ある朝、裏山の阿蘇南外輪山の中腹にある細長い道をウォーキングコースに選んで歩いた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
家が450mの標高なのでそこは500mくらいだろうかーなだらかな斜面をその細道は走っている。
途中には短い橋があって、その下が私の秘密の山女魚の釣り場である。
この冬、村では鹿、イノシシが里まで下りてきて近隣で怪我人まで出ている。そうだサルもいる。独りで歩く時には流石にこれらの野生生物![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_i.gif)
に注意が必要だ。
杖になるような木切れを拾い、もしという時には戦わなくてはならない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/v.gif)
天気がいいと素晴らしい眺望で、大分歩くと根子岳も見えてきて阿蘇の五岳全体が視野に入ってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/9b/6624ec7a76e71c9aec5a521d44fc89ba_s.jpg)
その日は体の調子が良かったので、ゆっくり走った。最近はウォーキングの際にはジョッグを20分から30分入れる。ユックリズムだが走れるようになった。
山道の片側はクヌギや杉の林になっている。県の保安林のようだ。少し下りになった時ふと道端の小さな廃屋が目に入った。
何だろう?バス停の待合所みたいだが、ここはバスは通らない。しかも道側が小屋の背面。木材も所々朽ちている。
前面に周りこむとそれは仏様を安置するお堂で、真に古い石仏で優しい微笑を湛えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/41/97221bdc440818c298a1cc4dfd3973a5_s.jpg)
本棚にある「太陽 1993 379号」特集「仏像伝説」を見ると弥勒菩薩像に似ている。
案内文などまったくないので、いつ頃の製作かその信仰の歴史も不明だが、もしかしたらそんなものはどうでもよくて、仏様の前に跪きその柔和で温顔な表情を見ながら手を合わせるだけでいいのかもしれない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
現在、宗教学特に山岳宗教=修験道に興味をもって久保田展弘や五来重の書籍を渉猟しているところだ。
阿蘇麓坊中の西巌殿寺の焼け跡にあった古仏もよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/9b/caafbf1b9bda9f084c9d15ef3161139f_s.jpg)
体調を見ていつかこの西巌殿寺から阿蘇頂上の古坊中、阿蘇山上神社まで自分の足で歩いてみたいと思っている。修験者=行者は昔このルート=現在阿蘇北登山道になっているーを行の一環として山岳トソウ行をしていたのだ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stretch.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
家が450mの標高なのでそこは500mくらいだろうかーなだらかな斜面をその細道は走っている。
途中には短い橋があって、その下が私の秘密の山女魚の釣り場である。
この冬、村では鹿、イノシシが里まで下りてきて近隣で怪我人まで出ている。そうだサルもいる。独りで歩く時には流石にこれらの野生生物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_i.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_saru.gif)
杖になるような木切れを拾い、もしという時には戦わなくてはならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/v.gif)
天気がいいと素晴らしい眺望で、大分歩くと根子岳も見えてきて阿蘇の五岳全体が視野に入ってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/9b/6624ec7a76e71c9aec5a521d44fc89ba_s.jpg)
その日は体の調子が良かったので、ゆっくり走った。最近はウォーキングの際にはジョッグを20分から30分入れる。ユックリズムだが走れるようになった。
山道の片側はクヌギや杉の林になっている。県の保安林のようだ。少し下りになった時ふと道端の小さな廃屋が目に入った。
何だろう?バス停の待合所みたいだが、ここはバスは通らない。しかも道側が小屋の背面。木材も所々朽ちている。
前面に周りこむとそれは仏様を安置するお堂で、真に古い石仏で優しい微笑を湛えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/41/97221bdc440818c298a1cc4dfd3973a5_s.jpg)
本棚にある「太陽 1993 379号」特集「仏像伝説」を見ると弥勒菩薩像に似ている。
案内文などまったくないので、いつ頃の製作かその信仰の歴史も不明だが、もしかしたらそんなものはどうでもよくて、仏様の前に跪きその柔和で温顔な表情を見ながら手を合わせるだけでいいのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
現在、宗教学特に山岳宗教=修験道に興味をもって久保田展弘や五来重の書籍を渉猟しているところだ。
阿蘇麓坊中の西巌殿寺の焼け跡にあった古仏もよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/9b/caafbf1b9bda9f084c9d15ef3161139f_s.jpg)
体調を見ていつかこの西巌殿寺から阿蘇頂上の古坊中、阿蘇山上神社まで自分の足で歩いてみたいと思っている。修験者=行者は昔このルート=現在阿蘇北登山道になっているーを行の一環として山岳トソウ行をしていたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stretch.gif)