所をあまりとりません。画質も良いので気に入って使っています。スタンダード・プライムはF5.6あたりで解像感が最も良くなります。F8では、多少の回折ボケが出てくる感じです。

それでは、出張中の写真から掲載します。


PENTAX Q10 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/200sec F2 ISO100
偶然トイレ休憩した道の駅で見つけたみずきの花です。石川県では撮影しようと思った時には既に散っていました。この様な場所で撮影できたことに感謝です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする