壊れてしまったコンパクト・ディジタルカメラの後釜にと、購入したカメラです。やはり、フジノンのレンズは、普及品の構成であっても一味違った写りをするので、手放せないカメラになります。また、フィルム屋さんの造ったコンパクト・ディジタルカメラですから、カメラメーカが造ったカメラとは一味違った味付けも好感が持てます。
カメラ屋さんで商品を手に取って見ても、何しろ一番安いカメラですから、本当に写るのか心配な所はあります。加えて今流の感じでは手堅い1,400万画素機です。ペンタックスQシリーズと同じ画素数ですから、無理をしていない画質には惹かれる何かがあります。また、C-MOSセンサが当たり前になった時代のCCDセンサですから、発色の点からも期待できそうな所があります。
フィルムメーカさんが造るカメラには、クローム・モードがあります。はっきりくっきりコントラスト高めのリバーサル・フィルムを真似ていますので、はっきりとした解像感は説明書やマニュアルを作る時の撮影用として、充分過ぎる程の力を持っています。加えて、CCDセンサですから、しっかりとした発色も付いてきます。
しかし、良い点もあれば欠点もあるように思います。それはマニュアル・フォーカスに出来ない事で、オート・フォーカスとまばらなフォーカスセンサでは、近接時にピントを合わせるのに一苦労します。油断するとピンぼけ写真を量産してしまいますから、しっかりと時間をかけて撮影するスタイルが好適です。
また、安いコンパクト・ディジタルカメラの特徴で、バッテリ・チャージャが付いていません。カメラにUSBコードをつないで充電する感じで、1時間程パソコンに繋いでおけば充電完了。見方によっては便利なカメラです。チャージャが無い分安い訳なのですが、このカメラの付属品でAC100V~DC5Vの充電用ACアダプタが付いていました。
なんとも不思議な感じで、これならUSBコードだけでも良いのにと感じますが、パソコンで画像のデータ処理をしない場合は、USBコードだけでは不便な訳です。しかし、考え様によっては、プリンタのピクトブリッジで、ダイレクト印刷が行えますから、印刷した後はカメラの電源だけ切って簡単充電。これは便利です。
いろいろと面白い構成のカメラですが、写りはどちらかと云うとコントラスト高めです。おとなしい写りにもできるのですが、くっきりと写せる事でマニュアル用の写真やブツ撮り用のカメラとして活躍しそうな感じがします。花や風景には向かない感じですが、集合写真やパーティ等の撮影では、くっきり感がありますから無難に写せる感じです。
フジノンのレンズらしく、少しおとなし目の発色なのですが、クローム・モードで鮮やかな写真に変身します。クローム・モードでは色飽和にも注意する必要があります。安いのだけど写りはしっかりしていますので、コスト・パフォーマンスは高いカメラだと思います。
それでは、先週土曜日に撮影した写真から掲載します。

Fujifilm JX600 Fujinon4.6~23mmF4.8~6.3
撮影データ:1/170sec F8 ISO100
モクレンの花が咲き始めました。開花は遅めかもしれませんが、一気に散ってしまいそうで早めに撮影します。明るいところで撮影すると、コントラストもぐっと高くなって、フジノンらしい写りになります。
カメラ屋さんで商品を手に取って見ても、何しろ一番安いカメラですから、本当に写るのか心配な所はあります。加えて今流の感じでは手堅い1,400万画素機です。ペンタックスQシリーズと同じ画素数ですから、無理をしていない画質には惹かれる何かがあります。また、C-MOSセンサが当たり前になった時代のCCDセンサですから、発色の点からも期待できそうな所があります。
フィルムメーカさんが造るカメラには、クローム・モードがあります。はっきりくっきりコントラスト高めのリバーサル・フィルムを真似ていますので、はっきりとした解像感は説明書やマニュアルを作る時の撮影用として、充分過ぎる程の力を持っています。加えて、CCDセンサですから、しっかりとした発色も付いてきます。
しかし、良い点もあれば欠点もあるように思います。それはマニュアル・フォーカスに出来ない事で、オート・フォーカスとまばらなフォーカスセンサでは、近接時にピントを合わせるのに一苦労します。油断するとピンぼけ写真を量産してしまいますから、しっかりと時間をかけて撮影するスタイルが好適です。
また、安いコンパクト・ディジタルカメラの特徴で、バッテリ・チャージャが付いていません。カメラにUSBコードをつないで充電する感じで、1時間程パソコンに繋いでおけば充電完了。見方によっては便利なカメラです。チャージャが無い分安い訳なのですが、このカメラの付属品でAC100V~DC5Vの充電用ACアダプタが付いていました。
なんとも不思議な感じで、これならUSBコードだけでも良いのにと感じますが、パソコンで画像のデータ処理をしない場合は、USBコードだけでは不便な訳です。しかし、考え様によっては、プリンタのピクトブリッジで、ダイレクト印刷が行えますから、印刷した後はカメラの電源だけ切って簡単充電。これは便利です。
いろいろと面白い構成のカメラですが、写りはどちらかと云うとコントラスト高めです。おとなしい写りにもできるのですが、くっきりと写せる事でマニュアル用の写真やブツ撮り用のカメラとして活躍しそうな感じがします。花や風景には向かない感じですが、集合写真やパーティ等の撮影では、くっきり感がありますから無難に写せる感じです。
フジノンのレンズらしく、少しおとなし目の発色なのですが、クローム・モードで鮮やかな写真に変身します。クローム・モードでは色飽和にも注意する必要があります。安いのだけど写りはしっかりしていますので、コスト・パフォーマンスは高いカメラだと思います。
それでは、先週土曜日に撮影した写真から掲載します。

Fujifilm JX600 Fujinon4.6~23mmF4.8~6.3
撮影データ:1/170sec F8 ISO100
モクレンの花が咲き始めました。開花は遅めかもしれませんが、一気に散ってしまいそうで早めに撮影します。明るいところで撮影すると、コントラストもぐっと高くなって、フジノンらしい写りになります。