夕方から雨が降り出して、一晩中シトシトと降り続いた。
作物にとってはいい雨だった。天の恵みに感謝。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
昼寝をするので、夜中にトイレに立つとそのまま眠れなくなって本を読む。
今朝は3時にトイレに起きて、目が覚めないように半分目を瞑ってトイレを往復したのだが、昨日の午睡が長かったせいかパチッと目が覚めてしまった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
今雫井脩介の「栄光一途」というミステリーを読んでいて、とうとう読み上げてしまった。
昔「柔道一直線」というドラマがあった。柔道は日本の古武道であり、今やれっきとしたオリンピック種目になっている。
その柔道の世界で世界の頂点を狙う選手やその周縁のスタッフ、上層部が「勝つために」薬物に手を染めているというフィクション。
この本は賞を受けたものだ。
確かに奇想天外のプロットがあり、飛ばし読みしたりすると筋が分からなくなる。
テーマはスポーツ界、それも日本の伝統競技柔道界で「勝利至上主義」が蔓延り、いつの間にか筋肉増強剤、成長ホルモン等薬に手を出す。
しかもオリンピック代表を目指す選手が密かに薬をやっていて、それを告発する文書が日本柔道協会あてに届くことで物語がスタートする。
たしかにオリンピックで金メダルを取った選手がその後ドーピングでメダルを剥奪されるということは現実に多い。
室伏選手のハンマー投げでも、花の100m競走でも有名な選手が起こした。
ストーリーには付随して薬に手を染めている選手とトップを競っている選手がアスリート=競技者として精神の緊張を解放するため、或いは逆に試合前に気持ちを高揚させるために街に出て行って、暗がりで人を襲うということを書いている。
柔道界全体の堕落を書いているのだが、この本その世界に波紋を与えなかったのだろうかー
ダーティーなイメージを植えつけるような物語だが、フィクションとはいえ大丈夫なのだろうか?
その前に読ん荻原浩の「神様からのひと言」が業界小説(サラリーマン小説)で最初は最後まで読むに値するかなと思いながらだったけれど、あにはからんや実に面白く一気に読んでしまった。
しかし食品業界内の業務で苦情処理係りとは仕事とはいえシンドイものだ。
いいたい放題の文句を並べられ、それにただただ頭を下げ続けなければならない。
ストーリーに面白い展開が待ちうけており最後まで楽しく読めた。
作物にとってはいい雨だった。天の恵みに感謝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
昼寝をするので、夜中にトイレに立つとそのまま眠れなくなって本を読む。
今朝は3時にトイレに起きて、目が覚めないように半分目を瞑ってトイレを往復したのだが、昨日の午睡が長かったせいかパチッと目が覚めてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
今雫井脩介の「栄光一途」というミステリーを読んでいて、とうとう読み上げてしまった。
昔「柔道一直線」というドラマがあった。柔道は日本の古武道であり、今やれっきとしたオリンピック種目になっている。
その柔道の世界で世界の頂点を狙う選手やその周縁のスタッフ、上層部が「勝つために」薬物に手を染めているというフィクション。
この本は賞を受けたものだ。
確かに奇想天外のプロットがあり、飛ばし読みしたりすると筋が分からなくなる。
テーマはスポーツ界、それも日本の伝統競技柔道界で「勝利至上主義」が蔓延り、いつの間にか筋肉増強剤、成長ホルモン等薬に手を出す。
しかもオリンピック代表を目指す選手が密かに薬をやっていて、それを告発する文書が日本柔道協会あてに届くことで物語がスタートする。
たしかにオリンピックで金メダルを取った選手がその後ドーピングでメダルを剥奪されるということは現実に多い。
室伏選手のハンマー投げでも、花の100m競走でも有名な選手が起こした。
ストーリーには付随して薬に手を染めている選手とトップを競っている選手がアスリート=競技者として精神の緊張を解放するため、或いは逆に試合前に気持ちを高揚させるために街に出て行って、暗がりで人を襲うということを書いている。
柔道界全体の堕落を書いているのだが、この本その世界に波紋を与えなかったのだろうかー
ダーティーなイメージを植えつけるような物語だが、フィクションとはいえ大丈夫なのだろうか?
その前に読ん荻原浩の「神様からのひと言」が業界小説(サラリーマン小説)で最初は最後まで読むに値するかなと思いながらだったけれど、あにはからんや実に面白く一気に読んでしまった。
しかし食品業界内の業務で苦情処理係りとは仕事とはいえシンドイものだ。
いいたい放題の文句を並べられ、それにただただ頭を下げ続けなければならない。
ストーリーに面白い展開が待ちうけており最後まで楽しく読めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)