おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

南郷仙人の夢は「夢のまた夢」

2016年02月04日 11時10分29秒 | 風邪と酒


浴びるほどビールを飲みたい。

飲むなら熊本市銀座通りの「オーデン」。ドイツビール。

こういうビヤホールのビールを初めて知ったのは、友人が連れて行った
東京銀座のライオンビール(?)。その大ジョッキで飲む生ビールうまさに感激した。

今熊本空港にビル内2階にテナントとして入店しているけど・・・

市内ではここだ。

病気して約1年。ゆっくりじっくり治療を続けている。

酒はそれから止めてしまったが、ある時、担当医に呟いた「もう一生酒は飲めないのでしょうね」

すると意外なことを医師は告げた。

「なんいよんなさる」(なにをいわれるのです)
「じゃんじゃん飲んだらよかですよ」

その時、驚いて「えーっ、そんなことできるもんですか!!

「じゃんじゃんーとは言葉の彩ですけど、おやまさんならそんな大酒されることはないでしょう
から、ほどほどビールでも焼酎でも飲んでも大丈夫ですよ

これを聞いてどんだけ勇気づけられたことか!!

病人は心に響く「ことば」を常に欲しがっているのです。

だからといってそんな飲むはずはない。飲んだことによる後遺症とか薬餌効果をダメにするので
はないか考えると飲める訳ないのだ。

飲む時には最小の缶ビール100CC1缶、妻と二人で普通の350CC1缶位。

焼酎ワインなどは強いから飲まない。一度だけシャンパンを飲んだら感激した。美味かったなあー

しかし、テレビで人が居酒屋などで楽しそうに仲間と飲む場面をみると、体が自然に反応する。
「欲しい!!」

今週体調良かったら、久し振りにビールコップ1杯ナミナミ次いでグイーッと飲みたいものだ。

人間死ぬまで「我慾」との格闘だな・・・



小話続き

2015年10月16日 07時14分45秒 | 風邪と酒


「こんにちは。長らくご無沙汰を致しました。随分前になりますがこちらにお伺いしたもの
でございます。」

その日はよく晴れていた姑はすでに亡くなっていた。義母がその習いを受け継いだかのよう
に日の当たる縁側に出て針仕事をしていた。

村域は小さく、海に向かって開けた平地は田圃に丘陵地は棚状にみかんを栽培している。海
岸を走る県北に通じる道路から村へ入る道は狭い。その道沿いに義母の住んでいる家がある。

義母が家の前の道を通る近所の人達とは必ず声をかける。
「こんにちは。今日もよか(好い)天気ですなあ」これから長い会話が始まるのだ。もちろん
みかんの収穫時はまるで「戦争」だ。

時期は5月、みかんの花が咲くころで村中に何とも言えない芳醇で甘い香りが漂い溢れるのだ。

義母は青年を見てすぐには思い出せずにいた。青年はニコニコしている。

「あの時はおばあさんがそこに座っていらっしゃいました」

「ばあちゃんな去年大往生しなさったばい」

「そうですか・・・お悔やみ申し上げます」

「あーああん時お母さんに連れられた息子さんかいた?」

「思い出していただけましたか。そうです、○○といいます。お礼にあがるのに随分と時間が
掛かってしまいました。どうしてもあの時の御恩が忘れられずに今日伺わせていただきました」

「そうかいた。わざわざお礼ばいいに来たつかいた、ありがたかなあ」

「今日まで一日も忘れることなくいつかまたあの村の、あの家に行こう。温かいあのおばあさん
に会ってお礼を言おう。それまでに恥ずかしくない大人にならなければーそう思いながら生きて
きました」

手にした風呂敷に包んだ菓子折りを差し出して「本当に気持ばかりのものですが、どうぞお受け
取りください」。

義母が包みを開くと菓子箱の上に封書が置かれている。中を開くと3千円のお札が入っていた。

「あの時に受けた御恩に比べたら恥ずかしい金額ですが、やっと就職して給料をいただける身に
なりました。御礼の気持ちをお受け取りください」

義母が涙を流しながら、「ありがたいことです。後で仏さんに報告しておきます」

青年は戦後中学を出て働きながら夜間の定時制高校に進み、一昨年卒業今名古屋の企業に就職し
ていた。

家の中に招き入れると、青年は仏壇に手を合わせ何度も何度も頭を下げたという。

人への施しは眞正直な心からなされたものであればほんの些細なものでも受ける側は「値千金」
になるのだ。

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2015年08月05日 09時40分39秒 | 風邪と酒

これは阿蘇修験の護摩行。   


これは湯立て。


これは火渡り。

一昨日と昨日はテレビをよく見た

まず苦言。なでしこの対北朝鮮戦と昨日の男子サッカー。奇しくも同じ国相手。

感想。「情けない!!」
冷静に振り返ると、北朝鮮の選手の方が動きが早く、人間的な意味でもまじめで素直な印象だった。

独裁国家だから、共産主義国だからどうのこうのではなくて、弱いチームは負ける。これだけだ。

さて、本題。

レッドクロス。はじめ意味を考えていなかった。レッドクロスそうか赤十字のマークを呼ぶ言葉なんだ。

現代史を描いた長い歴史ドラマで、日中戦争から第二次世界戦争とその後の日赤の従軍看護婦を描いている。

一言で言うと「おもしろかったし、ずいぶん涙を流した」

細かな部分では言いたくなりそうなところもあるけど、この時期「はたして国境を越えて友情と信義は成り立つのか?」というテーマ。

日中間の平和づくりを念頭におけばこういう表現にならざるをえないのではー

しかし、大陸での関東軍の非道さはゆせない!

「花燃ゆ」について-

かのドラマは評判が悪い!なにしろ史上最低の視聴率とかでプロデューサーとか主演の井上某とか散散に言われている。

確かに私も批判を書いてきた。特に若手の俳優起用がだめだった。特に久坂、高杉は大失敗。見ていて「七五三」で子供が初めてまともな着物を着せられたみたいな感じで、芝居もだめだし・・・

しかし、松陰の妹で久坂の妻文が長州藩の奥詰めになってお方様、お姫様と近接するようになって俄然おもしろくなった。

男の世界の演出が失敗したので、これから女の世界でどれだけ人気を取り戻せるかだ。

今のところは虚実取り混ぜた演出だろうが、とてもおもしろい。

井上は自分の宗教について公にコメントしたり有名人を利用してお笑いのヤセギスタレントの某みたいに選挙に頑張るとかしないでこの道で行こうとおもうなら、地道に女優行を貫いてもらいたい。

スポーツ真に盛ん也!!

2014年08月25日 07時24分48秒 | 風邪と酒


スポーツが面白い

高校野球はいよいよ今日が決勝戦

栄冠はいずこへ?三重か桐蔭か?熊本城北を5対3で破ったというよりも城北が2点差で破れた相手三重に応援したい

昨日は大好きな「鉄腕ダッシュ」があったし、その後「官兵衛」だったので殆どスポーツは見ることができなかったけどスポーツは純粋に競技に打ち込めるので楽しい。選手と一体になって競技手いるような錯覚さえ覚える。

私は単純なスポーツほど好きだ。なかでも陸上、水泳が一番。

特に今水泳が往年の「水泳のニッポン復活」の時でワクワクする

陸上が少し成績的に寂しい気はするのだが、100m、棒高、走り幅、三段、投てき現在はやりが面白い。そしてマラソン。

さて高校野球。これは少し雑念が入ってくる。

つるが気比高校が準決勝まで進んだ。昔は敦賀高校、福井商業が古豪として有名だったけど、気比はあまり馴染みがない。

ネットで調べると新しい私立高校で、野球部は学校のやはり「売り」になっていて全国から後半に選手獲得しているらしい。

半分以上が関西で京都が多い。

我が城北も隣県の福岡出身者が多いのでこの選手が全国区になっているのは当たり前の時代だ

一度名門高知明徳を学校訪問したことがある。岬の森の中、全寮制で勉学を勤しみ辛くなってもここからは「脱走」できないような地理的条件。

スポーツの環境が素晴らしかった!!相撲では横綱を出しているし、ゴルフでは賞金トップを出している。そして野球。ここも全国区。

我が村の隣町の小さな中学校が剣道で全国優勝した。エーッと驚いたが、実は中学でも全国区。こりゃーナンダカナア・・・

こういう雑念が入ってくるとだめだな。

昔熊本の済々黌が選抜優勝したことがあるけど、純粋地元で勉強でも名門高校。スカウトのない時代。こういう時代はもうありえないのだろうか???


「にじいろ」を歌う絢香

2014年07月04日 07時20分17秒 | 風邪と酒
可愛いジャガイモ

現役を退いてから「サンデーマイニチ」の生活に移行。

日常生活の朝のルーティンに朝食時間に合わせて「朝ドラ」を見る習慣が出来上がった。

NHK連続テレビ小説は「花子とアン」をやっている。前回の「あまちゃん」に続いて面白く楽しんで見ている。

少し気になることがあるのだけれど、私だけなのか?

この主題歌を歌っている絢香の歌詞がどうしても聞き取れない。歌は声量があってさすが若者に人気の歌手だと思うのだが、その歌っている歌詞が判然としないのだ

それも1箇所ではない。

同じ日本人が日本語で歌っているのに聞き取れないとはどういうこと?

旦那は小説家でもあったよな。言葉の一語一語に表現しようとする世界を現す。言の葉に細心の注意を払う職業。

歌い手だって同じだろう。

最近ニュースで安倍の顔をみると虫唾が走る。あの妙な日本語、文節の妙なところで切るからこの人どこの人と?疑いたくなる。

私の中にも随分入り込んでいるのだが、テレビに出てくる人たちの使う外来語の多さ。明らかに「日本語英語」底だけの外来語を取り出しても外人に通じるのかどうか?

日本人から手紙を書くという文化が消えてしまいそう。

携帯、パソコンで文字をうって送信し受信するコミュニケーション形態の普及。便箋に文字を書くことを忘れてしまった日本人。大学生だってもしかしたら授業中ノートを取らないでパソコン使ったり、画面の大きいナントカという携帯を使い鉛筆代わりに指で画面に文字を打ち込んでいるのではないか?

明らかに言えることはいざ文字=漢字を書こうとしても書けなくなっていることだ。

私は今古文書を学んでいるのだが今一度日本語を学びなおそうと思っている。