おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

きつくて楽しかった原生林登山

2013年09月30日 07時10分03秒 | 日記


8時半に予定の場所に集まった我等素人登山クラブのメンバー総勢17名はベテランのNさんがリーダーとなって、南阿蘇村立野をいざ出発。


顔ぶれを見ると男性はリーダー含め4人、あとの13人は女性。若き山ガールもいる。
「山ガール」という呼び方やその派手な服装に嫌悪感を持っていたのだが、いざ美人達を目の前にし、行動を共にすることになるとワクワクドキドキ。

まだ63歳の不祥中年登山家?も男であった・・・妻も同伴しているくせにー

先ずは立野ダムのある白川の河畔まで下っていく。

そして川を渡り、原生林へと入っていく。

最初からロープを設置してこれで急な斜面を登っていく

これまでで一番の難関の山は根子岳だったが、種類が違う。人の入らない原生林、登山道がない。

木にロープを結び吊るす。これを頼りに急坂を登っていく。

場所は見下ろすと断崖がそそり立っている。

今日はリーダーの指示で頂上までは登らない。途中、谷川といっても水なし川で滝があるポイントで昼になった。

楽しみの昼ごはんを食べて休憩しているころ。他の人たちは滝の水を飲みに行った。

そして慌てて帰ってきた。「マムシ」がいた「じぇじぇじぇ

何人かが流れ落ちる水を飲んだすぐ横に大きなマムシがトグロを巻いていたのだ

頭が三角で模様から間違いない!!

危なかった!

帰りにはもう一つロープで下っている時、私の上にいた女性が落石です!と呼びかけた。

落石といっても手にはロープ、体を避ける余裕などないし、技術もない。すれすれのところを岩石が落ちていった。

ひやーっ

この日は夕方、3つのウォーキングクラブ合同の月例会。これにも参加した。帰って昼寝で鋭気を養った上で参加。

登山の疲れはあったが大丈夫。体のほうは大分強くなっている

今日は阿蘇の原生林北向山登山だ!

2013年09月29日 06時53分31秒 | 日記


久しぶりに天から水が落ちてきた。昨夕ジョギングから帰ってくる5時頃だった。

家に着いて早速洗濯物を取り入れた。どうやらセーフ。妻はパーマをかけに行っているので不在。

夕方の日課になっている畑の水遣りをしなくて良さそうなのでラッキー

しかしこれが降りそうで降らない奇妙な天気

明日は北向山登山の日だから明日は晴れて欲しいけど今夜の内はある程度の雨は欲しい。(何てご都合主義

朝6時に起きるとやはり曇っている。畑に下りて見ると地面を少しだけ濡らしている。表面の土を払ってみると乾いたままなのでたいして降っていないようだ。

しかし、苗を買って植えた白菜、グリーンボール、サラダ菜順調に定植してくれたようだ

北向山は原生林だから道なき道を登っていくことになろう素人の老いた?夫婦にとっては過酷かもしれない。

帰って5時からはウォーキング仲間との月例会がある。

八重の桜に出てきた佐川官兵衛の陣地があった湧水池明神が池が集合場所。

登山の後がウォーキング、ダブルの試練。

偶には体にきつい負荷も必要だろう。軟弱にこの時代、これからの困難に乗り切っていくためにー!!!

東光展を観る

2013年09月28日 07時23分20秒 | 日記


「東光展」ってのを今熊本の美術館でやっており観に行った。

美術に興味をもっている訳ではないのだが、近所の友人が出品展示されているというので行った。

何回かこういう展示会を観たけれど、今回は嫌な感じを受けて帰った。

もう行かないぞ!!

展示は館内4会場に分かれているのだが、パンフを観ると賞を受けている作品の紹介も出ている。

ところが作品の額の氏名に賞の紹介がないのでいちいち探すのが困難を極めた。

やはり素人なので「受賞作」をまず観たい。

美術がわからなくなった。実に写実的に描いている作品が上手だなと思う。「まるで写真みたい

待てよ!現実をリアルに画布の上に再現することが芸術なのか?だったら写真とどう違う?

リアリティーを求めているのだけどそこに画家の主観=思い=主張が如実に表現されている・・・?これが判る人は美術をやればいい。素人はただそこに写実性を認め技量を褒め称えればいいのかー

熊本だから題材に阿蘇が多い。しかしどれを見ても「違う!!」こんな阿蘇はどこにもない

抽象画はさっぱりわからない。

さて帰りに受付で「作品の受賞者にはリボンか何かを貼ってすぐわかるようにしたらいいのに」と言ってみた。

ところが専門化然とした中年のおばさん、「それは他にも意見がありましたが作家の方から『賞』という潜入観念を入れずに平等に見てもらいたいとの希望がありましたので付けていないのです」

「賞に拘らないのであれば、東光展そのものに賞の選考なんてしないようにすればいいのじゃない?作家はそれ(受賞)を励みに努力するのじゃない?!」と反論したがそれ以上は「イチャモン付け」になるようで止めた。

観るものを作品の価値を評価できないとする愚民観がベースになる。客はリボンが付いていても自己の感覚に訴えてこないものは評価しないし、リボンのない展示作でもいいものは感動するのだ。

こうるさい(私もそうだけど・・・)受付のおばさんに業を煮やしそっけなくいった。

「あっそっ

こんなの観なくて結構とは内心の言葉。

作品群の中にはどうも以前別の展示会で見た事があるものが含まれていたように思うのだがーダブルブッキングってあり?


安藤美姫と高群逸枝

2013年09月27日 07時24分32秒 | 日記


何の関連もない二人の女性について牽強付会の説を為そうと思う。

今、高群逸枝の「娘巡礼記」(朝日新聞社)を読んでいる。

高群は知る人ぞ知る女性史研究家であり「母系制の研究」は彼女の代表作であり有名な著作。

この人の名は中学生の頃、裏山に登る途中その墓があったので郷土=水俣の人と思っていたがそうではないようだ。その詳しい事情はこの本が読了して調べてみようと思っている。

彼女24歳の時、大正7年初夏に熊本を出立、若い身空でひとり四国遍路に旅立っている。

巡礼というのは西国33ヶ所を巡るものを巡礼、四国88ヶ所を巡るものを遍路と区別する。はじめ彼女は西国33ヶ所を巡る巡礼を考えていたのでその名を題名にしたようだ。

途中で宿として立ち寄ったお宅のお爺さんがこの旅に連れ添うことになって二人旅になったけれど、今では考えられない勇気のいる旅だったと思う。しかも潤沢な資金があるわけではない。

泊まるところも安い木賃宿はいい方で、野宿を常套手段とするのだから「恐い」

彼女はその頃から注目されていた。元来新聞記者になろうとしたのだが失敗している。しかし、その九州日日新聞との交友が続き、「巡礼記」を書き送る約束で当時の金で10円を与えられていた。

彼女の才能を認めていたのだろう。

この本は日記になっている。その文章を読むと唸ってしまう。

次のような一節がある。


それより某海浜の宿駅に宿を乞いしかど諾はれず。次の宿駅につきたる頃は斜陽既に寂しく帰鴉(きあ)点々風声愁愁たり。依って心急はしく宿を求め歩きしも総て絶望、も早詮無し野宿と決すそは磯べの松原なり。前面直ちに海、日既に山に没せむとして金光一映一切紅なり

天才だろう。こういう人が昔存在したのだ。

さて現代。昨日どこか外国でアイススケートフィギアの大会があって、安藤美姫が久しぶりに大会復帰した。
彼女もスケートでは世界大会に確か2度チャンピオンになっている真央ちゃんのライバル。しかし、彼女は選手でありつつ「おんな」だった。

突然姿を見せなくなったと思ったら子どもを産んでいた。それもパパの名を明かさない。

しかしプレーを見ていたら体つきだけでなく動きに豪快さ、厳しさが消え、柔らかく優しくなった。

人間としての愛情の発露と裏表を味わったことだろう。ぐーんと大人になった美姫の今後に期待する。

オリンピックに出るためには厳しい試練が待ち構えているようだが頑張れ

俺がついてるどー

ええっ、阿蘇が噴火?

2013年09月26日 07時23分48秒 | 日記


ネットのニュースを今見てびっくり!

阿蘇山に噴火警戒レベルが1から2へ引き上げがなされたらしい。

火口から範囲1キロにある南阿蘇村では噴石落下に注意とのこと。

ここへ越してきて2年半、家を建ててからすでに5年近くになった。

阿蘇の雄大な景色と湧水と温泉にずっと憧れてきた。願いを叶えたわけだが、目の前にあるその阿蘇中岳が噴火の危険ー

今座っているデスクのまん前に夜峰山と烏帽子とおかまど山が見え、夜峰の背後に中岳があって普段は時々薄い煙が上がるだけ。

しかし、桜島が大噴火したし、その前には霧島新燃岳が噴火して周辺に大きな被害をもたらした。そして今富士山の大噴火が囁かれている今、火山列島日本に何があるか分からない

噴火口から1キロ以内ってここまで噴石は届くの?

村は山上から南側に下って山裾野に開ける「河陽」といわれる長陽、中松、白水があり南郷谷=カルデラ南側の狭いが平野部の白川から南外輪山にかけて「河陰」と呼ばれるわが村久木野がある。対岸中松には以前の大噴火の時の溶岩の跡があるからかなり近い。

昨夜の夢に大きな地震が起こったという嫌な感じの夢だったので予知夢かな?

今雲はかかっているけど噴煙ではない。

秋の行楽シーズン。天気はずーっと晴れているし、阿蘇火口見物客は多いだろう。

しかし、観光業者には申し訳ないが「君子危うきに近寄らず」だ。