最後にWindows10にアップグレードした昔ながらのノート・パソコンですが、メモリ量を2GBから4GBに替えるとかなり動作も安定してきて、これならばと現像ソフトウエアをインストールすると、これも快調に動きます。さらにメモリを増やそうかとも思いましたが、何しろ10年前の古いパソコンです。Core2DuoのCPUでは流石に負荷が重そうと考えてしまいます。
それでも最近のWeb会議システム位はできないかと、インストールを行いましたが、ボトルネックになっている部分が出てきて、我慢しなければいけないところも出てきます。USBカメラにUSBヘッドセットを使えば何とか使えるのですが、この時代のパソコンを使うとなると色々考慮する必要があります。
この時代にUSBを使う機器というとマウスかキーボードという位になってしまって、バック・アップを取るためにUSBメモリかUSBハード・ディスク位しかありませんでした。このためノート・パソコンに付いているUSBポートの数が少なくて、カメラとヘッドセットをつなぐともう一杯になってしまいます。
残り1つのポートはWi-Fiのドングルが挿さっていますので、あえてWeb会議システムのためにUSBハブを増設すると、またもや外に繋ぐ周辺機器の数が増えてしまって、簡単に持ち出して使う意味が無くなってしまいます。USBマウスとキーボードはBluetoothで接続していますので、小さなドングルを小さなUSBハブに挿しておけば大丈夫と言う事になります。
そしてこの時代のパソコンというと、マイクとヘッドフォンの端子がすべて付いていますので、今のノート・パソコンのような、1個だけしかないものや全くなくてUSBで賄うようにしている訳ではありません。USBヘッドセットを昔ながらのプラグ仕様ヘッドセットにすれば、問題が一挙解決になります。
そうか、そうかとプラグ仕様のヘッドセットを探すのですが、今の時代にレガシーな周辺機器というとほとんど無い状況で、すべてUSB仕様に変わってしまった感があります。昨年まではある程度見付けることが出来たのに、等と思っていても仕方が無い訳で、最悪近所の電気店と探したのですが、見事に有りません。
それでも、Webページを探すとやっと在庫処分で安くなったヘッドセットを見つけることが出来て、これも無くなってしまうともう無いと思い、注文しました。何しろ半分くらいの価格で入手できましたので、これでも良いかという感じです。それでも使えなかったらどうしようという感じで、USBレコーダーに繋いでいたヘッドフォンとマイクをパソコンに繋いで、動作テストを行います。
USB仕様でなくても、パソコン内蔵のオーディオ入出力端子はしっかり使える事が判って、先ず一安心といったところです。これで新旧取り混ぜのWeb会議用パソコンが出来上がりましたので、安心して撮影行に出掛けます。最後のドカ雪で一気に真冬に戻った後は、最高気温も春に入ったような陽気になりましたので、遅ればせながら早春の雰囲気撮影が出来たというところです。
それでは、先々月末に撮影した写真から掲載します。
Nikon D200 Ai・Af Micro Nikkor 105mmF2.8
撮影データ:1/1000sec F5.6 ISO200
公園の黄色いマンサクはもう少しで咲きそうなのですが、今年はつぼみの数が少なくて少し寂しい早春になりそうです。