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あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

Finepix JX600

2014-04-12 20:28:30 | コンパクトデジカメ
壊れてしまったコンパクト・ディジタルカメラの後釜にと、購入したカメラです。やはり、フジノンのレンズは、普及品の構成であっても一味違った写りをするので、手放せないカメラになります。また、フィルム屋さんの造ったコンパクト・ディジタルカメラですから、カメラメーカが造ったカメラとは一味違った味付けも好感が持てます。

カメラ屋さんで商品を手に取って見ても、何しろ一番安いカメラですから、本当に写るのか心配な所はあります。加えて今流の感じでは手堅い1,400万画素機です。ペンタックスQシリーズと同じ画素数ですから、無理をしていない画質には惹かれる何かがあります。また、C-MOSセンサが当たり前になった時代のCCDセンサですから、発色の点からも期待できそうな所があります。

フィルムメーカさんが造るカメラには、クローム・モードがあります。はっきりくっきりコントラスト高めのリバーサル・フィルムを真似ていますので、はっきりとした解像感は説明書やマニュアルを作る時の撮影用として、充分過ぎる程の力を持っています。加えて、CCDセンサですから、しっかりとした発色も付いてきます。

しかし、良い点もあれば欠点もあるように思います。それはマニュアル・フォーカスに出来ない事で、オート・フォーカスとまばらなフォーカスセンサでは、近接時にピントを合わせるのに一苦労します。油断するとピンぼけ写真を量産してしまいますから、しっかりと時間をかけて撮影するスタイルが好適です。

また、安いコンパクト・ディジタルカメラの特徴で、バッテリ・チャージャが付いていません。カメラにUSBコードをつないで充電する感じで、1時間程パソコンに繋いでおけば充電完了。見方によっては便利なカメラです。チャージャが無い分安い訳なのですが、このカメラの付属品でAC100V~DC5Vの充電用ACアダプタが付いていました。

なんとも不思議な感じで、これならUSBコードだけでも良いのにと感じますが、パソコンで画像のデータ処理をしない場合は、USBコードだけでは不便な訳です。しかし、考え様によっては、プリンタのピクトブリッジで、ダイレクト印刷が行えますから、印刷した後はカメラの電源だけ切って簡単充電。これは便利です。

いろいろと面白い構成のカメラですが、写りはどちらかと云うとコントラスト高めです。おとなしい写りにもできるのですが、くっきりと写せる事でマニュアル用の写真やブツ撮り用のカメラとして活躍しそうな感じがします。花や風景には向かない感じですが、集合写真やパーティ等の撮影では、くっきり感がありますから無難に写せる感じです。

フジノンのレンズらしく、少しおとなし目の発色なのですが、クローム・モードで鮮やかな写真に変身します。クローム・モードでは色飽和にも注意する必要があります。安いのだけど写りはしっかりしていますので、コスト・パフォーマンスは高いカメラだと思います。

それでは、先週土曜日に撮影した写真から掲載します。


Fujifilm JX600 Fujinon4.6~23mmF4.8~6.3
撮影データ:1/170sec F8 ISO100
モクレンの花が咲き始めました。開花は遅めかもしれませんが、一気に散ってしまいそうで早めに撮影します。明るいところで撮影すると、コントラストもぐっと高くなって、フジノンらしい写りになります。
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Finepix JX600

2014-03-07 20:05:13 | コンパクトデジカメ
昔から使っていた、コンパクト・ディジタルカメラが壊れたので、急遽買い求めた室内撮影用のコンパクト・ディジタルカメラです。それ以外にも、フジフィルムさんがコンパクト・ディジタルカメラからの撤退、との話を聞いていましたので、フジノン・レンズの付いたコンパクト・ディジタルカメラが欲しかった理由もあります。

フジノンのレンズが理由に上る程、写りには定評があります。M42レンズでも、マウント面の突起があって、使い辛い感じのレンズですが、写りには確かな感触があります。いわゆるニュートラルに写るレンズで、細かな所を省略しない解像感とみたままの発色が取り柄です。

一目見てフジノンと判るような感じで、特に白のグラデーションは目を見張るものがあります。白飛び寸前まで粘ってくれる感じで、フジノンを使うと白系統の被写体を追い求めている自分に気がついたりします。タクマーの緑色やトプコンの青など、国産レンズでも得意とする色合いがありますが、フジノンの場合は白色がきれいに出せます。

また、フジフィルムのコンパクト・ディジタルカメラには、他のカメラには無いユニークな味付けがあります。流石フィルム・メーカの印象で、クロームや白黒等のフィルムライクな味付けが楽しめるようになっており、クローム・モードでは多少どぎつくはなりますが、コントラスト高く、発色が鮮やかなベルビア調の写りが愉しめます。

また、簡単にパノラマが楽しめる所も特徴の一つで、3枚の写真を横つなぎにして長細くパノラマにする事が出来ます。昔のパノラマ・モードのカメラを彷彿とさせる写りです。昔のカメラでは、135フォーマットのコマに写していたので、画像が粗くなりましたが、今のディジタルカメラではそのような事がありません。

価格もびっくりする位に安いので、何回も写せるレンズ付きフィルムカメラのディジタル判と考える事が出来て、とても重宝します。しかし、安くしてある事には理由がありそうで、バッテリー充電器が付いていないので、カメラにUSBコードをつないでチャージするしかないと云った不便がありますが、安さとの兼ね合いがありますので、これで十分使えそうな感じです。

日曜日は少し晴れ間もありましたので、撮影行に連れ出しました。コムラーの撮影に同行させて数枚撮影したのですが、独特の硬い写りは高解像な感じに写せます。また、手ぶれ補正機能は付いていないのですが、ISO感度を上げてシャッター・スピードを稼ぐ、ぶれ防止機能が付いていますので、結構微ブレの無い画像が得られたりします。

AFセンサの限界もあり、被写体の大きさが小さかったり、コントラストが低かったりすると、目的の被写体にピントがなかなか合わないと云った事が、気になる事があります。背景のボケ具合が気になる場合には、絞りを開けて撮影する必要がありますが、まだAEの雰囲気に体があっていないためか、ピンボケ量産中です。

室内の小物撮影には重宝しますので、今後は室内のいろいろなものを撮影したりすることに使いたいと考えています。
それでは、日曜日に撮影した写真から掲載します。


Fujifilm JX600 Fujinon4.6~23mmF4.8~6.3
撮影データ:1/850sec F3.5 ISO100
庭先の蝋梅の花を広角マクロ雰囲気で撮影しました。デフォルメ感が強く出ていますので、結構愉しめます。
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コンデジは進化する

2014-03-03 20:50:18 | コンパクトデジカメ
昔からあるコンパクト・ディジタルカメラ。電池を見つけて購入したまでは良かったのですが、新しい電池を入れてしばらく使っているうちに調子がおかしくなってしまいました。やはり寿命なのでしょうか。と云う事で、新しいカメラの購入です。

昔に比べて今では、コンパクト・ディジタルカメラの進歩は、目をみはるばかりですし、価格もびっくりする位に安い。おまけに画素数はこれでもかと云う位に1,600万画素位です。明るいところが結構きれいに写りますので、無理をせずに撮影すると満足できる結果が得られます。

こんな感じですから、レンズ付きフィルムと同じ気分で購入できる感じですね。今ではリチウム・イオン電池が標準で付いて来て、撮影した後はカメラ屋さんへ直行で、無難なプリント画像が手に入ります。おまけに、今では暗いところでも安心して写せます、有難い感じです。

最近、フジフィルムさんが、コンパクト・ディジタルカメラ撤退というニュースを目にしていましたので、今の内にと云う気分もありました。コンパクト・ディジタルカメラでも、付いているフジノン・レンズは良い写りで、かっちりとした画像を引き出してくれます。細かな部分までしっかりと写し込む描写性能は、コンパクト・ディジタルカメラにもしっかりと引き継がれています。

たかがコンデジ、されどコンデジで、屋内の小物撮影や飲み会の撮影等、余り気の張らない撮影にはうってつけです。胸ポケットにすっぽり入る手軽さは、捨てがたいものがあります。この様な場面ですとペンタックスQもあるのですが、やはりこの様なシチュエーションであると、Qの重さと大きさが気になってきます。

価格もびっくりする位に安くて、中古のタクマー1本分くらいですから、買ってきてしまいました。これで家の中のいろいろなものを写す時に、あれこれ考えなくても済みそうですし、春の撮影行では、状況写真撮影機材として活躍してくれそうです。

PENTAX Q7 Standard Zoom 5-15mmF2.8-4.5
撮影データ:1/60sec F3.5 ISO640
買ってきたカメラです。フジフィルムさんのカメラで、今が在庫処分でもあるのか、かなり安めです。これで単3電池仕様のカメラとリチウム・イオン電池仕様の2種類が揃った事になります。単3電池仕様のカメラは、旅行などで電池が切れてしまった時の緊急用ですから、乾電池を詰めて保管してあります。平素使えるリチウム・イオン電池仕様のカメラは有難く感じます。

これで、カメラ本体やレンズのブログ用写真を撮影する時も、いちいち単3充電池を充電しなくて良さそうですし、何かと重宝しそうです。画素数も1600×1200ピクセル位で充分ですから、画素数を気にする必要がありません。良い時代になったものです。

それでは、先週日曜日に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-5 Super Takumar 150mmF4
撮影データ:1/200sec F4.5 ISO100
川近くのまんさくはすでに満開で、オレンジ色の花がいっぱい咲いています。近くの公園のまんさくは、今年は裏年みたいであまり咲いていません。春一番に咲く花は暖かみを連れてくる気がします。
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現役復活!

2014-02-19 20:16:16 | コンパクトデジカメ
今まで古レンズやアクセサリ等、色々なものを現役に復活させて来ましたが、どうしても現役復活が難しいものがあります。それは昔々のコンパクト・ディジタルカメラで、昔はコンパクト・ディジタルカメラとはいえ、数万円と高価な代物でしたから、当然新品は買う気が起きません。

ならば、と云う事で中古品を狙う事になるのですが、それでも1万円以上はします。結局色々と探し回って、数千円の物を買ってくるのですが、電池がもうダメになっている感じで、新しいものを購入しようとすると、メーカー純正品はこれっきりと云った感じです。

なので、中古品価格も安いのですね。結局はメーカー純正品の電池を購入して、何とか使おうと努力した訳です。古いコンパクト・ディジタルカメラ、今のカメラと違う所はしっかりと作ってある事で、そう簡単には壊れそうもないと云った感じです。おまけにかなり小さく、コンパクトの極みな感じす。

ズームこそ付いていない様なカメラですが、単焦点レンズの割り切りで、思ったよりもしっかりと写ります。風景や作品撮影と云うと荷が重すぎる感じですが、飲み会の集合写真や、スナップ等に重宝しそうな感じです。また、小さな物やアクセサリの撮影用として、簡単に撮影出来る事から良く使う事になりました。

小さくても暗いところのピント合わせ用に使う投光LEDや、フラッシュなどは一人前に付いています。使えるメモリはSDカード・オンリーですが、2GBまでのメモリであれば文句なしに使用可能で、昔から持っているメモリが応用可能です。400万画素機ですので、四つ切サイズはかなり粗い感じになりますが、六つ切りやキャビネサイズは文句なしにきれいに写ります。

と云う事で、何とか電池の寿命の続く限り、細々と使っていましたが、ついに電池の寿命が尽きてしまいました。電池はリチウムイオン充電池ですので、ニッケル水素充電池等と違って汎用性が少なく、この時点でカメラ本体は使えなくなってしまった訳です。まだ使えるのに、電池が無いばかりにお払い箱、もったいない話です。

折角カメラの操作に慣れていた訳ですから、何とかしようと探していましたら、互換電池の登場です。ネットで見つけて早速注文。無事に互換電池がやってきました。早速充電して装着してみます。考えてみれば、同じ電圧と容量ですから不足なく使える訳で、これでもう使えなくなったカメラが現役復活です。400万画素機ですから、今のブログ用写真も、文句なく写せますし、購入したアクセサリやレンズ・小物などの撮影も楽々こなします。

不足があるとすれば、昔のコンパクト・ディジタルカメラである事で、手ぶれ補正は付いていませんし、リモコン・レリーズも無い事です。まあ、三脚にのせて撮影すればしっかりと固定できますし、明るいLED電球で照らせば、文句なしにぶれなし画像を手に入れる事が出来ます。

現役復活。コンパクト・ディジタルカメラも、大切に使い続ける事が必要と考えています。
それでは先週土曜日に撮影した写真から掲載します。


AsahiPentax SP Auto Chinon 55mmF1.4
撮影データ:1/125sec F2.8 Fujicolor 100
雪が降った朝、松の葉の先に雪が溶けた滴がいっぱい付いています。オートチノンも富岡光学の流れをくんで、はっきりとした画像を結んでくれます。
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コンデジも使います

2013-11-23 21:00:02 | コンパクトデジカメ
コンパクト・ディジタルカメラ。一台持っていると近距離から望遠まで、色々な場面で活躍してくれます。高いカメラから福袋に入っているカメラまで、種類は多く設定されていますから、自分に合った一台を選んで使い倒すのが良い方法であろうと思います。

毎年毎年グレードアップされた機種が登場してくるのも楽しみの一つで、各々特徴を持っていますから、自分の持っているディジタルカメラと比較して、気に入ったものを探す楽しみがあります。レンズは交換できないけれど、その分軽くて機動性に優れますから、ディジタル一眼レフ・カメラよりもチャンスを活かせる感じがします。

機械的な可動部分が少ないためか、へたりも少ない感じで安心して撮影が行えます。静止画や動画も隔たりなくシームレスに撮影が出来る事は、嬉しい機能の一つです。この様に書いているとコンデジだけでも良い様な気がしますが、実際このカメラの撮像素子は結構小さくて、被写界深度が自ずと深くなってしまう事は否めません。

良くコンパクト・ディジタルカメラの様な画面と言ったりしますが、被写体のすべてと背景までピントがあってしまいますから、立体感をあまり感じない画像となってしまいます。逆に集合写真や説明書、手順を示す写真では隅々までピントが合っている方が見栄えが良くなります。飲み会の記念写真は、画面の隅々までピントが合っているのが望ましい感じですから、餅は餅屋の使い方と言えそうです。

背景の状況までわかるように撮影出来ますから、この場所で撮影したと思えるような写真を撮影するのに、コンパクト・ディジタルカメラは有利です。旅行や出張で行った先々の証拠写真を撮影しようと思っているときに、コンパクト・ディジタルカメラを用いると、背景の様子からこの場所、と思いだしたり出来ますから便利な訳ですし、説得力がある写真に仕上げる事が出来ます。

反面、作品として撮影する画像は、主題を強調した写真がもてはやされます。折角見つけた主題となる被写体ですから、他の部分が勝ってしまうと主題の持つ説得力が薄れてしまい、面白くない写真となってしまいます。作品作りを行う場合は、背景ボケを溶け合った感じに表現して、目立たなくすることが必要な訳です。作品作りであればディジタル一眼レフが有利ですが、旅行などに行く時は、重たくない様な携行品でありたいものです。

そのような時にコンパクト・ディジタルカメラを使うと便利です。何しろ胸のポケットにもしまえる大きさと薄さですから、カメラを持っている事を忘れてしまうような感じです。背景はなかなか溶ける様にはぼけてくれませんから、ある程度の工夫が必要になります。被写体を探すよりも、まず先に被写体と背景の距離差を確保できそうな被写体を選びます。好みの被写体を先ず選んでおいて、丹念に背景を選びます。

どうしてもマッチしない背景の場合は、思い切って近接撮影で被写体の一部を撮影します。マクロ機能はほとんどのコンパクト・ディジタルカメラに備わっていますから、マクロ機能で背景を溶かします。

ここ2週間ほど出張続きでしたから、コンパクト・ディジタルカメラのDMC-FH5をお供にしていました。動画も写真もはっきりと写せますから、通りがかった印象深い被写体を気楽に撮影出来ます。それでは先週土曜日に撮影した写真から掲載します。


Panasonic DMC-FH5 DC Vario-Elmar 20mm(換算110mm)
撮影データ:1/100sec F9 ISO100
団地の通りのケヤキの葉も紅葉してきました。被写界深度が深いために望遠域でも葉の積み重なりは表現が辛い感じですが、ボリューム感を演出出来て好都合です。
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