おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

生者必滅の理とはいえ・・・

2014年06月30日 07時38分08秒 | 日記


月例のウォーキングに参加した昨夕、意外でショックな情報に接した。

村に移り住んでお世話になっている医院の先生が亡くなられたというのだ。

5月31日にクスリを貰いに行った時に看護師から先生が入院されていて医師がいないので混乱しているとのことだった。

主治医になるのだ。その日は電話で指示を確かめてクスリの処方を頂いて薬局でクスリを貰うことができたのだがー

病状についても入院先の教えてくれなかった。緘口令が出されていたんだろう

しかしまさか亡くなるとは思いもしなかった。

どこかに「もしかしたらガン発症・・・?」そういう思いも無きにしもあらずかな・・・との不安もかすかに過ぎったがー

脳血栓か梗塞かという話だった。まだ私よりも若い先生で残念でならない。

心からご冥福をお祈りするしかない。

人間の命はこれほどにはかないのだ。

親友を去年失った時にも感じたのだが、正者必滅とはいえ心の準備ないままに急に死が訪れるのは無念であろう。

常にその日への準備を怠るなと戒めていることかー


田植えと苦役

2014年06月29日 07時10分21秒 | 日記


昨日は妻の実家の田植えの手伝いに行った。

毎年一日だけだが田植えの手伝いをしている。

熊本市の西部沖新というところに田圃があるのだが、ここは干拓地で海に近く広大な田園風景が広がる。

恐らく江戸時代に苦労してここを干拓地としたのだろう。今では肥沃な田圃=米どころになっている。

この地域に手伝いをする田圃が彼方此方に点在していて合計5枚で6~7反ほどにもなる。

昔だったら手植えなのだが今は「さなえちゃん」がある。いっぺんに5列植えていく。所謂5条植え!

だから手伝いといっても機械が取り残す四隅の隙間を手で植えていくのだ。

田植えは田圃に水が張ってある。だから中に入ると泥濘=ヌカルミだから地下足袋を履いて帽子には網を被せ手には腕カバーをつけて完全武装している!

稲作も随分機械化されて省力化スピード化されている。200年遡って昔の百姓がタイムスリップして現代の農業を見たら度肝を潰すだろう

どこの田圃も親戚がたくさん集まってまるでお祭りだ。小さな子どもまでヌカルミに足を取られながら懸命に苗を運んでいる。

この光景は実にいい!

お昼は神社の境内で車座になって握り飯を頬張った。皆でしかも労働の後食べる食事、これが美味いのだ。

新ジャガイモの二コロガシ、煮しめ、卵焼き、天ぷら、漬物とこういう時の定番だが美味い



3時頃まで手伝って帰ってきた。

さて今朝はこれから地元で井出=用水路の掃除=苦役だ。

幅は1.5m深さも地表からすると1.2mほどもあろうか。この水がこの外輪山麓の百姓にとっては命の水になってきた。

この水、転住者には飲料でもないし農業にも使わないのでこの水路は地元で稲作にこの水を使っている住民が共同で管理しているもの。しかし、こういう苦役を共にすることからしか地元住民と新たな移住民との融和はできない。一緒に汗を流して苦労を共にすることー

稲作も苦役も昔から地域の共同性を培ってきたものだ。機械化され省力化され農業経営が個別的になってきたせいでこの共同性も薄れてきているという面もあるだろう。

2時間半の労働を終えて皆で冷えたお茶を飲んで散会となって、レーキーを担いで歩いて帰っていたら、区長さん「乗んなっせ。送りまっしょう」と軽トラで家まで送ってくれた。

しんどかった作業だがこれで気持ち的にすごく報われた感じがする




小さな親孝行

2014年06月27日 07時14分49秒 | 日記


妻の両親は90に近い高齢だ。

週1回火曜から水曜にかけて泊り掛けで介護に通っている。

父親は近くにある施設に入所して実家には義母がひとりで生活している。

70年近くミカン作り一本で子ども4人を育ててきた。

妻は次女だが親孝行はだれにも負けない。夫の私の両親の介護もほぼ一人でやり終えて次には自分の親の介護。

ヘルパーの2級の資格もそのために取得した。

私も義母のために何かしてあげられないかと考えていたところ、新聞に○キャンの広告が大きく出ているのを見つけた。

それは日本文学の「聞いて楽しむ日本の名作 朗読CD全16巻」で市原悦子などのベテラン俳優が朗読している。

書棚には若い頃買った日本文学全集が並んでいるが、母は目が薄れているので小さい字が無理だと言うからこれがいいと買ってあげることにした。

先日現物が送ってきたのでこの火曜日、妻が母にもって行った。すると大喜びでその夜、電話が掛かってきた。

「まあいいものありがとう。今も聞いているところよ」

1時間程度のCDというから短篇小説なのだろう。しかし芥川には有名な短篇が多いので耳で文学を味わいことも楽しいのではないかと思う。一度義母から聞き終えたCDを借りてみようと思う

これをウォークマンに録音して走りながら聞けないかな?



読書は今吉川英治全集の3冊目になる「親鸞」を読んでいる。長編だが厭きない。言葉は難しいものを使っているのだが動きがあって先へ先へと急ぎページを繰る。これも作家の腕なのだろう・・・

食べることが何より生きがい・・・しかし

2014年06月26日 07時45分38秒 | 日記


昨日地元の村の健康推進課が主催する「健康講話と料理」の集いに友人と誘い合わせて参加した。

会場に入ると中高年の女性が圧倒的で一番前の列に5人の男性が座っていた。見知っている顔ばかり。

小さな村何かイベントがあると顔を出す人って決まっている。

高齢者介護サポーターの養成講座で一緒の人、いつかウォーキングで一緒した人、今回の「ウェストサイズ大作戦」で同じ戦列に並んでいる人・・・。

先ず最初に保健師から健康講話があった。

まず今朝食べた味噌汁を少量持参することになっていたのでその塩分濃度の測定。

ハラハラして結果を聞いたら「1%でした、まあ普通ですね」というお言葉。

この村、脳内出血で病院に運ばれる人の数が滅法多いのだそうだ

問題は塩分。一日の許容摂取量は男9g女7.5gだそうだ。

聞いてびっくりの事実。

「梅干」の塩分量ー

1個当たりなんと2g入っているという。

日本人だから嫌いな人はいないだろうが、醤油や味噌が好き

テレビでタレントが蕎麦を食べるのを見ると箸で掬った麺の先っちょをちょっとだけツユにつけて食べているけれど、私の場合、それをツユに全部水没させてそれからたっぷりツユがかかっていることを確認しながら口に運ぶ

ラーメンも最後のヒト汁だけは残すけどほぼ汁も飲む。

寿司はネタを先ず先に全部満遍なく醤油につけて食べる

こういう食生活だから血圧が高くなるのは当たり前。それでクスリを服用しているなんて税金の無駄使い!!と批判されそう。

ところで野菜のなかで人間の体にとって必要な栄養素をもっとも多く含むものって・・・

モロヘイヤだそうだ。

確かに苗が売ってあった。それからホウレン草や菜の花がいいと渡された表に書いてあった。

菜の花はどうも抵抗がある。

野菜を作っていてキャベツや白菜、ブロッコリーなど時間だ経つとトウが立ってきてそこから菜の花が出てくる。これを食べるのかなあ?何かイヤだ。

さて、しっかり自覚をもって食生活を送ろうと昨日今日!考えている。

梅干が危険なようだから、もう一つ気になったことがある。できるだけ毎日食べるようにしているラッキョウの塩分は?

保健師さんに質問すると後で調べて教えてくれた。「塩分は少量で、かえって糖分が多いので注意するように」とのことだった。


底の浅い東京都議会

2014年06月24日 07時22分38秒 | 日記


昨日はテレビでセクハラヤジ発言者の謝罪会見がミネヤで中継されたので(時間差で録画か?)それを見てたら昼寝をし損なった

東京都議会自民党幹事長の記者会見が先にあってこれもずーっと見た。この人から受ける感じはずーっと上から目線で「カンジ悪ッ

この発言の中で早く結婚云々は鈴木議員の発言と認めたのだが、「子を産め、産めないのか」発言については本人も否定しているし、「私も自民党の誰も聞いていない」と豪語した。

この後の鈴木会見でも同じ事実認定を繰り返した。但し周りが「騒がしかった」というなんとも煮え切らない発言をしたのだが、これが自民党内部で調整結論なのだろう。

だから鈴木氏は「トカゲの尻尾切り」なのだ。

あの幹事長は鈴木氏のすぐ後ろの席だとかービデオに画像も音声も録画されているし、全国に流れているのに聞こえないという。不可思議な話だ

発言はどっちかというと「早く結婚をー」というものよりも「子を産まぬのか、産めないのか!」のヤジの方が絶対に酷い。これこそ差別発言だし世界の顰蹙を勝っている言葉だ。

昨日の段階では幹事長も鈴木氏もこの後の「出産云々」の発言者の特定については口を濁らせて曖昧になったままだった。

絶対これを許してはならない。世界に配信されて日本が注目されている中で事実の究明が曖昧になされたのでは日本の恥だ。

サッカーサポーターがブラジルで日本の道徳心の美しさを世界に広めてくれたのがこれで印象では帳消しにしてしまった

時間が何日も経って「私でした」と名乗り出るような無様な事態にならないように祈るばかり。

あの幹事長も最初は有耶無耶に誤魔化したかったのだろうが、自民党本部の幹事長石破が厳しい発言をした途端に地方議員?東京自民党幹事長は謝罪会見となった。安倍がトップとして究明を命じたらもっと早くことが処理されるだろうに