わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

TPPにはまだある「罠」・・・途中で変更が利かない・・・

2013年03月25日 18時53分06秒 | 日記

「毒素」そのものは一つではありません。

たとえば、「ラチェット条項(Ratchet条項)」は、貿易などの条件を一たん合意したら、

後でどのようなことが発生してもその条件は変更できないというものです。

先発国がすでに合意した条件については、後から入った国は異議を申し立てられず、

ただそれを受け入れるだけというわけです。


TPPには危険な「罠」がいくつも隠されていてその一つで良く知られているISD条項

2013年03月25日 18時01分47秒 | 日記

TPP条約の代表的な「毒素」です。

「ISD条項」は投資家保護条項(Investor-State Dispute Settlement)のことで、

ある国家が自国の公共の利益のために制定した政策によって、海外の投資家が不利

を被った場合、世界銀行傘下の国際投資紛争仲裁センターなどの第三者機関に提訴で

きるというもので、地方自治体の規制なども訴訟の対象になる可能性があります。

それに「第三者機関」とはいっても、この「紛争解決センター」はワシントンにあっ

てアメリカ支配下の世界銀行傘下で、審判はアメリカ寄りですから、アメリカの思うままです。

現に、これまでの46件の提訴のうち31件が米国企業の原告で、米政府が負けたことは一度もないと言われています。

しかも、この審理は非公開で、不服があっても上訴することができません。

これでも「TPP」締結をするのか・・・。



3月24日(日)のつぶやき

2013年03月25日 03時24分15秒 | 日記