Today's agenda

通勤ローディ、たまにホビーレース

究極のTTグッツ(自称)

2013-03-24 19:15:59 | その他部品調査
気温が変わって、空気抵抗が変わるのは、仕方のないことです。
自然現象なので、ライダーの力ではどうしようもありませんね。


でも、空気抵抗は、これだけではありません。
先日の乱流発生有無もそうですが、「形状抵抗」というのは、その物体の形状に大きく依存するんです。

簡単に言うと、円形のものよりも流線型の方が、「形状抵抗」が小さくなります。(1/3ぐらいに下がります)
しかしながら、人間の胴体も頭も、だいたい断面形状は、円形(又は横方向の楕円形)です。円形の形状抵抗は非常に大きく、乱流による負圧も発生しやすくなります。

困ったことです。人間の体型を変える訳にはいかんないし、でも形状抵抗は改善し、乱流の発生は抑えたい。
ロードレースの場合、集団内では空気抵抗が減りますが、個人TTではそうもいかない。


そんな個人TTライダーにおススメなのが、この2つのグッツ。


1.鳥クチバシ
円形では形状抵抗はダメですが、これが円錐形状になると、形状抵抗値は、大きく改善します。
そこで、円形の人間の頭部を円錐に変えるグッツ。それが、「鳥クチバシ」です。これを顔の前面に付ければ、OKです。

具体的には、東急ハンズのパーティグッツコーナーに行って、三角帽を買ってきてください。あのパーティで被るやつです。
TTでは、その三角帽を、頭ではなく、顔に被ってください。そう、鳥クチバシのように。

これで、頭部の形状抵抗改善は完了です。


2.屁ブースト
ライダーのTTのフォームを見ると、絶対に乱流が発生する箇所があります。それは、ケツの後ろです。
乱流の発生をなくす為には、乱流発生箇所に流れを作ってやれば、乱流は治まります。

具体的には、東急ハンズのDIYコーナーに行って、フレキシブルチューブを買ってきます。
それを、TTメットの後端にホースをつないでやり、そのホースを背中に入れて、最後は、尾てい骨あたりから出してやります。更にTTメット前方に空気取り入れ口を作ってやります。
こうすれば、空気がヘルメット内を通り、背中のホースを経由して、ケツから噴射されます。これで、ケツの後ろの乱流はなくなります。


3.腕リング
二の腕の後ろ側にも、乱流が発生します。
この乱流も、腕の側面から空気を取り入れ、後方に流してやれば、乱流を抑えられます。
お掃除グッツのコロコロローラーのカバー(プラスチックにやつ)を改造すれば、簡単にできそうですね。


この2つの案を書いてみました。モデル(いけにえ)は、元全日本チャンプの別府選手です。


…、…カッコ悪い。(別府選手、すみません)

空力的には、理論的には、これで完璧なのに、何でこうなるんでしょう。
きっと、私に絵心がないからでしょう。いや、時代が私の案に追い付いていないだけなんでしょう…、きっと。


えっ、この案、自分で試してみろって?? 
すみませんが、それだけはご勘弁を…。(確実に指をさされるので…)


今日はここまで