唯一気に入って使っている、標準ズームレンズです。Q7の歪曲収差補正をONにすると、真っ直ぐなものは真っ直ぐに写りますから、撮影時のストレスはありません。絞り開放ではかなり柔らかく写り、軽いピンボケの様になりますが、半絞り位絞り込むとすっきりとした緻密な画像を得る事が出来ます。
現代レンズにふさわしく特殊レンズが使われており、抜けの良い画像となります。このため、F値を5位に合わせてF5通しの撮影を行うと、画質は安定して安心して構図決めに専念できます。F5位であれば、背景ボケも思ったほど硬くはなりませんから、近接撮影も無難にこなす感じです。
発色は現代流のレンズを感じさせるさっぱり感で、これと言った色使いの主張を持ちません。また、流れボケや色収差等、癖がありませんから、優等生的な写りで逆に物足りなさを感じるかもしれません。ある意味写りの癖を愉しむ時には、トイレンズのライン・アップがありますから、トイレンズを使用して個性を主張する事も悪くはありません。
この様なレンズですから、風景や旅行の際の証拠写真撮影にはもってこいです。変な癖を持たないために人物を入れた撮影も楽にこなしますし、建造物やオブジェが変形したりしませんから、後から形状を思い出す事が出来て好都合です。しかし、焦点距離からして超広角ズームレンズです。被写界深度がある程度深くなる事を考慮して、旅先スナップと考えて撮影するのが無難です。
ペンタックスQ7も1,200万画素機ですから、拡大トリミングを行うと粒子荒れが多少目立ちます。画面の縦の長さを一辺としたスクウェア・サイズにするか、それともA4サイズにするかと云う選択肢で、最大限のトリミング・サイズを確保する方が満足できる感じです。1,600万画素機と比べて、多少は物足りない感じですが、撮って出しのカメラ屋さんへプリント依頼が良さそうな感じです。
とにかくAFとAEを駆使して、お任せ定食的な撮影に徹する事が出来るレンズですから、ズーム機能を使って被写体と背景を合わせ込んで、気楽に撮影する事が成功カットが多くなる秘訣です。準マクロ的に近接撮影も行えますが、ピント合わせにしこたま苦労します。近接時もそこそこ離れて、ある程度大写しにすると、レンズのそこそこ深い被写界深度が相まってピント外しの危険度が低くなります。
コンパクト・ディジタルカメラと比較して、かなり余裕を持って作りこんでありますから、画質の差や雰囲気は一段上の感じで、2,000万画素のコンパクト・ディジタルカメラよりも、数段雰囲気良く写せます。雰囲気や画質のおまけがついた、お散歩カメラとして使えるスタンダード・ズームは、キットレンズ以上の愉しみを与えてくれます。
それでは、先々週金曜日に撮影した写真から掲載します。

PENTAX Q7 Standard Zoom 5-15mmF2.8-4.5
撮影データ:1/320sec F5 ISO200
しゃらの葉が紅葉してきました。広範囲にピントが合うスタンダード・ズームですが、ダイナミック感が出せて良い仕上がりになりました。
現代レンズにふさわしく特殊レンズが使われており、抜けの良い画像となります。このため、F値を5位に合わせてF5通しの撮影を行うと、画質は安定して安心して構図決めに専念できます。F5位であれば、背景ボケも思ったほど硬くはなりませんから、近接撮影も無難にこなす感じです。
発色は現代流のレンズを感じさせるさっぱり感で、これと言った色使いの主張を持ちません。また、流れボケや色収差等、癖がありませんから、優等生的な写りで逆に物足りなさを感じるかもしれません。ある意味写りの癖を愉しむ時には、トイレンズのライン・アップがありますから、トイレンズを使用して個性を主張する事も悪くはありません。
この様なレンズですから、風景や旅行の際の証拠写真撮影にはもってこいです。変な癖を持たないために人物を入れた撮影も楽にこなしますし、建造物やオブジェが変形したりしませんから、後から形状を思い出す事が出来て好都合です。しかし、焦点距離からして超広角ズームレンズです。被写界深度がある程度深くなる事を考慮して、旅先スナップと考えて撮影するのが無難です。
ペンタックスQ7も1,200万画素機ですから、拡大トリミングを行うと粒子荒れが多少目立ちます。画面の縦の長さを一辺としたスクウェア・サイズにするか、それともA4サイズにするかと云う選択肢で、最大限のトリミング・サイズを確保する方が満足できる感じです。1,600万画素機と比べて、多少は物足りない感じですが、撮って出しのカメラ屋さんへプリント依頼が良さそうな感じです。
とにかくAFとAEを駆使して、お任せ定食的な撮影に徹する事が出来るレンズですから、ズーム機能を使って被写体と背景を合わせ込んで、気楽に撮影する事が成功カットが多くなる秘訣です。準マクロ的に近接撮影も行えますが、ピント合わせにしこたま苦労します。近接時もそこそこ離れて、ある程度大写しにすると、レンズのそこそこ深い被写界深度が相まってピント外しの危険度が低くなります。
コンパクト・ディジタルカメラと比較して、かなり余裕を持って作りこんでありますから、画質の差や雰囲気は一段上の感じで、2,000万画素のコンパクト・ディジタルカメラよりも、数段雰囲気良く写せます。雰囲気や画質のおまけがついた、お散歩カメラとして使えるスタンダード・ズームは、キットレンズ以上の愉しみを与えてくれます。
それでは、先々週金曜日に撮影した写真から掲載します。

PENTAX Q7 Standard Zoom 5-15mmF2.8-4.5
撮影データ:1/320sec F5 ISO200
しゃらの葉が紅葉してきました。広範囲にピントが合うスタンダード・ズームですが、ダイナミック感が出せて良い仕上がりになりました。