おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

十四夜月(ジュウシヤツキ)

2012年10月30日 07時01分19秒 | 日記
昨日は4時からウォーキングクラブ週例会。

1時間歩いて帰ってくる頃には薄暗くなっていた。

ここは阿蘇の南外輪山の麓。西陽が外輪山に遮られるので日暮れが早い

だから地名が「河」という。河とはカルデラ内=南郷谷を貫流する白川のこと。この川が熊本市内の真ん中を流れ下り有明海に注いでいる。

五岳の麓、こちら側からいうと白川の対岸だが、ここは「河陽(かわよう)」といっていつまでも夕日が当たっている。しかし、景観からいうと五岳を背にしているので、いつも外輪山を見ることになる。

私達は目の前に常に五岳がある

晩秋になると日暮れが早く、ウォーキング時間が夏時間(5時から6時)から冬時間(4時から5時)に変わる。それでも帰り着く頃は夕暮れ時。

昨日いつものように山の景色を眺めると、五岳の一番東側の根子岳の方角から月が昇るところだった。

これが「まん丸お月さん」で調べたら14夜月という。ほとんど満月に近い。畑の周りにはススキが風に戦(そよ)いでいる。

すすきの向こうに満月が昇る風景はとてもロマンティックで幻想的。

昔からそう竹取のころから表現者は月を眺めて想像力を深め、物語を紡いでいったのだ。

宇宙船でもっと遠くまで行ける時代じゃなかった頃の方が人間のこころは豊かだったのかもしれない。

昨日の夜は団子は備えなかったものの、その日に掘った里芋を食べた。

今外輪山が少しずつ紅葉を始めている。

ススキと十四夜月の携帯写真を撮ったけれど、どうしてもPCに取り込めないので残念

そうそう山芋も昨日掘ったのだけれど、自然薯が深く深く地中に伸びていて掘り出しきれなかった。悔しいけれど半分で諦める。それでも掘ったばかりの山芋をお昼に擂ってご飯にかけて食べた。