おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

久しぶりのブログ

2016年02月26日 09時48分02秒 | 日記

 

ネットでの本の購入で失敗してしまった

実はネットのブックオフで書籍を10数冊購入しようと画面を見ながらキーを打ち込んだ。

もう何回も経験しているので「代引き」で支払うつもりでいたのだが、本だけはすぐに送付された

のだが、包の中を見ると支払いが「クレジット」になっているではないかー

それでブックオフの相談係りにメールで事情を書いた。ここは随分親切にいろいろ教えてくれた。

結局、私がパソコンの操作ミスで「クレジット」を希望したようになっているのだった。

しかし、R社とはクレジットは契約していない。

そこで電話でR社に問い合わせたら、来月に請求が届くようになっているとのこと。

大分焦った。が来月請求書が送られてくることを信じて待ってみようと覚悟を決めた。

こういうことで躓くと「不安」になる。

ゆっくりとした文明の進歩を主張している私だが、これだけは便利さに負けた。

古文書の勉強をしているし、歴史の本を読み漁っている関係で、辞書が手許にないと

とても不便だ。そこで「電子辞書」を購入しようとネットで長いこと調べ続けた。そして

「これだ!」という機種に出会った。カシオの「EX-WORD  XDーK6500」これがいい。

日本史辞典が2つ入っているし、広辞苑からブルタニカ、古語、漢語林などいっぱい詰まっている。

迷いに迷った末、一昨日ヤマダ電機に行って調べた。すると電子辞書のコーナーの一番目立つ所に

この製品が展示されていた。しかも思ったより安い金額でー

2万円以内という胸算用だったが、表示金額は「22000円」。そこで交渉に入った。

展示品は製品が白ですが好みは黒なので「ありますか?」と問うた。

調べてくれた店員、「ありません」と気の毒そうに言う。「ネットで調べたのですがだいたいこの製品

2万円ほどの金額で出ています、何とかなりませんか?

また店員は引っ込んだ。そして、帰ってきたその人、「わかりました19800円でいいでしょう」という。

こちらの提示金額よりも安い値段!!

しかもサービスに画面に張る透明シールも付けてくれた。そこで思い切ってさらなる交渉。

製品は白で我慢します。値段もこれでOK。しかし、相談ですが今パソコンのマウスが壊れていまして

何とかなりませんか。一番安いマウスでいいですから一緒に付けてくれませんか?

また店員が引っ込んだ。そして帰ってきて「わかりました、マウス付けましょう」と理解を示した。

こころ温まって帰宅して早速使用。これが流石便利。この便利さ有能さが文明の加速的進歩を促すのだ

と再確認したところだ。

読書録ー

司馬遼太郎「真説 宮本武蔵」、池波正太郎「夜明けの星」、志水辰夫「青に候」、井川香四郎「うだつ屋智右衛門

縁起帳」、佐藤雅美「町医 北村宗哲」、柴田錬三郎「生きざま」。

みな読み甲斐があったが強いて言うなら、最近ハマっている佐藤雅美の「町医 北村宗哲」と井川香四朗「うだつ屋

智右衛門」。

うだつ屋については今で言うなら剛腕経営コンサルタントの話だが、今まで読んできたものと違う異色な話=江戸の

経済の話でとても興味深かったし勉強になった。

読書をするテーブルのすぐ横に「電子辞書」を置いて不明の言葉が出てきた時、すぐ辞書を起動させると便利だ。

この買い物は成功した。

 

 


大人になれない「ことな」達

2016年02月16日 17時50分00秒 | 社会

 

いっぱしの大人年齢に達している大人達が実に子供染みた行為をして世間を騒がせている。

あの「ゲス」野郎。結婚していて、それを親に隠し、しかも新妻ではない不倫女を実家に連れ帰り

それが明らかになって世間を大騒ぎさせた。

あのゲスを育てた親父というのが高校の社会科の教員だったという。私と同じ高校社会科教員だ。

トンデモナイ浮気癖の芸人狩野、その女というのがまさしくシコメ(醜女)で性悪、もう一人シンガーソングライター

の某女。この人の親父がテレビに出ている。

女は年が42歳。いい年して実家の親父が出てきて娘の恋愛に口出しするとはこれも呆れる。

昨夜テレビで整形モンスターヴァニラとアレン。この二人にはびっくりした。

こういう人達とは同じ時代・空間をともにしたくない。これが正直な感想。

他人に貢がせて2000万円以上も金をかけて整形する。

馬鹿な人間だと思ってたらすでにテレビの番組に出演しているという。ちゃーんとマスコミはこんな

馬鹿でも利用しているんだ。メディアがこんな異常な人間をタレントとして採用してテレビに出している

のだから、子供が見たら「僕もー」「私もー」となるはず。

馬鹿ママが息子をチャラ男に育て、勉強なんかよりも自由に遊ばせている母子が出た。三つ子の魂百

まで行っちゃうぞ!

 


春の嵐

2016年02月14日 09時24分26秒 | 日記

凄い風と雨が降っている。

雨戸をしているけれど、その外側の風音がゴーゴーと聞こえてくる。

家が阿蘇南外輪山中腹にあるので、西風が山を越えて吹き下りてくる。

不気味な音で、隣接している杉林が恐らく大揺れになっているだろう。

「もし倒れたらどうしよう・・・」

便秘が治らなくて困っている。おなかを温めたり、マッサージしたり、浣腸まで

やってみけど、だめ!さあ今日で3日目だぞー

今週読んだ本。

多岐川恭「江戸の敵」、小杉健治「蘭方医・宇津木新吾 誤診」、幡大介「公事師卍屋甲太夫三代目」、

稲葉稔「糸針屋見立帖 逃げる女」。

いずれも五十歩百歩、どこか真相が不明なまま消化不良で終わっている。

「誤診」は日本医学史に興味をもっているので期待したけど、この中で出てくる理想の医師

村松幻宗の存在。ストーリーにおいても大きな位置を占めるのだが、彼の医療の特色ー貧乏人

からはお金を取らないし、しかも金持ちからも診療代を取らない。薬代ももちろん。

主人公は幻宗に憧れるのだが何故診療費を取らないで医療ができるのかという「

裏」が最後まで見えてこなかった。大藩の診療で「誤診」があってそこに原因があるのかな?と思わせるが

最後までよく見えなかった。

 


世辞雑感

2016年02月11日 10時13分26秒 | 社会

 

今年に入って世の中を騒がせているのは、浮世の雑事が多い。

まさに世は情報化社会、日常生活においてだれでも油断大敵、どこに監視の目があるかわからない。

安心安全を手に入れるために、生活の上に社会的(公的)監視の目が張られていることを覚悟しなけ

ればならない。

それにしても人の裏側を暴いて稼ぐメディア(週刊誌など雑誌)の存在はよく考えねばならない。

病気で寝ていると過ごす時間は「読書」に偏るのだが、1時間もすると頭が疲れる。

そこで妻に頼んで今一世風靡している週刊文春「センテンス スプリング」とベッキーが称して話題を呼

んだ雑誌。雑誌なんて!!買って読んだことはなかった。

ベッキー・「ゲス」の話、今ネットで叩かれているその奥さんのことを知りたかったのだが主に甘利氏の

話だった。それはそれで考えさせられることが多かったのだが、週刊誌書いていることが多岐にわたっ

ていて、飽きない。値段400円。

そういえば週刊誌といえば昔々よく買った「週刊プレイボウイ」「ガロ」とかグラビアの写真を求めて買っ

たものだった。目的は男子の向かうところただ一つ・・・

軌道修正!!

世はベッキーを葬り去ってから(ベッキーは賢い人間なので次に世に浮き出てくる戦略を構想している

らしいー)清原に移り、自民党議員宮崎の不倫に移行した。

世の中不倫大はやり。今も昔もこういう男女の話は変わりないのだが、宮崎は国民に選ばれた(2期!)

正式の国会議員。そして妻も自民党国会議員。「イクメン」で正式に休暇をもらって休むと宣言したばかり。

この男が裏ではタレントと不倫していたのがばれた。これも暴きの文春。

奥さん可哀相だ。赤ちゃん産んだばかりなのにショックが大きかろう。

そういえば同じ国会議員で男を売買春していた議員の話もあった。

世の中が阿倍の言う経済発展の末に豊かになり便利になった代わりに「道徳倫理」を失ってしまった感が

ある。

さて昨日仲よくしている隣人の従兄弟さんにお会いしたとき、偶然に鹿児島の出水の話が出た。

出水で警察官だったというその人、「出水兵児修養の掟」を知っていますか?と聞いた。

「知っているも何も高校の時に心の真髄にぶち込まれました。今でも一部は口で諳んじることできます」

士ハ節義を嗜み申すべく候。      節義の嗜みと申すものは口に偽りを

言ハず身に私を構へず、心直にして  作法乱れず、礼儀正しくして上に諂ら

ハず下を侮どらず人の患難を見  捨てず、己が約諾を違ヘず、甲斐かい

しく頼母しく、苟且にも下様の賤しき   物語り悪口など話の端にも出さず、譬

恥を知りて首刎ねらるゝとも、己が為す   まじき事をせず、死すべき場を一足も

引かず、其心鐵石の如く、又温和慈愛   にして、物の哀れを知り人に情あるを

以て節義の嗜みと申すもの也。

こういうもの(子供の道徳教育教材に使用すること)は是非に賛否があろう。

しかし、やはり今の世、情報のインプットだけが前に進んで頭でっかちになってしまっている。

情報を咀嚼し、自分のものにしなければならない。そこに読書であったり、教育でのアドヴァイスが

必要となるのだ。そしてアウトプット。流行りを吸収して自分がまさにその主人になったと勘違いして

即危ないことでも実践する。そこに落とし穴があるとも考えずにー


週刊読書録

2016年02月08日 09時02分37秒 | 読書


今朝はいい天気だ。

五岳は薄い靄に包まれているけど、青空で最高。

体調が悪いとベッドで休む時間が増え、読書量が増える。

先週の読書は次の通り。

井川香四郎「船手奉行うたかた日記 咲き残る」、関根聖「うろつき同心勘久郎 鬼刀始末」、澤田ふじ子
「真贋控帳」、半村良「かかし長屋 浅草人情物語」、高橋義夫「御隠居忍法 振袖一揆」。

井川の書いた船手奉行の日記は幕府の中でもその役職が珍しく面白かった。特に町奉行=与力ー同心との関係が
目新しかったし、ストーリー性も豊かで良かった。

半村は再読。GOO!
関根の「鬼刀」始末はこの「鬼」、「鬼刀」の位置付けがイマイチ明瞭ではなく、不満が残った。
澤田の「真贋控帳」は現代でも人気の「お宝鑑定団」の古物鑑定士の話。
真贋ってどこまで信用できるのだろうか・・・というのは読後感と石坂問題で注目された鑑定団、
テレビで鑑定額が打ち出されるがどこまで信用できるのだろうか?

さて浅田次郎の「月のしずく」は再読。この「月のしずく」には泣いた。

現代の危うく浮き沈む経済=金に翻弄され一方は汗水たらしなが工場で働く職工と、銀座の高級クラブの
おねえちゃんとの偶然の出会い。

男の目にはまるで女神に見える若い女。
女の腕にはきらきら輝く腕時計がー
彼氏からもらったという。。
どうしてもこの腕時計を自分で買って彼女に贈りたかった職工は、友人などから金を借り集め銀座の「日本一の時計屋」
に向った。実はそれはコルムのアドミラルズ65万円、手の届かない額だった。

そして職工が手に入れたものはデスカウントショップで購入した6800円の時計。

ただただ真面目に生きてきた「蟻ん子(職工)」、一晩で何千万、何億という金を扱い高価なブランドで身を包んで
生きる好対照な人間群。しかし、元々は違いは一つもない哀しい存在なのだ。

次朗さんこれを書くのが実に巧い。