わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

12月30日(土)のつぶやき

2017年12月31日 04時15分08秒 | 日記

ネット番組「大門ゼミ」 金融バブルは崩壊する

2017年12月30日 18時55分23秒 | 日記
 ネット番組「大門ゼミ~政治・経済キホンのキ!」が29日放送されました。大門実紀史参議院議員が「マネーマネーマネー――金融から占う2018年日本経済 ~バブルは崩壊する~」をテーマにマネー経済をとりあげました。
 大企業の内部留保は400兆円を超え、余ったお金はマネー経済に。世界的にも実体経済を大きく上まわって膨れ上がったバブルは、「いつ破たんしてもおかしくない危ない時代に入っている」と大門氏は指摘します。2018年、日本経済の健全な成長のために、何が必要かをズバリ明らかにしています。

 「大門ゼミ」今後の放送予定
 1月11日(木) 正午~、「マネーマネーマネー――金融から占う2018年日本経済2~いまさら聞けないシリーズ(1)日銀の『出口戦略』ってなに?~」
 1月25日(木) 正午~、「マネーマネーマネー――金融から占う2018年日本経済3~いまさら聞けないシリーズ(2)『フィンテック』『ビットコイン』ってなに?~」
 日本共産党のホームページに視聴ページを案内します。

しんぶん赤旗・・・今日の「潮流」

2017年12月30日 18時52分14秒 | 日記
 子どもたちが空中で巧みに箒(ほうき)を操りながら、ボールを追いかけ得点を競う。映画「ハリー・ポッター」シリーズで、しばしば登場するスポーツの場面です。さながら魔法学校の部活動といっていいのかもしれません
▼学校でスポーツ活動が行われる、日本の部活動は世界でも独特の形といわれます。といってもその原型は“ハリポタ”の舞台でもある英国なのだとか。19世紀のパブリック・スクールでサッカーやラグビーが盛んだった歴史があります
▼しかし、本家の英国では1980年代にサッチャー政権が教員の労働条件を引き下げた結果、学校スポーツの衰退を招くことに。『そろそろ、部活のこれからを話しませんか』(大月書店、中澤篤史著)にありました
▼いま日本で噴出する問題点を見つめ直そうと27日、「日本部活動学会」が設立されました。本紙連載をまとめた『部活動って何だろう?』(新日本出版社)にも、月100時間超の時間外勤務をこなす顧問の話が出てきます。教員が「過労死ライン」を超えて働く大きな要因に、部活があるのは間違いありません
▼主人公であるはずの子どもたちも負担が大きい。長時間練習や大会に追いまくられ、はては暴言や暴力的な指導で心身ともに疲弊してしまっているケースは珍しくありません
▼子どもの自主性を育み、成長につなげる部活動が生徒、先生を苦しめている。そんな不幸な現実にメスを入れ、どんな学校の「カタチ」を模索するのか。学会の役割は決して小さくありません。

12月29日(金)のつぶやき

2017年12月30日 04時24分13秒 | 日記

しんぶん赤旗・・・今日の「潮流」

2017年12月29日 18時43分06秒 | 日記
 水中をスキップするように楽しげに泳ぐカバ。生き生きとした姿に目がくぎ付けになります。冬季だけ運動不足解消のため園内を散歩するペンギンたちの姿も。「行動展示」のパイオニアとして有名な北海道の旭山動物園です
▼今年で開園50年を迎えた同園のコンセプトは、「伝えるのは、命」。動物をただ展示するのでなく、ありのままの生活や行動を見せ、動物の故郷の環境にも思いをはせてもらうことを目的としています。50周年記念ロゴのデザインもオオカミ。日本で初めて人の手で絶滅させたのがエゾオオカミだったことからです

▼動物たちを守るのが動物園。とはいえ、“人間”を守った動物園が実在したことは、公開中の映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」を見るまで知りませんでした
▼舞台は第2次世界大戦下のポーランド・ワルシャワ。アントニーナとは、夫と共にワルシャワ動物園を運営していた女性の名前です。動物園所有を逆手に取り、動物園の地下に約300人ものユダヤ人を保護。いかにしてナチス・ドイツを欺いたのか。奇策に目を見張ります▼映画は戦時下の猛獣処分も描かれます。日本も例外でなく「終戦時に生きていたのは、東山動物園のゾウ2頭とチンパンジー1頭、上野動物園でキリン3頭、京都市動物園でゾウ1頭とキリン1頭だけであった」と小菅正夫・旭山動物園元園長
▼「すべての命は等しく、すべての命は守られるべきものである」。アントニーナの願いを今こそかみしめたい。

1019人の首長が賛同 ヒバクシャ国際署名 全自治体の過半数に

2017年12月29日 18時40分42秒 | 日記
 核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求める「ヒバクシャ国際署名」に賛同し署名した自治体首長が23日現在で1019人に達したことが、「ヒバクシャ国際署名連絡会」の調べで分かりました。20人の現職府県知事など全国1788自治体(都道府県、東京特別区を含む)の過半数となりました。

 署名は在任中に署名したものです。市長445人、町長442人、村長102人、東京特別区長6人となっています。自治体名未公表の首長が4人います。被爆地広島、長崎の両県知事、両市長も署名しました。
 広島市の松井一実市長は「『国際署名』が、世界中の多くの人々の賛同を得て、核兵器廃絶に向けた大きなうねりとなることを期待します」とのべ、長崎市の田上富久市長は「この活動が、『核兵器のない世界』の実現に向けての大きな礎となることを期待します」とメッセージを寄せています。
 「唯一の被爆国として、我が国政府が核兵器禁止・廃絶への実現に向けた、リーダーシップを発揮されますことを望みます」(千葉県神崎町の石橋輝一町長)「唯一の被爆国である日本国が先頭に立って世界に訴えていくべきです」(山梨県上野原市の江口英雄市長)と、日本政府の役割発揮を求めるメッセージも寄せられました。

12月27日(水)のつぶやき

2017年12月28日 04時42分32秒 | 日記

しんぶん赤旗・・・今日の「潮流」

2017年12月27日 22時08分43秒 | 日記
 スウェーデン最大手の日刊紙がウェブ版で紹介しています。「伊藤詩織さんは、すべてを投げ打つ覚悟で日本の#Me(ミー)Too(ツー)の先陣を切っている」
▼性暴力やセクハラ被害を受けた女性たちが世界中で声を上げ始めています。SNS上でつながる「#MeToo(私も)」を通して。ハリウッドの大物プロデューサーから性暴力を受けていた米国の俳優らのツイートをきっかけに広がりました
▼安倍首相と近しいジャーナリストの山口敬(のり)之(ゆき)氏からレイプされたと訴訟も起こしている詩織さんもその一人。傷口に塩をすり込まれるような思いで記者会見を開き、思い出すのもつらい体験を本にしたのは、今この瞬間にも苦しんでいる人たちがいるから―
▼性暴力は誰にも経験してほしくない恐怖と痛みを人にもたらす、レイプは魂の殺人だと、詩織さんはいいます。打ち明けられず、ひとりで苦痛や悩みを抱え込む。悪いのは自分と、みずからを傷つけてしまう被害者も
▼これまで性暴力に遭った人の多くは社会に現れることもなく、支援の対象にもならず、取り残されてきた。この問題に詳しい精神科医の小西聖(たか)子(こ)さんが著書で語っています。状況は変わってきたが、日本では支える人も制度も未熟だと
▼政治や社会の中での女性の地位や立場の不平等も無関係ではありません。性被害の実態を反映していない刑法の壁もあります。響き始めた勇気ある告発。「私を返せ」と、今も心の中で泣き叫んでいる被害者を助けるためにも、私たちは黙らない。

12月26日(火)のつぶやき

2017年12月27日 04時40分57秒 | 日記

ふたたび学問が“軍事の僕(しもべ)”にならないように

2017年12月26日 16時05分33秒 | 日記
 師走の寒風のようにその空間は、冷たい安倍政治の空気を感じます。東京地裁の419号法廷です
▼防衛省の陸上自衛隊衛生学校が発行していた『衛生学校記事』(内部誌)の開示公開を求める裁判。防衛省側は“調べたが資料は不存在、確認できなかった”との見解を繰り返します
▼731細菌戦部隊の実態を研究する元慶応義塾大学教授の松村高夫さんらが裁判を見つめます。戦前の陸軍731部隊=関東軍防疫給水部。多数の中国人らを惨殺・人体実験をしてぺストなどの細菌を兵器用に研究、実戦使用した秘密部隊でした

▼軍医将校のほかに、東大や京大、慶応大などの医学者が「技師」「嘱託」で闇の研究ネットワークをつくっていたことがわかっています。部隊幹部は戦後、日本を占領した米軍へのデータ提供を見返りに、戦争責任が免罪されました。衛生学校にも関係者が多数入隊しています
▼「内部誌の研究は過去の残酷な物語を暴露するためではない。戦前の陸軍から米軍と自衛隊に引き継がれた隠された研究を明るみにだす手がかりになる」と松村さん。『衛生学校記事』の1号には生物兵器に関する米軍資料が掲載されています
▼折しも公開された日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹の終戦当時の日記に、関与した軍の原爆研究の記述が。戦後、反核・平和を訴える原点となった同氏の苦々しい体験でしょう。ふたたび学問が“軍事の僕(しもべ)”にならないように―。いま軍学共同に反対する大学人らのたたかいの意味は重い。

しんぶん赤旗・・・今日の「潮流」

2017年12月25日 22時41分30秒 | 日記
 大みそか恒例、紅白歌合戦の今年の曲目が決まりました。紅組のトリは、昨年に続いて石川さゆりさん。歌は「津軽海峡・冬景色」。40年前から歌い継がれ、聴き継がれてきた曲です
▼“上野発の夜行列車おりた時から 青森駅は雪の中”。ぱっと情景が浮かぶ哀感漂う歌詞。書いたのは阿久悠でした。ポップスや演歌、アニメソングからピンポンパン体操まで、生涯で作詞した曲は5000以上。昭和歌謡の一時期を席巻した作詞家です
▼「また逢う日まで」「北の宿から」「勝手にしやがれ」「UFO」「舟唄」…。70年代から大ヒット曲を飛ばし続けた阿久悠の詩は、時代の飢餓感を満たし、つねに新しいものを追い求める創造があったと評されています
▼彼がみずからに課した「作詞家憲法十五条」。そこには、これまでの流行歌の本道や社会の価値観を覆そうとする強い意志が宿っています。しくしくと泣く女を、すたすたと歩く女性に換える。「どうせ」と「しょせん」の言葉は排するというように
▼今年は没後10年とあって記念コンサートが開かれ、テレビやラジオからもその頃の歌が多く流れました。友情・努力・勝利をテーマに掲げた少年ジャンプが売れた熱情の時代。どこか懐かしみ、歌に共感する若者もひろがっています
▼世紀をまたぎ、多様な価値観が共存する時代へ。一方で混迷さや、気持ちが伝わりづらいもどかしさも。言葉を信じ、人を愛せよ、生きる希望をと詩にこめた時代の語り部。そのメッセージは今に響いています。