おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

我が家の門松作り

2012年12月30日 16時26分52秒 | 日記
風雨の30日。外を見ると雨が雪に変わった。



昨日から取り組んでいる門松を完成させなければならない。

竹は近所の竹林から地主さんに断って孟宗竹の太いのを貰ってきた。この人は大学の工学部教授だった方だが、すごく気さくで話し易い人。先日も住んでいる地域の苦役があったのだが常に出席される。

これを3本ずつ2組作る。問題は頭の部分で節のところを斜めにスパッと斬らなければならない。

今回は鋸と電動マルノコを使った。父子の真ん中からマルノコで片面を切る。そしてノコギリを使って後を微調整しながら切っていく。

これが一番の勘所だ

長さを揃え、並べ下の方をしっかり縛る。

入れ物はプラスチックの漬物樽を使用。この真ん中に3本の竹を据え、今年は裁断した藁があったのでこれをしっかり詰めてグラつかないように固定。後で熊笹で底面は見えなくなる。

飾りは松、南天、梅の木の枝が主役。松は我が家の庭の松を剪定したものを使った。

梅は私の畑の梅。南天は買ってきた。この赤い実がアクセントになる。

セットし終えたところで車を走らせ、といっても住まいから5,6分のところに熊笹がある。今年はいい笹が取れた。

昨日はこの段階で日が暮れた。しかし、大事なものを買いに隣町にー藁で編んだコモがいる。これを漬物樽に巻いて人工物を隠す必要がある。一枚298円也で購入。

今日はこれを樽に巻いて、棕櫚縄で縛り上げる。

そして、熊笹で飾って出来上がり。それが今年の門松。




松井秀樹論ー辞めてもわしらのヒーローだ

2012年12月28日 10時10分38秒 | 日記


ニュースを見ててぬすけた顔のAの自信満々の表情にはすでに飽き飽きしてきた。

しかし、経済界の期待がいかに大きいのか唯一所持している生命保険会社の株価があっというまに急上昇したことだけはニンマリ。

経済の動向だけはよくわからない。必ず破綻が来ることは必至だと思っているので、株は今が売り時とどうしたら売れるのか調べてみたけど、簡単だと聞いていた売却は意外にややこしい。年明けないと手続きは無理だった。明日、大納会だしー

さて大好きな松井秀樹選手が引退することになったこういう日が近々迫っているなという予想はしていたが、いざ本当に辞めるとショックだ。もう1回豪快なホームランを見たかった

高校時代からこの選手はずーっと見てきた。あの明徳義塾戦での連続5四球の時もあれでも松井は怒った表情を見せなかった。高校生同士の勝負をさせてもらえなかったことは慙愧の念に堪えなかったろう。

星陵高校の監督は名伯楽と賞賛されている山下智茂だが、彼の薫陶に心底影響を受けたのだろう。松井の生き方を見ていると(野球の実況中継や録画、インタビューを通じてだがー)嫌味を決して見せなかった。批判や皮肉も口にしたこと私はなかった。

こういうとまるで少年時代の長島を愛して止まなかった自分の再現だけれど・・・

プロ野球の選手が途中で日本を離れてアメリカのプロリーグに移籍して行く姿をずーっと見せられ続けている。今年もいろいろ出て行ったがどうなのか?

夢実現のために渡米するのはいいだろう。しかし、向こうは決して甘くない。渡ったはいいが、メジャーに登れない選手がこれまでいかに多かったかーそして少し登場したかと思うとすぐにマイナーに追いやられ、日本で多くのファンを持っていて年俸も1億以上稼いでいた選手が2軍3軍で自分の靴下さえ自分で洗う生活を強いられる。

苦労を重ねて、やっぱり生きて行くためには金を稼がないといけないととうとう帰国し再び日本プロリーグに戻って野球をしている選手の多いこと。

阪神にいた藪どうしているのだろう?井川は帰ってきた。和田はどうなってるのだろう?川崎はイチロウにあこがれてアメリカに渡り、一時はイチロウと一緒にプレーもしていたけれど、イチロウはヤンキースへ。イチロウは別格なのだよ、川崎君
君も帰国する?

松井はその道を選ばなかった。帰ってくれば恐らくどこかの4番を打てるだろうに・・・ここが生き方の違いだ。

松井はヤンキースでワールドチャンピオンになったし、そのMVPを取ったのだからいわば野球界の世界チャンピオン。この誇りを汚したくなかったのだろう。よくわかる

こういう一途な生き方、実直な考え方に惚れるんだよ、オヤジ達はー

ご苦労様でした松井秀樹選手


餅つきと墓掃除・・歳末の恒例行事

2012年12月27日 09時23分07秒 | 日記
メッチャ寒い朝だぜい

昨日は妻の実家で餅をついた。以前は杵と石臼で本当に搗いていたのだが、皆年寄ってワイルドでなくなったので杵と石臼は電気餅つき機に替わった。

しかし、庭に簡易カマドを据え朝から火を起こして湯を沸かし、兄妹が揃うのを待つ。私達夫婦は親の介護、餅つきの準備のために前日から泊まっている

もちを丸める作業は人手が要る。甥姪も集合して賑やかになった

さてこれから蒸篭に用意されているもち米をいれ布巾で包み2段は釜の上にセット。

しっかり薪をくべて火力を強くして25分位で焚き上げる。

これをさきの文明機器に入れ、しばらく「ゴニョゴニョ」と練る。

そして皆で鏡餅から○もち、アンコもち、さらにはビニル袋に柔らかい餅をそのまま入れて保存用にする。

私と義兄はカマドで火の当番。これが毎年の役割。そして二人でビールを飲み始める。
この日だけは朝からビールだ。

寒い日だったが、火の傍にいるしビールは格別

時々、ツマミの代わりに搗きあがった餅を砂糖醤油につけて食べるこれが最高なのだ。

不思議な思いがする・・・齢を重ねて、これまで好きではなかった「昔ながらの食べ物」が好きになって、再び私の中では脚光
を浴びている。

干し柿がそう今年も値は高かったけどトンボ柿を16個、3週間から4週間寒風に晒して出来上がった。残念ながら
1個だけは何か知らぬが共生生物にやられた

これから、県北の生地にある墓所に行き年末の掃除をしてこようと思っている

車が多いから用心して行かなくちゃあ

歳の差婚

2012年12月25日 10時26分37秒 | 日記
加藤茶の歳の差婚には参った

なんと45歳の差。彼女が24歳というから「ありえない!!

何で加藤茶に拘るのかというと、彼は大動脈解離という難しい病気で倒れ、大手術をして生還している。

1700万円もかけた先進治療で完全に良くなったのか?それも24歳の若い女性と再婚するというからだの酷使?に耐えられるのだろうか?

村の中にも割と著名な実業家が、60オーバーであるのに嫁さん30台の前半をもらったとテレビで自慢していた。

やっぱり世の中広いもんだなー

心身は一体になってて、気が若ければ体はそれに着いて来るというのか?

カトちゃん、無理しなさんなよ

視点を変えると女性はこんな69にもなった年寄りのどこに魅力をというよりもどれだけ続くか判らない生涯を共に過ごす決意をしたのだろう?これが大きな疑問ー

余計なお世話といわれたらそれまでなんだが・・・

こんなことを書くというのは心のどこかにやっかみがあるのだ、きっと



高校スポーツとアマチュアリズム

2012年12月24日 09時06分46秒 | 日記


いまNHKで南相馬のコーラスグループ「MJCアンサンブル」のドキュメント番組を見たところ。

中高生の女子のコーラスグループで福島南相馬の被災地に住んでいたり別の場所に移住を余儀なくされている子ども達。

このグループが「被災地の歌声」として注目されて全国へ、そして世界へと活動の域を拡げて行く。そしてプロのミュージシャンがバックコーラスに招聘したり、ウイーン少年合唱団とのコラボをやらされたりしていく。

そしてはじめ単純にコーラス♪が好きで集まって歌っていた彼女達の間に不協和音が生じてしまう。

「ちがう、何かが違ってきた」

音楽(合唱)=被害者の思い、被害者の声というきく側、メディアの反応、利用しようとするマスコミ。そして自分達が一番よく知っていた。練習が不足しているのに彼方此方に引っ張り出され、スケジュールに追われている。

確かに最初、彼女達のコーラスに感動もしないし、下手だなあと印象だけだった。

しかし、リーダー、副リーダー、高校に入ってからMJCアンサンブルの変化して行く姿に違和感を覚え去っていった団員がもー一度自分達の本来の姿ーコーラスが好きで皆で歌いたいーに戻ろうと決意。

目標だった福島県のコーラスの大会優勝目指して練習を始める。

そして大会当日の演奏。これを聞いていて自然に涙が流れていた。横で妻も涙を拭いている。このコーラスが一番良かった。

途中「イマジン」のバックコーラスのレコーディング風景があったが子ども達の表情は死んでいるし、コーラスは最低だった。

純粋に歌を歌うこと、そしてその中で決して自分を見失わないこと。これを市場原理で金になる(同情がチケット販売、CD売上高)と大人がチヤホヤし彼方此方に連れ回す。15,6歳の子ども達が自分を見失わないはずがない。しかし、彼女達は自分で動きにブレーキをかけることができた。

すばらしいことだ。このまま自分達らしくじっくりゆっくり音楽を追い求めていって欲しい。

昨日は高校駅伝を見た。男子は愛知豊川高校が初出場初優勝という快挙をなした

ところが今朝の新聞。豊川に批判が集まっているという。7人走った高校生の内6人までもが仙台育英高校の転校生で3・11の被災でいろいろあって?その陸上部員を特待生で豊川に受け入れて走らせたというのだ。テレビではそういおう説明はなかった。

女子の部では仙台育英が出場していたので部は存続しているのだろう。ではなぜ仙台から愛知に?一家転住でもないらしい・・・

駅伝は高校にとって最高の宣伝媒体になる。強ければ長い間高校名が連呼され、これが生徒募集に繋がるのだから、私立も公立も駅伝にかける期待が大きいのは理も当然。

しかし、問題はこの中に教育不在になる危険が潜んでいること。生徒に活躍の程度合わせた給料の支払いはないだろうが、見えないところに特典=優遇措置は限りない。

卓球のAちゃんのことを持ち出すだけでその実態が窺い知れる。3年間で何日教室で勉強しただろうか?

これプロとどう違う?有力生徒を引っ張るのに学費だけでなく遠隔地から受け入れるのに住まいをただで用意したり、小遣いまで云々という噂もチラチラ伝わってくる。この生徒が怪我でもして競技生活がだめになった時のこと本人、親考えているだろうか?

今じっくり考え直す時に来ている