おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

村の健康診断を受診

2012年11月29日 07時18分26秒 | 日記
身から出た錆って言葉がある。

62歳の今、生きて行く上での関心事はいつまでも健康で過ごしたいという欲求。

毎日酒飲んで、食べるのを抑さえることができず鱈腹食って一日中ごろごろしていて何が健康だ?と天の声が聞こえてきそうだ。



確かに医療が発達し、福祉が増進した今日、人はなかなか死ななくなった。

高齢者という概念は65歳以上をメルクマールとしているので、私は依然として「成人男子」という括りでいいのだろうか?

この65歳以上の人口の全体に占める割合で社会を規定する呼称が変わってくる。

7~14%を高齢化社会、14~21%を高齢社会、21以上を超高齢化社会と呼ぶのだ。

日本はすでに65歳以上人口が2944万人(2010年)、23.1%になっているので立派な?超高齢社会だ。

社会もこれに合わせて対応の変化を始めているのだがまだ十分には行き届かない。

年金の支給が減額、上昇し、定年年齢が60歳から「再雇用」制度ができて65歳までは働けるようになってきた。しかし、一般に高齢者が元気でありまだまだ働ける自信と家庭的な条件が揃っていても一度永年勤めてきた職場を離れると再就職と極端に困難になってくる。

年金受給年齢まであと2年余ある。元気でいなければと思うのだが冒頭書いたようにセルフコントロール力が滅法弱いときている。いわゆるメタボシンドロームの象徴的存在に成り果てているというのが恥ずかしながら今の在り様。

それで生活費の中に占める医療費の割合が当然如く大きい。ドカーンと緊急入院、手術、長期入院生活を強いられることにでもなれば・・・考えると病気の痛みや予後などの不安よりも経済の方を恐ろしく思う。

そういう救急車で運ばれるような事態にならないように、今現在の身体の状況を把握し、状態に異変があれば治療を受けなければならいないし、自分でできる健康維持の方策の指導を聞くために今日は病院で健康診断を受ける。これは村の保険行政で進めているもの。

血液検査で事前にオプションで「PSA]検査をお願いした。夜のトイレが多いのだ。もしかしたら前立腺に肥大・・・が出ているのかもしれない。胃腸は来月末に同時胃カメラ検査を予約した。心臓の方はこれからどうするか判断する。前回のCT検査から2年。そろそろか、もう少し待つかー

高齢になっても病気で体が思うようにならなくなっての「長生き」は望むところではない。
いちばん大切なのは自分の意思なのだがーまた最初に戻った

震災農家のトマト作りー昨夜の「報道ステーション」

2012年11月28日 07時37分47秒 | 日記
昨夜の報道ステーションで扱った東日本大震災被害地での若者の復興に立ち上がる姿を松岡修三がレポートしたドキュメントを見ました。

直球勝負でレポートする修三も好感を持っていますが、今回のレポートは今までと違って重い内容のものでした。スポーツとは一切関係なくー

忘れっぽくなっているので地名が出てきませんが震災で大きな津波被害を受けた町で農業に取り組んでいたいた34歳の青年が妻と3人の子供、それにおばあちゃんの彼にとって全ての肉親と農地を一瞬にして奪われてしまいます。

とてもいい男であり、奥さんも美人、かけがえのない子供達、津波は非情にも何一つ残してはくれませんでした。

毎日毎日彼は自殺を考えていました。失われた命を想い、なぜ「自分だけが助かったのだろう?」という強烈な自責の念。そして悔い、絶望・・・

ある日、夢に最愛の妻が怒った顔で出てきたといいます。そして何もいわないでじっと夫を見つめていたそうです。

夫は気付きます。「そうか、死ぬことしか考えていない自分の不甲斐無さをせめているのか」きっともう少し「こっち」には来ないでと訴えているのだろうと理解します。

これから、彼の挑戦が始まって行ったのです。

トマト作り

仲間に呼びかけます。すると彼のために(もちろん同じ被災者として自分のためにー)勤めを辞めてまで一緒にやろうとトマト生産会社を立ち上げていきました。彼が社長です。

集まった同がいいます。社長の笑顔を見ているとどんな苦労も厭わないとー

素晴らしい友情の発露であり、団結力があっという間にトマト出荷に漕ぎ付けます。

すごい人たちが、若くて力強い青年達が未曾有の災害を受けたところにいる。彼らの姿に感動を覚えると共に心から応援したいと思います。

どうしましょう選挙

2012年11月27日 06時44分47秒 | 日記
寒くなりました

石油ストーブを焚いて部屋を暖めて書いています。

今6時55分。

さて来月16日に選挙がありますね。あの野田さんから出た突然の解散宣言。

「引き際」を鮮やかには社会人の鉄則。いろいろありましたが「近いうちに」は常識の範囲内でしたね。本当かどうかはわかりませんが、民主党の幹部連中どこまでが知っていたのか、誰も知らなかったことなのか?

党首討論での発言は彼にとって既定路線だったのでしょうか?それとも感情が先走った「結果」だったのでしょうか?

自民の安倍さん、元気ですね議場でも小走りになっている姿を拝見すると、前回の首相時代の面影はありません。
無理しちゃっているのでしょうか?大丈夫かな???

第3極は維新を中心に烏合離散が続いています。まだまだ結合分解続くのでしょうね・・・
それにしても旗揚げした政党の多さ、此れって一体全体なんでしょうね
滋賀県知事の嘉田氏まで新党作りを画策しているとのこと、立候補者を出すのでしょうか?

これでいくつ目かな?14、15?くっ付いた政党もあるからなあ・・・見捨てられた党もあるし、訳わからなくなっちゃった

国民は民主に「裏切られた」を皆持っていることは間違いない。これをこの党はしっかり総括しなければならないのに、頬かむりしているのが許せません。

かといって自民に戻るのでしょうか?「自民は変わった?

安倍さんも維新の石原さんも危ない政治家じゃありません?国が大きくハンドルを右に切ることになるのでしょうか?

最近「東条英機」に関する本を読んだところです。太平洋戦争を引き起こし、サイパン、グアムが取られてしまいいよいよ本土空襲が始まる気配になった昭和19年まで戦争を指導した首相兼陸軍大臣兼参謀総長だった人です。国内の敵対する勢力に対しては憲兵を使って強権で押さえ込んで行きました。だれも戦争=一億玉砕路線に反対できなかった社会。これが昭和20年まで続いたのです。

イタリアもドイツのファシズムも大政翼賛システムはかわりません。危ない人たちが国をリードし始めるとも後戻りができなくなるのです。恐いですよ、まさに恐怖政治・・・こういう国を二度と作ってはならないと思っていますが、石原さんなんかとうとう原爆を作る-核保有のシュミレーションくらいしたって構わないのではと記者会見でいっていましたよね。

その人の胸中には核兵器(搭載のミサイル含めー)保有を中心に軍事大国化構想があるんでしょう。中国、韓国、北朝鮮に対抗するために・・・。
こうなると再び国民は自衛隊の国軍化、徴兵制そして戦争への方向性を否応なく覚悟せざるを得なくなりそうです。

今度の選挙はこういう先々の見通しに立った上で投票しないといけないのですが、まだよく見えないのが現状です。
困りました。

「母親と赤ちゃんの30分」-昨夜の”Mr.サンデー”

2012年11月26日 07時16分12秒 | 日記
昨日は用があってブログお休みしました。

最近テレビが変わってしまったように思えてなりません

以前も書いたのですが、余りにも情報メディアが拡がり過ぎて、テレビの放送局だけでも数えきれないくらいに増えています。

情報の発信媒体がいくら増えたからといって、視聴する側は一度にいくつもの局を見ることはできませんし、どの局もそのオリジナリティーを追及しようと努力はしても一つの情報=事実を違う角度(視点)で見、表現しようとしても限りがある。

見ている側はどのチャンネルも出てくる人気コメンテーター(評論家)は多くないのであちこちで同じことをしゃべらざるをえません。

最近、いやかなり前から気付いているのですが、売れなくなった芸人とかスポーツ引退者がイッパシの評論家気取りで時事問題をしゃべっているのは芸人とかを差別するわけではないだが、見ている側は政治・社会・国際関係などの難しい問題についてきちんとした考え方を知りたいし聞きたい=学びたいと思うって見ているのだから、専門に勉強している学者とかその道で名の知れた人であるとかの話を聞きたいと思うのです。

NHK「朝ドラ」も裏切られましたし、大切な15分返してくれといいたいです。

NHKでいえば、最近東日本大震災で被災し行方不明になっている方々の捜索を続けているある地方の警察の行方不明者特別捜索班(名前は違うかもしれませんがー)の活動を45分程度のドキュメンタリー番組に仕上げて放送しました。

もう災害から1年半になりますが、今だに行方不明者が2700人以上いらしゃいます。その残された遺族の思いを受けて今も警察ではその行方を地道に地道に捜索しているのです。そして見つかった遺骨(ほんの一部の場合が多いようですが)をDNA鑑定し、繫がりのある遺族を捜し照合し遺骨を返還していく作業ー

子どもが5,6歳の頃夫婦が離婚し、男親は天涯孤独になって被災。30数年も時を隔てて息子が東北を訪れます。そしてはじめ遺骨を持ち帰ることを拒否していたのに、遺体のモンタージュ写真を見、遺骨を手にし、そして津波に攫われた現場に立った息子は長時間立ち尽くし、涙を流し続ける。そして最後に「遺骨は東京に持って帰ります」と警官に告げる。

何日か経って、手紙が届く。遺骨を捜し、「遺族」を捜し求めて苦労された警察への感謝の気持ちを面々と綴っていました
このドキュメンタリーは感動しました

そして昨夜、フジテレビで宮根誠司の「Mr.サンデー」を見ました

この中で、バスの中で赤ちゃんが泣き続けたらあなたがそこに居合わせたらどう感じますか?という問題提起で放送がなされました。

東京でのことか?バスの中で若いお母さんと赤ちゃん。バスの中は混み合ってジトジトしている。そして後方で赤ちゃんが大声で泣き始める。イラついている乗客もいる。

その時、バスの運転手がマイクで客に語りかける。「赤ちゃんというのは皆こうして育ってきたので、皆さんも同じだったはずです。体調がよくないのかもしれません。暫く泣き声にお付き合い願えませんか」と放送。

反応が出ない。ところが一人の若い女性が手を叩き始めました。すると乗り合わせた乗客皆が拍手したのです。これを書きながら画面が曇ってきました

素晴らしい経験で感動を共有された人たち。そして正義感のある運転手の勇気と最初の手を叩いた女性の気持ちに深く同感します。この後、アメリカでの電車の中での同じような動画も感動でした。

泣く赤ちゃんの母子を出て行ってという非情な運転手に対して、無言の抗議で次々に母子に続いて退去した乗客たち。電車(同じ部屋)にはだれもいなかったという。こんな素敵な話が実際にあることに感動でした。

健康を維持するために

2012年11月24日 08時48分55秒 | 日記
年齢が還暦を過ぎると体に様々な「衰え現象」が出てくる。

残念ながら全体的に弱ってきたなという実感がある。

30台後半に始めたジョギングはとうとうフルマラソン5回、うち1回は途中バスに拾われたが・・・

フルで4時間03分、5キロで19分43秒。世界はフルで2時間3分台、5キロなんて12分台。私の自己記録からしてもまさにアンビリーバブル

最も早く走っていた頃1キロを3分20秒切るということさえ肉体的生理的に限界だった。

それから25年。毎年3,4回はいろんな健康マラソン大会に出場していた私も狭心症をやったのを機会にその後は一切出ていない。走ることもスロージョギングで調子がいい時に30分続けば御の字

今1キロを全力で走っても5分切れないだろう

普段一人でトレーニング?する際には5分ジョグしたら5分歩きの繰り返し。

もし心臓の発作が起こったらという恐怖感が常にあるので、ニトロと携帯と小銭(水分補給のため=発汗で体から水分が奪われていくと血液濃度が高くなってドロドロ状になる。これが梗塞に危ない)を持って出て行く。

全速力で走るということはどうしても無酸素運動になるので、中高年者にとっては危険なのだ。
ゆっくり長く歩くことが一番。昔は走っていた者にとって屈辱感が深いのだが、仕方ない。

この夏は村のプールで週2回ほど泳いだ。合計1200mを泳いで途中水中ウォークを400m入れた。有難いことにこのプール村民は無料だった。

しかし、8月31日をもって今季は閉鎖。来年の夏まで厳重に閉鎖されている。都市におれば年中開放されているのだが・・・

お年寄りでハワイマラソンに出場する人がいる。私と同年齢でトライアスロンにでる人さえいる。アンビリーバブルだ。

学童保育の仕事を8ヶ月で辞めたので今は時間たっぷり。畑仕事も冬の間は農閑期することがない。時々料理に使う白菜や葱、春菊などを採り入れるだけ。

こうなると運動量が極端に減ってくる。しかし、食べる量は変わらないので「答え」は言わずと知れている。

来月には胃腸の同時胃カメラ検査と心臓の2年点検(車の車検みたい)を申し込もうと思っている。

大腸のポリープ2cmがそのままでかくなっていなければいいのだが・・・心臓のステント留置している冠動脈の部位以外に狭くなっている場所がなければいいのだが・・・

歳を取るとこうしていろいろ心配事が絶えない。経済の動きは対社会、対人関係で織り成すものだが、健康は基本的に個人の問題。

セルフコントロールできるかどうかがすべて。入り(食事栄養摂取)を抑え、出(カロリー消費)を奨励する。国家経済の繁栄とは正反対の事象。

高齢化の原因は個人のこういう努力というよりも医療の発達に因っている。だから高齢者医療の費用が膨らみ続け国家を圧迫しているのだ。病気で動けなくなって長生きしてもシャーナイ。

ピンピンコロリー=「健康で死んでいこう!!」を目指して今日もウォーキング頑張ろうっと