わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

だれが指示したのか 法を犯してまで何を守ろうとしたのか

2018年03月13日 14時18分10秒 | 日記
 「ことしは学校のことで、いろいろございました」。昨年11月。民間団体のシンポジウムでそう口にして会場の笑いを誘ったのは安倍首相夫人の昭恵氏でした
▼森友学園への国有地払い下げ。それに関与した疑いから逃れたと思ったのか、軽口をたたく余裕さえみせました。しかし、ここにきて疑惑は一段と色濃く。改ざんされる前の財務省の決裁文書に名前がはっきりと記されていました
▼当時、学園の籠池理事長との打ち合わせの際に「安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からは『いい土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」との発言があった。理事長と昭恵氏が現地で並んでいる写真も提示されたと

▼財務省の調査では森友問題が国会で追及された去年の2月以降、14の文書で数十カ所にわたる書き換えがあったといいます。削られた部分から浮かび上がるのは8億円もの値引きをした異常な価格交渉や、昭恵氏をはじめとする政治の関与です
▼麻生財務相は一部の役人に責任を押し付けて幕を引こうとしていますが、ことは一国の首相にかかわります。教育勅語を園児に唱和させる学園の教育を夫妻そろってたたえ、昭恵氏は問題の新設予定小学校の名誉校長にも
▼なぜ公文書を偽造したのか。だれが指示したのか。法を犯してまで何を守ろうとしたのか。この問題では学園との交渉を担当した近畿財務局の職員が、みずから命を絶っています。国民を欺きつづけ、人を壊していく―。その罪のなんと重きことよ。

首相夫妻の記述全面削・・・除昭恵氏「いい土地、前に進めて」

2018年03月13日 14時13分22秒 | 日記
 学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐる決裁文書改ざん問題で、財務省は12日、参院予算委員会理事懇談会などに、14点の文書で数十カ所の改ざんを行っていたことを認める調査内容を報告しました。改ざんによって削除した部分には、安倍晋三首相や妻の昭恵氏、複数の政治家の名前、「本件の特殊性」などの記述がありました。6野党が財務省などに行った同日の合同ヒアリングでは、同省が会計検査院に改ざん後の決裁文書を提出していたことも判明。安倍政権が組織ぐるみで改ざん、隠蔽(いんぺい)にかかわっていた疑いがより濃厚になりました。
 改ざんで削除されていた安倍首相の妻、昭恵氏に関する記述。「首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙した」(上)、「安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からは『いい土地ですから、前に進めてください。』とのお言葉をいただいた」と籠池氏が紹介していたと記載されています
 報告では、財務省は2017年2月下旬から4月にかけて、理財局が「貸付決議書」「売払決議書」「特例承認の決裁文書」を改ざんし、それを反映させる形で他の関連文書も改ざんしたとしています。改ざんは、安倍首相が森友疑惑について「私も妻もかかわっていない。かかわっていたら総理大臣を辞める」と答弁(17年2月17日)した直後から始まったことになります。

 改ざん前の文書には、森友学園の籠池泰典被告(当時=理事長)が関与していた「日本会議大阪」の連携組織の日本会議国会議員懇談会に「特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任」していたことや、昭恵氏が問題の国有地を訪問した際、「いい土地ですから、前に進めてください」と述べたという籠池被告の発言の記述がありました。昭恵氏は森友学園が開校予定だった小学校の名誉校長を務めており、「安倍首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙」などの文言もありましたが、いずれも改ざん後の文書では削除されています。
 一方、6野党合同のヒアリングでは、会計検査院が検査中に「二つの種類の文書があること」を把握していたことも判明。会計検査院に提出された文書の文言が財務省と国土交通省で違うことから、会計検査院が財務省に問い合わせたところ、「財務省から提出されたものが最終版だという説明を受けた」(会計検査院)としています。
 麻生太郎財務相は同日の記者会見で、安倍首相の答弁と改ざんとの関係について問われ、「全然関係ない」と主張。安倍首相も「なぜ、こんなことが起きたのか、全容を解明するため、調査を進めていく。麻生財務相にはその責任を果たしてもらう」として麻生財務相を続投させる考えを表明しました。
 日本共産党の辰巳孝太郎議員は同日の参院予算委員会理事懇で、「国会を欺いた罪は重い」と述べたうえで、「誰の指示で改ざんが行われたかはっきりさせないといけない」と追及し、改ざんの経過と責任の徹底解明を求めました。

有印公文書偽造・・・偽計業務妨害罪・・・国政調査権の侵害

2018年03月13日 08時57分17秒 | 日記
 やっぱり、やっていたんですね。財務省による森友関連文書の改ざん、隠蔽問題です。
 改ざんされていたのは、朝日新聞が指摘していた2文書だけではありませんでした。報道によれば、14の文書が改ざんされたり、部分的に削除され事実が隠蔽されたりしていたそうです。

 これだけの多さですから、なるほど時間がかからはずだと言いたくなりますが、改ざんに関与したのは1人や2人じゃなかったでしょう。それでも手が回らずに削除し忘れた文書があり、それを毎日新聞に見つけられて報道されました。
 それに、決裁文書には担当者の印鑑がありますが、その数は10人以上に上っています。これらの担当者は改ざんを知らずにめくらばんを押したのか、知っていて押したのか、これから明らかにされる必要があるでしょう。

3月12日(月)のつぶやき

2018年03月13日 04時34分43秒 | 日記