おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

道端の石仏

2012年02月29日 15時34分46秒 | 日記
ある朝、裏山の阿蘇南外輪山の中腹にある細長い道をウォーキングコースに選んで歩いた。

家が450mの標高なのでそこは500mくらいだろうかーなだらかな斜面をその細道は走っている。

途中には短い橋があって、その下が私の秘密の山女魚の釣り場である。

この冬、村では鹿、イノシシが里まで下りてきて近隣で怪我人まで出ている。そうだサルもいる。独りで歩く時には流石にこれらの野生生物に注意が必要だ。

杖になるような木切れを拾い、もしという時には戦わなくてはならない。

天気がいいと素晴らしい眺望で、大分歩くと根子岳も見えてきて阿蘇の五岳全体が視野に入ってくる。



その日は体の調子が良かったので、ゆっくり走った。最近はウォーキングの際にはジョッグを20分から30分入れる。ユックリズムだが走れるようになった。

山道の片側はクヌギや杉の林になっている。県の保安林のようだ。少し下りになった時ふと道端の小さな廃屋が目に入った。

何だろう?バス停の待合所みたいだが、ここはバスは通らない。しかも道側が小屋の背面。木材も所々朽ちている。

前面に周りこむとそれは仏様を安置するお堂で、真に古い石仏で優しい微笑を湛えている。



本棚にある「太陽 1993 379号」特集「仏像伝説」を見ると弥勒菩薩像に似ている。

案内文などまったくないので、いつ頃の製作かその信仰の歴史も不明だが、もしかしたらそんなものはどうでもよくて、仏様の前に跪きその柔和で温顔な表情を見ながら手を合わせるだけでいいのかもしれない

現在、宗教学特に山岳宗教=修験道に興味をもって久保田展弘や五来重の書籍を渉猟しているところだ。

阿蘇麓坊中の西巌殿寺の焼け跡にあった古仏もよかった。



体調を見ていつかこの西巌殿寺から阿蘇頂上の古坊中、阿蘇山上神社まで自分の足で歩いてみたいと思っている。修験者=行者は昔このルート=現在阿蘇北登山道になっているーを行の一環として山岳トソウ行をしていたのだ。



取ったぞー!!歌謡グランプリ

2012年02月27日 09時21分12秒 | 日記


やったー


初めて出場したのど自慢大会の決勝大会(予選会は100名=実際は70名位の出場者だったらしいーの中で25名が選ばれている)が昨日玉名市の高瀬蔵で開催され、思わぬグランプリを取ってしまった。

南阿蘇を7時半に出て、高速を使って玉名市へ。両親の墓、先祖の菩提が眠る場所でもありよく行く古里。予選会の時には両親の墓参りをして大会に臨んだ。その守護のお陰か予選通過のご褒美を得ていた。

この日は決勝大会なので、生バンドをバックに歌うという。どうなることか・・・

ひとつ気になっていることがあった。それは『酔歌』の歌詞をよく覚えていないこと。カラオケではモニターで歌詞が出るので心配ないが、生のバンドで歌の歌詞をどうするのだろう???

もしかのために、歌詞をA4の用紙に書いて持っていくことにした。会場に入ってステージを見ると予選会ではあったモニターがステージにないではないか

スタッフに尋ねると「生バンドですので、モニターはありません。案内に書いていたはずですがー」

案内書をもっていたのでよく読んでみたがそんなことどこにも書いてはいない

しかし、生バンド演奏で歌うということで「判断・予測」をしておくべきだったのだろう。仕方ない譜面台を使うことの了承を得て、歌詞を前に置く事にした。時々チラッとでも目に入れると安心する。

午前中全員のリハをやって、午後から開会式に続き、いよいよ決勝大会。



審査員にはプロの歌手SHIMEさんと元H2Oの中沢堅司、それとラジオ局の人、音楽関係の方の4人で審査する。

練習は毎日3曲だけ歌ってきた。妻からの指摘は息継ぎの注意と歌詞を明瞭に発音すること。厳しい指摘がある。

予選会では数が多くて全部聞いていると帰りが遅くなるので、結果は郵送というし、自分が歌ったらすぐ帰ったので合格した人の歌全部は聞いていなかった。

昨日は24人(インフルで一人欠場)の歌を全部聞いた。中高年が多いのだが、殆どカラオケ教室に通っているという。何人かはカラオケの先生までも出ている。流石巧い、衣装もまるで歌手みたいで、こりゃあ「カナワンバイ」と観念した。

歌い終わるとその場で鐘が鳴る。NHKののど自慢大会と同じヤツ。「カーン」と1回しか鳴らなかったら恥ずかしいぞ

予選会ではマイクを持つ手が震えて困ったが朝のリハでは出場者だけなのでそんなあがらなかった。しかしいよいよ決勝が始まると続々と観客が詰め掛け200人くらい入っただろうか、会場満杯になった。だんだん緊張してきたので、歌う前につい一杯ビールを引っ掛けてしまった。
まっ いいかっ 「歌」だもん!

そして歌。キーは同じだが、テンポがえらい遅いのだ。しかし、じっくり歌いあげよう

結果は鐘の乱れ打ち

全部終わってから審査員がその中から優勝者=グランプリ、準優勝者を決める。

そしてー

最後に発表されたグランプリに「8番のおやまさんが選ばれました」とアナウンス。妻が反射的に「キャーッ」と叫んでいた。

商品は40インチの地デジTV。ワオーッと咆哮して表彰式へ。

早速、3月X日に開催される新幹線玉名中央駅の1周年記念式典のイベントで歌うことになった。えらいことになったぞ
歌詞を覚えることだな、先ず




もうすぐ春ですねエ♪

2012年02月24日 10時58分51秒 | 日記
キャンディーズも残念だけれど、スーちゃんが亡くなって再結成も露と消えた。フォーリーブスも青山孝史、北公次と亡くなってメンバーが半分になってしまった。古きよき時代、一世を風靡したブルーコメッツもボーカル井上忠夫が亡くなった。

人生は諸行無常

「平家物語」のプロローグ。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。


人間は生き物だから寿命がある。長寿社会になったといっても長生きしたって一世紀を超えることは稀。平均で80前後だそうだが、だれでも平均寿命まで生きるかというとそうはいかない。生物の個別性があって、どうも生まれた時からDNAに生命の寿命はインプットされているそうだ。

但し、これは突発的な事件事故を除いてー

ホイットニー・ヒューストンの死はマイケル・ジャクソンに続いてショックが大きい。世界のポピュラーソングの巨星墜つ

二人ともウイアーザワールドに出演していた。音楽の才能は天才といってもいいサビに入った時の高音の声の伸びは胸を打った。"I will always love you"は何度聞いても涙が出る。

TVでは彼女が薬漬けだったとか報道しているけれども、死者に鞭打つようなことはして欲しくない。彼女の心と体をもてあそんだ薬の売人とか知っていて便宜を図ったマネージャーとか、マイケルもまったく同じ構図がある。

華やかなステージの影の部分はファンにとっては闇の部分、知り得るはずがないのだがやっぱり孤独感と憂愁が深く、心底寂しかったのではないかー

北公次さん、ホイットニー・ヒューストンさんの冥福を心より祈る。




KEIKOもヒデキもがんばれ!!

2012年02月22日 09時35分01秒 | 日記
TV見ていたら、KEIKOと小室夫婦のツーショットの写真が出ていた。

彼女はくも膜下出血で倒れて、今リハビリ中という。記憶に障害があるようだが、写真で見る限り元気そうな様子で一安心というところかー

なにしろあの子はいい子で、夫の小室が大変な負債を抱えて騒がれていた時彼女は妻としてぴったり彼の傍に寄り添い、励まし続けた。髪は金髪でポップスのアイドル的存在で、「イケイケギャル」みたいに見えるが心は九州乙女、芯が強くて素朴で誠実な人柄。

確か宮崎出身だったと思う。くも膜下出血って生存率が低い厳しい病気、ぜひとも復活してステージで歌って欲しいと思う。あまり彼女の歌って聞いたことないので知らないけれど、

こっからおいやずっば応援すっど

日曜日の8時かEテレで家庭菜園の番組に出演している西条秀樹、最近出ないなと思ったらまた脳梗塞再発で治療していたみたい。

出演している時に妻が「ヒデキの発音がおかしいと思わない?」というので注意して聞いているとやはり聞き取りにくい。
その後に出なくなったのでやっぱりと思っていたら脳梗塞発症というニュースだった。

KEIKOはまだ随分若いのだけれど、ヒデキは56歳、危ない年頃に差しかかっている。男は7の倍数年齢が健康の危機らしい。ヒデキちょうどその歳だ。用心に越した事はないが彼は梗塞の経験者だから服薬したり、定期検査したり十分気を使っていたと思う。それでも来る時は来るのだなー

そういえば江守徹も脳梗塞。見ていて舌がもつれていると今も感じる。

血管の詰まる病気=血栓は生活習慣病で、日ごろ酒、タバコ、美食などふしだらな生活のつけが突然襲ってくるもの。簡単にはいかない重い背景が存在する。

味の濃い例えば「ラーメン」好きにとってある日から「汁は飲むな!!」と言われてもラーメン通にとってスープは味わいの半分の価値があるのだ。狭心症をやった私に酒を控えよというが、これだけは止められない。愛煙家も止めるのは難しいようだ。周りいっぱいいる。止めると宣言してもどうして止められない人。

ほどほどがイチバンということだろうな。ついつい度が過ぎちゃうもんなー

熊本城マラソン、事故なくてよかった!

2012年02月20日 10時20分16秒 | 日記
昨日はマラソンをテレビで見て、興奮した。

昔、各地で催される多くのマラソン大会に出場した経験があるものにとって、刺激的な一日であった。

熊本の鶴屋前というと70万都市熊本の中心部、ここをスタートにするのだから、1万人の参加者は感激したことだろう。

フルもいいけど4キロの部が上通りのアーケード内を走り抜け、さらに下って下通りアーケードを下っていくコースも「たいぎゃなよかばい

出場者も格好が凝っていて、面白かった。どうせ2時間8分台を狙うんじゃない素人マラソン、楽しく走るのがイチバン

妻が「来年は私出るーっ」って言い始めた。普段は殆どスポーツしない主婦なのに・・・序にノタマウ「着替えとかの世話頼みますね」だと

さらに「あなたは狭心症で走れないから自転車で伴走したら・・・」そこまで言うか

思い出すなあ、走り始めたきっかけは余りにも太り過ぎて、ダイエットのために公園を走り出したのが最初。

どんどん体重が落ち始め、走りに面白さ(ラインニングハイなんて麻薬みたいな効果もあって・・・)が出てきて大会に出るようになったのだ。

その時の体重に近付いている。あーあ

閑話休題。

小遣い稼ぎに昔集めていた記念切手のスタンプブック?1冊持って、商品券などの買取専門店に持って行った。

その結果・・・

切手は50%の金額の買取という。たとえば100円の切手だったら買取額は50円これじゃあ大損だ。序に聞いたら郵便局ではがきに替えるなら、切手一枚につき手数料5円かかるという。あほんだら
それでそのまま持って帰った。

古本もダンボール1箱、売ろうと思ったけど切手で心に深い傷を受けたので止めた。

古い百円札30枚は郵便局でそのまま貯金できた。

今話題になっている銀行の忘れ去られた通帳の件だが、私も何冊かある。しかし、これって印鑑が何だったか分からないし面倒だよなー

「コメント」の「千代」さん、どうもありがとう。いよいよ歌の決勝大会日曜日、どうなることやら・・・