パソコンのディスプレイをずっと1台で使ってきたのですが、やはりいろいろなウインドウを出したり引っ込めたりして作業をすると、時間が結構かかります。家で行う事はほとんどが趣味の事ですので、時間がある程度かかろうが関係ないと思っていたのですが、それでもあまり時間がかかっていると何とかしようという気になってきます。
元はと言えば、Web会議の時に出席者の顔をよく見たい気持ちで、やはりディスプレイを2台にすると画面の切り替えがかなりスムーズになります。今まで切り替えながら見ていたのですが、2つのディスプレイに表示すれば切り替える必要も無くなって、余計な手間暇が必要なくなります。
そうなるとやはり行ってみたいのが、画像編集やブログ原稿書きへの応用です。ブログ原稿も色々とひな形を作っているものも多くて、必要なセンテンスをコピー・ペーストして、数値だけを変更しています。また、ディジタル現像ソフトウエアでは色々なパラメータを少しずついじって、撮影した時の色合いや彩度に調整しますので、色々なページに切り替えて調整します。
今ではソフトウエアの設定ボタンや、スライダー調整のブロックなどをフローティング化して、画面の好きな位置に配置することが出来ます。最初はこれでも良いかと考えて、拡張した画面にフローティング化した調整ブロックを配置していきます。今まではブロックを切り替えながら順番に作業を行っていたのですが、全てが拡張画面にありますので、余計な手間が無くなります。
これは便利と思いながら使っていくのですが、最後に残った難関があります。それがディスプレイの色調整で、購入した年代もメーカも違う買い方をしていますので、2つのディスプレイを見比べると結構色味が変わっています。今まで使っていたディスプレイは少しクールの表示する青系統の雰囲気なのですが、拡張したディスプレイは少しウオームトーンで、少し暖かみのあるような色になっています。
ほんの少しの差なのですが、両方のディスプレイ共に標準の設定な訳で、各メーカ共に色味を少し変えて各々個性を出していると言う事になります。彩度やコントラストも微妙に違う上に、蛍光管バックライトの場合は経年変化で明るさが落ちているという仕方のない症状も有ります。とにかくディスプレイごとに微妙な違いがありますので、合わせこむのに一苦労と言う事になります。
RGBの値や色味のスライダーを変化させて、同じような色味に合わせこんでいく訳ですが、蛍光管バックライトのディスプレイは、長年使うと輝度が落ちてくる欠点があります。また色味もほんの少しの違いですので、スライダーを少しずつ可変しながら同じようになるように合わせこみ、最後に輝度とコントラストを調整して、ほぼ同じ見え方になるように合わせこみます。
一応同じ見え方になりましたので、翌週は仕事と雨の雰囲気ですから、今のうちに撮影行に出発します。暖かな天候になったおかげで前倒しで色々な花が咲きだしており、少し忙しい撮影行になりましたが、しっかりと今年も記録することが出来た花が多くて、満足といった具合です。色々な事が行えた休日ですが、翌週は庭の草刈りと言ったところです。
それでは、先月下旬に撮影した写真から掲載します。
PENTAX K-1 SMC Pentax-M 200mmF4
撮影データ:1/250sec F5.6 ISO200
公園の山桜も満開になってしました。少しだけ花が先に咲くのですが、後から追いかけて葉が伸びますので、数日後には葉の間に花が見えるようになります。