参加表明にあたって「国民に丁寧に情報提供していくことを約束する」
「新たなルールづくりをリードしていくことができる」旨強調していますが、いずれも非現実的です。
まずTPP交渉が完全に秘密裏に行なわれ、国民が情報アクセスできないことが交渉国間で確立されたルールとなっています。
また昨年カナダとメキシコが参加承諾を受けるにあたって
●すでに既存交渉国で合意された事項は内容すら見ることなしに丸呑みする、
●参加後も交渉事項の追加や削除の権限はない、という念書にサインさせられたことが明らかになっています、
●参加後に既存交渉国が合意する内容についても拒否権がないとの指摘すらある、
今から日本が参加しても極度に差別的な取り扱いを受けて対等な「ルールづくり」などに加われない、
逆にできあがったルールの丸呑みになる公算が大です。
TPPについて話す”唐沢ちあきさん”