条約とは違って通常の法案は衆院優位ではなく、自然承認されるというわけにはいきません。
そこで活用しようとしているのが、衆院を通過して参院に送られてから60日経ったら否決さ
れたとみなして衆院で3分の2の多数で再議決すれば良いという憲法59条の「60日ルール」です。
衆院で強行採決し、それに抗議する野党が審議を拒否して国会が空転しても、この「60日ルール」
があれば、衆院で3分の2以上の勢力を持つ与党にとって怖くはありません。じっと、時間が経つのを待てばよいのです。
参院では自民党は過半数を維持していませんから、公明党抜きでは「戦争法案」を採択できません。
空転している参院でも審議抜きで与党だけで採決を強行するというのでは、公明党の腰が引ける可能性があります。
ということで「60日ルール」による再議決路線が登場するわけですが、そうなれば「戦争法案」の衆院通過がいつ
になるかがポイントになります。
恐らく、衆院での審議時間が80時間を超える今月中旬にヤマ場が訪れることになる・・・。
そこで活用しようとしているのが、衆院を通過して参院に送られてから60日経ったら否決さ
れたとみなして衆院で3分の2の多数で再議決すれば良いという憲法59条の「60日ルール」です。
衆院で強行採決し、それに抗議する野党が審議を拒否して国会が空転しても、この「60日ルール」
があれば、衆院で3分の2以上の勢力を持つ与党にとって怖くはありません。じっと、時間が経つのを待てばよいのです。
参院では自民党は過半数を維持していませんから、公明党抜きでは「戦争法案」を採択できません。
空転している参院でも審議抜きで与党だけで採決を強行するというのでは、公明党の腰が引ける可能性があります。
ということで「60日ルール」による再議決路線が登場するわけですが、そうなれば「戦争法案」の衆院通過がいつ
になるかがポイントになります。
恐らく、衆院での審議時間が80時間を超える今月中旬にヤマ場が訪れることになる・・・。