おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

人は人と協和できないのか?

2014年09月30日 17時17分04秒 | 社会
秋の風景

今アジア大会を楽しみに見ているが、感じることがある。

水泳の中国選手が日本国旗に不快感を抱いたとか、バドの会場で風が操作されるとか・・・?

スポーツ選手が世界一になると即特大の賞金をもうことができ大金持ちになる。

韓国のオリンピック金メダリストは会場の屋内プールの名前にもなっていた。まさに英雄だ。

キムヨナだってまるで超セレブの大スター。

青春のすべてを賭けて競技の練習に明け暮れて、国家の威信向上に全力を挙げて貢献したのだから、その努力に国民あげて報償を与えるのは当たり前だと考えるようになってきた。

こうしないと世界には勝てないのだから止むを得ない・・・という。

そうするとスポーツも選手の心に経済観念が入り込んでくる。

パフォーマンスを派手にやって目立とう。勝てなくても人気を得るために替わった姿をする・・・

甲子園の高校生選手の挙措を見ていてもその影響が出ている。優勝するとマウンドに選手達が集まって指を天に向けてジャンプを繰り返す。

大リーグの選手やオリンピックの西欧の優勝者がするパフォーマンスはクリスチャンであることから来ていると思われるジェスチャーがあると思うが、ほぼ無宗教国民の日本人がクリスチャンの真似をするのは如何なものか

アジア意の選手を見ていると流石にイスラム女子の選手は頭から顔を除いて全部隠しているし、タイ人は(仏様に)手を合わせる。

「イスラム国」の問題が世界の外交の大きな課題になっているが、解決の展望が見えてこない

宗教も原理主義に走ると社会から乖離してしまう。

逆に大衆迎合型の日本のように何でもありーでも困るけど。寺の住職が外車に乗って、テニスに興じ、駐車場経営や幼稚園まで併せ持つ経営者であったり、牧師神父が結婚式の仕事で稼ぎまくる姿もなんだかなあ?

競技を見ていて自国の応援に夢中になるのはいいが愛国が過ぎて排外的主義に陥らないように注意しなければー

朝ドラの交代

2014年09月28日 07時38分30秒 | 日記
今毎日摘み取ったゴマの天日干しを続けている。毎年の恒例行事だ

「花子とアン」はとても良かった

吉高のイメージが変わり、周りのキャストもいい演技をした。特に子役で出てきたたくさんの俳優女優の卵達には感心させられた。

そして外国人女優の校長ブラックバーン、腹心の友スコット。是非違う機会にも出てきて欲しい

さて次回は主人公の亀山政春役玉山鉄二、そして妻亀山エリー役(かめやま エリー)シャーロット・ケイト・フォックスを中心に物語が進むようだ。

話はニッカウヰスキー創業者の竹鶴氏の伝記。竹鶴はウイスキーの銘柄にもなっておりよく知っている。

特に主役が鉄山というよりケイト・フォックスという名も知らぬ外人女優というから異色。

今回の「花子ー」でも外人女優の果たした役割はとても大きかった!そして洋書「赤毛のアン」の翻訳家が主人公だったので英語が重きをなした。

今回も英語を使うシーンが多いだろう。ドラマも今まさにグローリゼーションだ。

NHKの朝ドラは遡ると「ごちそうさん」、「あまちゃん」、「純と愛」(これはだめだった)、「梅ちゃん先生」、「カーネーション」、「おひさま」、「てっぱん」、「げげげの女房」・・・

例外はあるがほぼ成功しているし、それを証する視聴率も20%以上を確保したようだ。

ゲゲゲもあまちゃん(ジェジェジェ!!)も社会現象化した。

ブラックバーン先生、次回はエリーの母親役で出てこないかな

酷い状況のアジア大会

2014年09月27日 07時42分35秒 | スポーツ


とうとう有名アスリートがアジア大会という大きな舞台で不祥事を起こしたという。

水泳の冨田という選手が会場のインチョンで窃盗で捕まった。

この男しかも韓国のカメラを盗んだという。日本製の物でないところがまた恥の上塗り。

まともとアスリートにモラルまで要求するのは無理が有るのかもしれない。先日の柔道の礼法の悪さ。

毎日長い時間をかけて観ているけど、見る価値があるのかどうかー

韓国はこの大会で収支どうなっているのだろう?見ている限り自国の試合はどうか知らないが日本人が出る試合は観客がまばら。
空席ばかりが目立つけど、採算があうのかどうか?

中国選手の「日本国歌不快」発言もあった。

こっちの方が不快

TBSの放映独占ってどうかな

放映権料を多額支払っているのだろうが、やはり独占になるとキャスターも一定だし、見方が固定するので面白味に欠けてくる。

局を散らばらせた方が新鮮だし、観る方のテレビ番組の選択がし易くなる。やっぱり独占はいかん

中上健次の『軽蔑』-現代風俗と花

2014年09月26日 07時05分02秒 | 読書
昨夕の五岳とコスモスと雲海。

やっと中上健次の小説『軽蔑』を読み終えた。

好きな現代作家の一人で、彼の行き方、思想(評論)にも興味を持って読んできた。

残念ながら’92年に病没してしまった。

「路地」の出身を隠さず、そこを足ががりとしてしかし決していきがらず、居直らず、思い通りの生き方を続けた健次には男としての共感を覚える。

さて『軽蔑』。

随分時間がかかってしまった。『軽蔑』の間に6,7冊は時代小説を読んでしまった。

図書館から借りた5冊の本を早く読まないといけない2週間貸し出し期限の強迫観念がつい『軽蔑』を脇に押しやった。

読後感、一言「良かった」。久しぶりの健次節に触れて感動。

最終章20ページ位を歯医者の待合時間に読んだのだが、周りの目を気にしながらも涙が止め処なく流れ落ちた。これは自然現象だ、しょうがない。

話は単純。ヤンチャな若い男とトップレスバーの人気踊り子とのコイバナ(恋愛話)。

全体の基調になるフレーズがある、「真知子とカズさんの仲は相思相愛。男と女と、五の分と五分の仲

現代の風俗を描いているし、恋愛のリアルな姿を描写するのだが決していやらしくない。セックスは実に軽くさり気無く描く。

前から気付いている。中上の素敵なところは繊細さ。

小説の随所に季節、場所柄で花や植物が表現されている。ガードレールの植え込みのツツジ、高台の斜面に群生している藪椿、カトレア(これはスナックの店名だがー)、部屋の中の鉢植えのベンジャミン、栴檀の花、マンションの紫陽花、植え込みの泰山木の白い花、掘割の土手の赤いカンナ、コスモス、小菊、曼珠沙華、雛罌粟(ひなげし)。

中上はあの70年代、高校卒業して土木作業をしていた。図体が大きく豪胆な気質に思えるのだが実に細やかなのだ。このアンビバレンツが何ともいえない魅力。

久ぶりにいい話=小説を読むことができた。

風が意外に強かった

2014年09月25日 07時31分05秒 | 日記
秋も酣のこの頃だが、今畑で一番の自慢はコリンキーだ。

何しろたくさん実をつけるので周囲の人に差し上げるのだがまず知っている人はいない!

見た目は丸い黄色のカボチャ。皆が「カボチャですか?」と聞く。一度街の行きつけの料理屋にも持っていったが主人も知らなかった。

昔からあるものではなくて外来の品種で新しいものかもしれない。

これは生でサラダで食べる。味はそう美味い!というものではないが歯ごたえが最高なのだ。

まだまだ元気で実をつけているので片付けることができないのだが、畑にどんどん拡がって行くので大きな面積独占するので困る

さて今回の台風16号。温帯低気圧になったとはいえやはり風が強かったこのカルデラ周縁外輪山中腹には峰降ろしの突風が吹いた。雨も昨日は一日中降ったけど大量とはいえないかったが時々吹く突風が強かった

夏の品種、四角豆(これもあまり知られていない!)が今最盛期なのだが、豆特有の棚栽培する。昨日夕方見回るとこれが斜めに倒れ、今にもバタリ折角いっぱい生っている四角豆、何とか補強

しかし、これも元気な第2弾目のインゲン豆の棚もやられた四角もインゲンも葉が生い茂っているので風を通すことができずまともに風を受けるので倒れてしまったのだろう・・・

昨日は友人が雨の中自分の家の庭の栗をいっぱい持ってきてくれた。

それで雨中だったが「一寸待ってね」といい置いて傘を差して畑に降り、コリンキーを採って来て差し上げた。やっぱりご主人も奥様も知らなかったので薄く切って生でサラダでねと念を押した。

今年は栗が豊作なのか彼方此方からたくさん戴いている

田舎では「やったりもらったり」というお裾分けのこころが生きている。都会の高層マンション暮らしで冷たいドアの向こうに呼び鈴を押して「物=小さな愛」を差し上げる慣例果たして残っているだろうか?

隣の人は何する人ぞ・・・これが神戸のような事件を生む土壌になっているのではないかな?