下之郷水土里まもり隊、今日、午前6時より関係者で遊休農地の草刈り(撮影渡辺)
麻生自公内閣の「経済危機対策」を具体化した二〇〇九年度補正予算案は、農林水産関係に一兆百三十億五千四百万円を計上しました。九年連続減額、五年連続三兆円割れの本予算(二兆五千六百五億円)の三分の一を優に超える規模です。農政の基本は変えないものの、実情に合わせた「手直し」も余儀なくされています。実情に「配慮」も 目玉の一つは、「水田フル活用」加速化対策です。千百六十八億円を充てました。麦、大豆などへの転作に対し十㌶当たり最大一万五千円を助成します。米粉用米、飼料用米に対しても十㌶当たり二万五千円を追加助成します。助成に条件は付きますが、助成対象を厳しく制限し、「小規模農家切捨て」との批判の強い水田・畑作経営安定対策(品目横断的経営安定対策)に比べると、広範な農家の実情に「配慮」した跡も見られます。
麻生自公内閣の「経済危機対策」を具体化した二〇〇九年度補正予算案は、農林水産関係に一兆百三十億五千四百万円を計上しました。九年連続減額、五年連続三兆円割れの本予算(二兆五千六百五億円)の三分の一を優に超える規模です。農政の基本は変えないものの、実情に合わせた「手直し」も余儀なくされています。実情に「配慮」も 目玉の一つは、「水田フル活用」加速化対策です。千百六十八億円を充てました。麦、大豆などへの転作に対し十㌶当たり最大一万五千円を助成します。米粉用米、飼料用米に対しても十㌶当たり二万五千円を追加助成します。助成に条件は付きますが、助成対象を厳しく制限し、「小規模農家切捨て」との批判の強い水田・畑作経営安定対策(品目横断的経営安定対策)に比べると、広範な農家の実情に「配慮」した跡も見られます。