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あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

Q10・01 Standard Prime 8.5mmF1.9

2013-04-16 20:53:33 | ミラーレス一眼レフ
日曜日は久しぶりにスカッと晴れた休日になりました。スーパータクマー150mmF4を持って桜見物に出かけたのですが、何か物足りない雰囲気で、思い切って県外の富山県まで足を延ばしてみました。

車での移動でしたので、やはりカメラもK-5と考えていたのですが、ここは機動性を考えてQ10にスタンダードプライムを持って行きました。ズームレンズを付けるとあまり解像感は良くないのですが、このスタンダードプライムを付けると解像感が飛躍的に上がり、しっかりとした画像になります。

標準レンズの画角ですから、とにかく絶好のポイントを足で稼ぎ、見つける事にします。石川県内でもお花見の感じが多かったのですが、足を延ばした先の富山県魚津市では、少し遅れてほぼ桜が満開になっており、花見をする人が多かったように感じます。

ペンタックスのディジタルカメラは、少し彩度が高くコントラストも高めに写りますので、気楽に撮影すると直ぐに白飛びになります。昔のタクマーレンズは多少眠たい写りですから、画面の硬さが相殺されて雰囲気も良く表現されてしまうのですが、スタンダードプライムでは少し硬調な印象となります。

今流のレンズですから画面の硬さは強く出ます。コントラストも結構高く写りますので、少しアンダー気味に撮影して、後から現像ソフトウエアで思い通りの硬さになるように絞りを調節して最も調子が出ている絞り値で撮影します。

画像の調子も下げて撮影するのですが、晴天下では多少固めに写ってしまいます。桜の花は薄いピンクの色をしていますので、なかなかその色が出て来ません。空の色もあって、色が多少青くなってしまうためかもしれませんが、ピンク色ではなくて白っぽく写ってしまいます。

桜の花を楽しんだ後は近くの水族館へ行って楽しみます。魚津・滑川はホタルイカですね。展示もされていて発光するか楽しみだったのですが、光ってくれません。テレビでは良く見るのですが、光っている実物を写真に収めるのは、相当に難しい事であろうと思います。

そんなこんなで、帰りはやはり道の駅へ向かいます。氷見の道の駅でイカの黒作りとホタルイカの沖漬けを買って帰りました。やはり、海産物は美味いです。熱いご飯の上にのせていただくと、ご飯が何杯でも進みます。

それでは、日曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q10 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/1600sec F3.2 ISO100
なかなか難しい桜の写真です。帰ってからコントラストを少し低めに調整することで、何とか花と葉の色が出て来ました。
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Q10・Super Takumar 55mmF1.8(SMC)

2013-03-24 19:11:56 | ミラーレス一眼レフ
300mmF2.8のレンズは、高くて重い。最短撮影距離も思ったより長いので、見ていても購入意欲が湧いてこないですね。この様な時に活躍するのがQ10と標準レンズの取り合わせ。元々この撮影が行いたいがためにQ10を購入した訳ですが、狙い通り軽くてそこそこ良く写る300mmF1.8のレンズが手に入ります。

SMCタクマー55mmF1.8は、標準中の標準レンズで、かつてペンタックスSPと云えばこのレンズ付いてました。線の細い柔らかな描写と、安価なレンズとは思えない緻密な解像感は、他のレンズを試す時の比較材料になっていました。にじんで溶け込む背景ボケは、今でも立派に通用する描写性です。

このSMCタクマー55mmF1.8をペンタックスQ10に搭載すると、換算画角が焦点距離で5.5倍になりますから、見事に302.5mmF1.8のレンズに早変わりする訳です。軽くて小さくて、被写界深度も絞り開放ですごく浅くなるために、作品作りにはうってつけの状況になります。手軽にサンイッパですね。

おまけの特徴も付いてきます。最短撮影距離が45cmですので、撮影倍率がおおよそ0.8倍位になり、ほぼ等倍のマクロ撮影が行えます。実際は、そこまで撮影倍率を上げても、被写体の雰囲気が判り難くなる事と、画面が大揺れ状態で三脚なしでは撮影が出来ない程になりますので、あくまでも軽く拡大して使うようにしています。軽くて、明るくて、マクロ機能付きの300mmレンズに早変わりしてしまった訳です。

加えて、Q10自体の高感度画質が思ったよりも悪くならないために、安心してISO1600までの撮影が出来ます。ノイズは判る位になりますが、ノイズ自体のバランスを良く取ってあるような感じで、大伸ばしにしても荒れる様には見えません。反面、荒れた画像の力強さを表現したい時には、後から現像ソフトでノイズを追加する必要があります。

暗い林の中や、森の中に連れ出してもレンズ自体が明るいので、撮影時のストレスがありません。F2.8とF1.8の差は結構ありますので、薄暗い雰囲気の中でもISO感度をあまり上げる事が必要無い感じです。タクマーの55mm標準レンズは、絞り開放からある程度の解像感が稼げるレンズです。それでもF2.8位まで絞るとコントラストと解像感が高くなりますので、Q10の設定を鮮やかにしておくと、オールドレンズの特徴である抜けの悪さがある程度解消できます。

こうなってくると、Q10自体にはシャッター機能がありませんので、こんにゃく現象を低減するためにもペンタックス純正のシャッター機能付きマウントアダプタが欲しくなります。結構高いので最初は宮本製作所さんのアダプタを購入した訳ですが、シャッター機能は1/2000秒まで追従しますから、105mmのタクマーを付けて手軽にロクニッパで室内スポーツ撮影等と楽しめそうな気がします。

なんだかんだで、愉しんで撮影できるカメラが揃ってきました。それでは、水曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q10 Super Takumar(SMC) 55mmF1.8
撮影データ:1/125sec F2 ISO500
アオキの実が真っ赤になってきました。F5.6位に絞っておけば、もう少し解像感が上がったと少し後悔しています。晴天に恵まれた日曜日の撮影行は、色々な花に巡り合いました。また、照会したいと思います。
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Q10・Standard Prime 8.5mmF1.9

2013-02-26 20:14:18 | ミラーレス一眼レフ
かねてから気になっていた、Q10用の標準レンズがやってきました。小さいレンズです。135フィルム換算ではおおよそ47mmの画角となり、ペンタックスのお家芸、変な焦点距離を踏襲しています。

作例を見る限りでは、かなりの高解像度が期待できますし、解放F値が低い事による背景のボケも期待できます。そして、コーティングや現代のレンズを採用した事による、収差のあまり感じられない画像にも興味がありました。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
レンズには、ペンタックスのお家芸、SMCの文字が光ります。スーパーマルチコーティングは今も健在です。そして、[IF]の文字が。インナー・フォーカスなのですね。今まで使っているレンズのほとんどが全群繰り出しですから、新鮮な気持ちがします。しかし、インナー・フォーカスでは、近接時の拡大倍率があまり稼げませんので、マクロ撮影はほどほど、が良い様です。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
机の上に置くと、あまりにも軽くて小さいので、そのままインナー・フードを付けてしまうとレンズ自体の存在感が無くなりそうです。標準レンズ用の円筒フードを装着すると、恰好的には、収まりが良くなるような気がします。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
Q10に付けるとこの様な感じになりました。何かしら昔チックで良い雰囲気になります。バルナックな感じですね。銀色の保護用フィルターを買っておけばよかったと、ちょっと後悔ですが、こんなもんでしょう。

雪空なのですが、晴れ間を見計らって撮影してきました。予想通り現代的な写りをします。コントラストが高くなって、鮮やかに写ります。反面中間調が出難くなっていますので、背景を含めて中庸の調子になるように狙う事で、好きな画像となります。今までのタクマーで少し眠たく写る位がちょうど良い様です。

解像感はかなり高く、はっきりと写ります。背景のボケ味は少し少なめですが、一般的な標準レンズですので、良く健闘していると思います。絞り開放から良く写るのは、現代レンズの証。なるべく絞りを開け気味にして写さないと、画面自体が硬くなり、さっぱりとした味気ない写りになりますので、ふんわりとした背景を得たい時には、絞り開放位が丁度良い感じです。

被写界深度は、絞り開放でもそこそこありますので、撮影が行い易い感じです。オートチノンの前後1mmしかないような深度ではありません。前後数mmはありますので、斜めから狙う花や厚みを持った被写体をそつなく写してくれます。

Q10用の付けっぱなしレンズとして、活躍してくれそうです。

それでは、日曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX Q10 Standard Prime 8.5mmF1.9 (換算47mm)
撮影データ:1/640sec F1.9 ISO100
まんさくの花がそろそろ満開になります。初春を彩る花ですが、結構長い間咲いています。
絞り開放からの解像感は、正直びっくりでした。少しあっさり目の発色は、現代レンズの特徴の様な気がします。
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Q10・SMC Takumar 28mmF3.5

2013-02-14 22:03:08 | ミラーレス一眼レフ
ペンタックスQ10を買ってから、2カ月位経ちました。結構写りは良いのですが、タクマー・レンズを選びます。また、古いレンズを付けていると、パープルフリンジがかなり目立ちますし、画像も柔らかくなる印象があります。

このままでは面白くないので、取り替え引き換え、レンズを変えながら試していた訳です。もちろん、Q用のレンズを付ければ、解像感も高いすっきりとした画像を手に入れる事が出来ます。スタンダード・プライムは、結構良くできたレンズに感じます。

取り替え引き換え試しているうちに、マッチするレンズが見つかったりします。SMCタクマー28mmF3.5です。SPやK-5に取り付けると、いたって真面目な写りになりますが、反面面白味がない画像となりますので、今までは集合写真の撮影位しか出番が無かったレンズでした。

Q10に取り付けると、150mm相当の画角になりますが、元来被写界深度は深くなるレンズですので、ピント合わせが楽に行えるような感じです。また、望遠レンズの画角で最短撮影距離が45cmと、かなり近寄れますからマクロ撮影も難なく行えます。

F5.6位に絞り込めば、かなり解像度も稼げますから、ストレス感が少なく写真撮影が行えます。これで好みのレンズが出て来ました。しばらくは、この取り合わせで撮影してみる事にしましょう。しかし、150mm相当の画角を持つ望遠レンズに変わっていますので、カメラをしっかり固定しないと微ブレにも悩まされることになります。


Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/40sec F3.1 ISO800
Q10に取り付けるとマウントアダプタの厚みも加わることで、広角レンズではなくて望遠レンズのような面持ちになります。思い切って望遠レンズに見せてしまう様に、150mm用のレンズフードを装着します。外見は望遠レンズになってしまいました。

Q10の場合は、背面の液晶画面でピントを合わせる事になります。順光の場合は撮影が行い易いのですが、逆光環境では画面が見え難くなり、ピントが合わせづらくなります。やはり、AFの効くレンズが、この様な環境では必要に感じます。

しかし、この小さなレンズ交換式カメラは、持っていても負担には感じませんので、有難く感じます。ポケットに入れて持ち運びが出来る超望遠カメラ。結構気に入って使っています。

それでは、日曜日に撮影した画像から掲載します。


PENTAX Q10 SMC Takumar 28mmF3.5
撮影データ:1/125sec F4 ISO400
庭のわびすけの花を撮影してみました。赤白混合で咲いていたのですが、だんだん花も少なくなってきています。結構現代風の写りになるのが、面白いところです。
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Q10に時計が付いてきた。

2013-01-14 20:22:00 | ミラーレス一眼レフ
昨年12月にペンタックスQ10を購入し、その時に店員さんからこんなキャンペーンがありますけど。と伝えられたのがQ10ウォッチです。その時は、第1弾のバッグにも興味がありました。この様なカメラを意識させるようなアイテムは、何かしら気になるところです。

申込書を購入した週末に送ったのですが、年が明けても到着しませんので、もしかしたら送り場所間違えたか、切手貼っていなかったか、等と色々不安になる事を考えていました。先週土曜日に無事に到着となり、早速お披露目です。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
外装箱はこの様な感じに、結構気合入っています。しぼ皮調は旭光学からのカメラやレンズケースの伝統みたいなものですね。思わず昔を思い出し、と云う感じです。

Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 5mm(換算28mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
ふたを開くと、パンフレットで見た時計が出て来ます。思った以上に重たい時計で、大きく感じます。皮のバンドにこだわりを感じます。Q10の表示板やベゼルの形など、Q10の雰囲気満点です。

その他、色々と見てみて、パンフレットに無いギミックもありそうな気がしました。文字盤のガラスですが、これ、メニスカス凹レンズじゃないでしょうか。これ付けたいがために、ガラス部分は円形だったりするのかな。等と考えてしまいます。ガラス部を横から見ると、ガラスが盛り上がっていて、しかも裏側のへこみも見えたりします。マウントだけではなくて、レンズも付いたカメラを意識しているようです。

面白いギミックですね。カメラ以外の時計まで、心血注いで設計する。モノづくりの情熱を見た感じです。
これ販売したら、買う人多いだろうな。等と思ってしまいます。Q10の文字は、機種を特定しますので、はずしてシンプルな感じになるとは思いますが。
明日から出張に出て来ます。3日ほど更新は無くなりますが、金曜日辺りからピアノの話題を投稿予定です。
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