自民党の田村憲久政調会長代理は、31日に委員会採決、11月1日にも衆院本会議通過との声が与党内にあると問われ、「タイムリミットが近いのは確かだ」と早期採決を要求しました。
小池氏は輸入米(SBS米)の価格偽装問題について、「(TPPで)『米に影響が出ない』という政府の今までの説明が崩れる。これは核心だ」と述べ、「核心的な問題ではない」と番組内で強弁した公明党の上田勇政調会長代理に反論。▽農産物の関税撤廃▽非関税措置の撤廃▽多国籍企業が国や自治体を訴えるISDS条項―の各問題でも、本格的審議は始まったばかりだと強調しました。
民進党の大串博志政調会長も「輸入米は問題の核心だ」と指摘。「時間ありきで採決に向かうのはありえない」と強行採決に反対の姿勢を示し、徹底審議を求めました。