おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

台風一過で秋晴れの下、釣りに行った

2012年10月19日 07時08分26秒 | 日記
台風21号が太平洋沖に去った。一昨日はそのせいで一日中雨が降っていたのだが、昨日は朝から晴れ上がった。

今年はとうとう1回もキス釣りに行かなかったので悔いが残る。

釣りに行くといっても渓流ではないから、天草まで足を延ばすのだが、内陸部の阿蘇からだと1時間半、下島だと2時間以上かかる。

若い時にはまったく苦痛を感じなかった。
それいけどんどんってカンジー

流石に御歳62!往きは良い良い帰りがきついどっかで聞いたことがありそうな文句だが・・・

事前に折れていた竿の修理を済ませ、撒き餌用にパンの余りを粉々に潰し、さらに米ぬかも仕入れ、道具も点検して前日から用意万端

そして出発を6時半に決め、妻も一緒に来るというので早起きを約束して早めに就寝

早朝といっても昔だったら朝の2時とか3時とかでも出掛けていたけど、今は違う慌てず焦らず、ゆとりを持って

結局家を出たのが7時。それでも釣りに行ける幸福感でいっぱい

朝飯は車の中で握り飯。海苔巻きで中には何にも入っていないし、オカズもない。沢庵さえないけど、文句は言わない

高速を使って三角半島の裏側=不知火を通って三角へそして1号橋を渡って、さらに2号3,4,5号橋を越え途中寄った釣り道具屋で知れた情報で牟田湾へ向かうことにした。ここは経験がない。今チヌ=クロダイがいいらしい

現場に着いた。車を降りて外へ出るとものすごい風が吹き荒れている。海も堤防の外は大荒れ、白波が立ち飛沫が堤防を越えてくる。

この条件下でも竿を出している先客が10人ほど。若いアベックでも仲良く並んでアジ子釣り。

堤防の真ん中に陣を構え、竿を出す。ふと横を見ると竿が大きく撓っている。大物らしい。ゆっくり暴れる魚の反転をかわし左手で出した網籠に収まった。見ただけだがチヌの7,800g程度の良型があがった。「いるんだ

「よーし、俺も!」と竿を振り出す。棒浮ではなく玉浮にした。これを20mほど先に飛ばす。何回か繰り返した時に反応があった。よし!

リールを巻く。手前に寄せる。どうも抵抗が少ない。上げてみると小型の名前を知らないピンク色をした魚だった。その後は全く反応さえなし。

仕方ない場所を変えよう。

次に向かったのは、柳港で広い空き地があって漁港ではないが広い海岸線があって、すでに一組竿を出している。よしここでは投げ釣りでいこう。



投げ釣りは浮を使わない。鉄球の重しを使って沖に投げ、手前にゆっくり引く動作を繰り返す。

すぐ当たりが来た。手応えが重い。「いいぞ」ゆっくりゆっくり手前に引き寄せ、妻にタモで掬ってもらう。
これがそうだ



へダイという種類の魚らしい。いい引きだった!

その後、熊本で言う「シバチヌ(小チヌ)」が数枚、コチ、そして大型(帰って計ったら26cmあった)のキス、がらかぶ(アラカブ)・・・飽きないくらいに当たりが来たので満足して帰路についた。

お昼はこの海岸で妻が近くの弁当屋で買って来たうどんと握り飯を車の中で食べた。

その夜の夕食はキスの刺身とタイを焼き、がらかぶとコチの味噌汁でもちろん芋焼酎を飲んだのは言うまでもない