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南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

今度はKLX250でヤブ漕ぎ

2007年03月12日 19時12分44秒 | イベント、ツーリング参加

昨日は午後から何とか晴れてくれました。
なのでいつもの川原に出向いたのは良いのだけれど、
雨のせいで土がグジャグジャ。おまけに雪が軽く舞う程度に寒く、
早くもイヤになったので自動販売機のある所まで行き、
ホット缶コーシーをすすりながら撮影したのが上の写真。

こんな日にバイクに乗ってる人なんて僕以外誰もいませんでした…







せっかく外してあったバッテリーも付けたので、
ついでにいつものヤブに行き走り回ってました。
が、スピード出していたら枯れ草の下に隠れていた丸太か何かを踏んづけて何回かコケそうになる始末。
この日もニーシンガード忘れてるし(汗
出かける前はウズウズしてるのでつい忘れちゃうんだよなぁ…


で、今日は土曜日と日曜日に乗ったオフ車2台を洗車してやりました。
次もどうせ汚すんだろうけど、汚れてると気が済まないんですよね。
おまけに不具合があっても気付かないし…
これも整備だと思って僕はいちいち洗うようにしてるくらいです。
当然と言われれば当然なんですけど。


まぁこんな感じで昨日と今日を過ごしてました。
そろそろ整備のネタ車が入る予定なんだけど、
寒さがぶり返してきたのでいつになるやら…



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XLR250でヤブ漕ぎ

2007年03月10日 18時31分21秒 | イベント、ツーリング参加
どうやら明日の雨は確定したようですね _| ̄|○
天気の奴、どうして空気読めないかなぁ?

明日はバイクに乗れそうにないので、代わりに今日、少しサボって乗ってきました。
僕は人間の3欲にもう一つ「バイクに乗りたい欲」が組み込まれているので、
明日乗れないってのは軽く欲求不満になりますもん…

で、ここはいつものよく行く近くの川原。
少し入るとヤブ漕ぎに丁度良い林があるので、その中で遊んでました。

が、この後大きな溝にはまり転倒。
足の上にバイクが倒れましたが、溝のおかげで怪我は避けられました。(´Д`)フゥー
こういう日に限ってニーシンガードしてないんですよねぇ…
まぁコレしてても怪我する時はするんですが。






「なんかグリップが無いなぁ?」と思ってたらタイヤの溝に泥がはさまって、
ロードタイヤと同じ感じになってました…
これじゃあせっかくのトライアルタイヤもお手上げですね。
本当はビードストッパーを入れて空気圧をガンガン下げたいんですが、
何せ手持ちのストッパーはKLXで使ってしまったので…
残ってるのはリム幅1.85用のしかなく、使えない事が分かっているので入れてません。
これは新しいの買うしかないですな。

まぁそんな所で今日はおしまいです。
明日はホントに何して時間を潰そう…(´Д`)ハァ


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ちょっとイメージチェンジ

2007年03月09日 22時47分55秒 | オートバイのある生活
本日からブログの表示方法を全文表示にして、
さらにテンプレート換えてみました。
ちょっと春らしくなったでしょ?

今日千葉に住んでる友人から電話来ましたが、
あっちでは早咲きの桜は咲いてるみたいです。
なのでテンプレも桜にしてみました。

何でこのタイプのテンプレ愛用してるかと言うと、
文字のサイズが元から大きいので読みやすく、
ブログ情報が左右に表示されて便利なんです。
それだけの理由ですよん♪

ちなみに冒頭の写真は今日も本文と全く関係ないですが何か?
整備ネタが無くなったのは良いのですが、写真無いと地味な気がして…
そんな訳で僕の所有するオフ車2台並べて撮影してみました。
そう言えば空冷のRTL250入れるの忘れてた…

ちなみにこのバイクが置いてある土間には、
ドライブオン型のリフトがあったりします。
ガレージの隅の変な機械で制御してるんですよ。
恵まれた環境のように見えるでしょうけど、自分の会社ですから当然ですな。
車の整備もここでやるんですけど、車の整備は書いててつまんないので、
まだ一回も書いてませんねぇ…

まぁ来週辺りから、また整備するバイクが入庫予定なので、
それまで楽しみにしてて下さいな。


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週末のお天気

2007年03月08日 20時16分14秒 | オートバイの無い生活
最初に言いますが、写真と内容は一切関係ありません。

なんか長野県では今週末雨降るみたいです。
って事は週末バイクに乗れないじゃん _| ̄|○
雨の中でも乗ってる方はいるでしょうが、僕はそこまででもないので、
休日の天気ってのはある意味自分の運命を左右するほど大切なことなんですよ。
せっかくXLR作ったし、また走りに行きたいのに…

所で休日雨が降ってバイク乗りに行けない方って何して過ごしてるんでしょうかね?
僕なんか1日パソコンの前で暇潰すしかないですし、
映画見るにしてもテレビの前で2時間もジッとしてらんないし、
休日使ってバイクいじるのもなんかもったいないと言うか、やる気出ないし…
乗りたいバイクを直したりするのは有効なんですが。

他に趣味があれば違うんでしょうが、あったとしても全てがアウトドアなので…
雨の日でも出来るアウトドアの趣味持ってる方っていませんかね?
逆に「雨降らないと困る!」って方いたら何してるのか教えてもらいたいっス…


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XLR250のドライブシャフトシール交換

2007年03月07日 19時08分16秒 | XLR250編
どうやらXRやXLRはここのシールが持病らしく、交換したという話をよく聞きます。
僕の場合はスプロケットのラバーが剥がれててシールにからまり、
そこからオイルが漏れてしまったようです。
こうなりたくない方はスプロケットのラバーを強引に剥してしまうか、
あっさり社外品に交換してしまった方がいいでしょうね。

だってこのシール、部品は1000円そこそこで買えるにも関わらず、
内側からはまっているため交換にはクランク割るしかないのですから。

で、僕はそんな事したくなかったので古いシールをほじくり出して、
新品のシールに付いているつばの部分をグラインダーで綺麗に削って外から付けました。

が、シャフトでシールを傷つけてしまったらしく、同じくオイルが漏れる始末 。・゜・(ノД`)
これはフロントフォークのオイルシールを入れる時と同じように、
シャフトにビニールなど被せてから入れればいいだけなのですが… 基本ですよね…







これは交換後の写真。
交換の際に気を付けるのは、シールがはまる表面をしっかり脱脂しておく事。
それとシールと当たり面には薄く瞬間接着剤か耐熱ボンドを塗って打ち込む事。
もしかしたら内圧上昇でシールが押し出されるかもしれないからです。
でも僕のはブリーザーを大気解放してあるから大丈夫かもしれないですが。

で、交換し終わったのは良いのですが、この使用で遠乗りをする気にはあまりなれず、
軽トラで運ぶ事を前提としてレーサーにしてしまった訳です。
しかし今までここからオイルは漏れてませんからこれはこれで良いんじゃないですかね。







このシールを交換した後に知ったのですが、
外からはめる事を目的とした対策品が社外パーツメーカーから出ているようですね。
左が純正のつばの付いたタイプ、右が社外のつば無しタイプです。
ちなみに対策品を発売しているメーカーのホームページはこちら

次からは社外を使うと思いますが、もうシール抜けして欲しくないっス…



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洗車とバッテリー交換。

2007年03月06日 20時26分15秒 | XLR250編
本日はこの間廃道と川原を走ったXLRを今頃洗車。
ホントは当日したかったのですが、熱い空冷エンジンにいきなり水かける勇気は無く、
結局今日になってしまいました…
その後は飛び石などで剥げてしまった外装やフレームなどをタッチアップでペイント。
いくらボロでもそのまま放置は気が引けますもん。







これはXLRのではなく友人のCBR1100XXのバッテリー。
前のバッテリーは4年以上使ったみたいですが、
いよいよ上がってしまったらしいので交換することになりました。

全然関係ないですが女性のお客さんの車を僕が見てあげた時の会話。

僕 「バッテリーが上がってるみたいですね~。」

客 「それって下げる事出来ますか?」

僕 「…………

出来ればやってるし… まぁ知らない人なんてこんなもんでしょうね。
同じ事言われた整備士やガススタの店員さんとか居そうですが。


写真はバッテリーに電解液を入れてる所です。
前に買ったバッテリーは電解液の容器に穴を空けるピンが同梱されてましたが、
このバッテリーのメーカーのは無かったので自前のピンを用意。
後で排気口の存在を知りましたが、蓋がプラスチックで出来てて割れそうでした

しかしこのメーカーってどこの国のだろ?(安さから言って中華料理の国かハングル文字の国)
オリエンタル…?聞いた事ありません「武勇伝!武勇伝!」とかやってくれるのかなぁ。

しかもこのバッテリー、とっても安かったです。
TX12-BSサイズなのに確か3000円しないんじゃないかな?
送料と代引き手数料入れても4000円しなかったですし。

耐久性は友人がテストしてくれるでしょう。← つまり人柱(・∀・)ガンバレ!
もし2年で使用不可になったとしても国産純正を買うよりは全然安いし♪(でもリスクは増える)

そのうち、このCBR1100XXはタイヤ交換とホイールベアリング交換が待ってます。
それは後日(と、言ってもいつになるか分からないが)アップしますからお楽しみに♪



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CB1300の燃料漏れ修理

2007年03月05日 20時02分15秒 | CB1300SF整備編
このCB1300もレストアから4年経った訳ですが、
その頃から気になっていた燃料漏れの修理を今頃することに。
つまり4年も燃料漏れと付き合ってきたことになりますな~。
しかし今年車検で、コックがこんな色になってると間違いなく合格はしませんよね。
よけいな作業されてもかなわんのでやっと重い腰上げました。

で、箇所はと言うと燃料コックの上側から漏れてるみたいなので、
早速タンクを外してコックも外して点検すると…







原因はあっさり判明。
このバイク、実は不動歴があって、約3年ほど露天で放置されていました。
多分この世に存在するCB1300の中で、最も程度の悪い車体でしょう。自信あります。
なので僕の所に来た時にはタンクの中がサビサビで、その時錆取りと、
POR15タンクシーラーで中をコーティングしたのですが、
余分なコーティング剤がOリングの当たり面に付いていて、
そんな事お構いなしにコックを付けてしまってんでしょうな。
潰れていたり、ガソリン吸って膨らんだりするはずのOリングが新品時のままコロンと出てきましたもん…







当たり面は余計なコーティング剤をカッターで丁寧に削って平らにしました。
それとコックのネジ部もかなり錆びていたので、ここはワイヤーブラシでこすって錆取り。
少しはマシになったかな?







お次はガソリンが変色して、真っ赤になってしまった燃料コック、
こいつはどうするかと言うと…







キャブをオーバーホールする時によく使う呉工業のエンジンコンディショナーをかけて、
汚れが浮いたらブラシがけをして、その後はパーツクリーナーで洗浄します。
しかしこのエンジンコンディショナー、臭いが強烈なアンモニア臭で好きになれない。
まるで何年も洗ってないような便所の臭いがします。
しかし効果は絶大で…







新品のような白さに戻ってくれました♪







ありえない事にOリングは全く潰れていなかったので、そのまま再利用。
普通は新品に換える部品を再利用するって変な気分ですが、使えるんだからしょうがない。
このあとタンクを車体に戻してガソリンを入れ、2日ほど放置…


その後ガソリンが漏れてないか見ましたが、期待通り全然OKでした。
Oリングもやっと本来の仕事をしてくれたようです。
車検取得に向けて一歩前進しましたな。
と言ってもやるべき事は山のように残ってる訳ですが…
まぁ次回もお楽しみに


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XLRで廃道走行

2007年03月04日 19時55分41秒 | イベント、ツーリング参加
いや~、今日は暖かかった。
もうね、春が来たみたいな暖かさで、今日なんて長Tシャツ一枚でしたもん。

今日は出来たてののXLRを軽トラに載せて、とある廃道に行ってきました。
が、一人で行ってきたので写真も無いし、さらに崖から落ちて遭難してもかなわないので、
いつものように無理せず走行。
まぁ楽しいって言えば楽しいんだけど、無茶出来ないから微妙ですな。







廃道を抜けると山頂に着くので、そこでしばらく休憩。
ここは標高1000メートル以上あるから雪が残ってました。
毎年大雪降って閉鎖状態なのに、ここに来れただけでも得した気分♪
なので異常気象を肌で感じます。


昼は山の中でガスバーナー使ってお湯を沸かし、カップラーメンを食べようとしたけど、
箸を忘れた事に気付き、仕方ないので実家でお湯と箸を貰ってお昼にする。
ピクニック気分だったのに、何やってんだか…


その後は家に帰っても時間は早いので、いつもの川原にバイク積んだまま向かいます。
そこでしばらく楽しんでいると、知らない人に声をかけられて、
「ここで走るのは禁止されてるから帰れ!」
みたいに言われるかと思ったら、どうやらここによく走りに来る方で、
ナンバーも保安部品も無いオフ車走らせてるから気になったみたいです。
が、話をよく聞くと、この人、実は全日本モトクロスのライダー。
飯田にもいるんだなぁ、と関心します。

でも、こんな方と話できて恐縮だなぁと思ってたけど、
結局の所、レースは趣味でしかないようです。
全日本出てもお金かかるし部品やメンテ代もバカにならないみたいですから…
なので「怪我をせずにこんな場所でお金も使わず楽しめれば良いんじゃないですか?」と言われ、
何だか肩の荷が降りたような感じを受ける。
僕もバイク作ったから乗らなければと思ってたので、
これからは「楽しみたい時だけ楽しむ」みたいにしようと思ったのでありました。

で、この人は暇な時はバイクに乗らなくても、よくここには来るようで、
「先週も緑色のKLXだかがここ走ってましたよ。知ってる方ですか?」
と質問されたが、
「それ、僕ですよ…」と答える。
だいぶスキモノだと思われたみたいだけど、まぁそれはお互い様ですな。

来週も多分ここで休日を過ごすことになりそうです(笑



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98年式CB1300SFのフルパワー化?

2007年03月02日 19時14分23秒 | CB1300SF整備編
02~のCB1300SFはちょっとの改造で簡単にフルパワー化出来ますよね。
内容は確か配線加工、マフラー加工、エアクリーナー加工だったと思ったのですが、
僕のCBもスピードリミッターカット、マフラー交換はしてあっても、
エアクリーナーはちょっとの加工しかしてありません。
02~のCBのエアクリ加工は、ファンネルを大きくして流量を多くするみたいなので、
これと同じことが出来ないかと思い、エアクリーナーボックスとにらめっこすると…







コイツはエアクリボックスの蓋ですが、何か変なダクトが付いているので、
早速取れないか試してみました。







ダクト自体はゴムで出来ていて、蓋はプラスチックなので簡単に外れます。
少しだけ流量がアップしそうですね。







コレはエアクリボックスをのぞいた写真。
本来は白い蓋のような物で流量を制限されていますが、僕のはこの蓋を取り払っています。
しかしボックスの奥が絞った形になっているため、ダクトを取っても意味無いような気がしてきました…







試しにダクトを取った蓋を付けてみましたが、
このままではダクトでシールされていた部分からろ過されない空気が入ってしまうようです
コレでは本末転倒なので、あっさりとダクトを付けて元に戻しました…
エアクリボックスの中の仕切りをどうにか穴を空けても口がふさがっていてはいみないですしねぇ。
結局、吸入空気量を増やしたかったら、ファンネルか、キャブに直付けのカスタムフィルターか、
リプレイス品の低抵抗フィルターしか道はないみたいですね。

意気揚々と作業しきましたが、この日の作業は全て徒労に終わりましたとさ。
めでたし、めでたし


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XLR250のレーサー化 その8 バルブクリアランス調整

2007年03月01日 19時41分34秒 | XLR250編
別に宣伝する訳ではないですが、オートバイ情報誌、ロード○イダー4月号。
今回の特集はCB1000SF&CB1300SFの特集でした。
この車種がクローズアップされるなんて、何だか嬉しいですね。
僕は他人のバイクにはあまり興味ありませんが、この車種独特の弱点なんかが記載されているので、
オーナーさんは読んでおいても損は無いと思いますよ。
と、言ってもSF系は作りが頑丈ですから弱点らしい物は無いですが…
僕は98年式のオーナーなので、この年式の弱点ならちょっとは知ってますのですが、
それはまた別の機会にも…

今回はバルブクリアランス調整。タペット音は出てませんでしたが、一応見ておきました。
どうぞご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このXLR250は多分1991年式以前の物なのですが、(ライトスイッチが付いているため)
放置期間が長かったせいか、走行距離はまだ6000キロばかりです。
それにタペット音は出ていなかったのですが、僕も自分で確認しないと気が済まない性分ですし、
調整にあたってはヘッドカバーを外す訳ではないので、ガスケットも要りません。
走行距離に関係無く、ヘッドあたりからカチャカチャとノイズがし出したら、
調整してみてはどうでしょうか?自信が無い方はバイク屋さんに頼んでも安く済みますよ。
僕の場合はタダですが♪

では早速その方法ですが、まずはエンジン左側のクランクケースカバーに付いている、
点火時期確認用のフタとその下のフタ2つを外して冒頭の写真のように、
Tの字の切り欠きが真上に来るようにクランキングします。
クランキングはボックスレンチで緩める方向、つまり左側に回転させます。
右に回してしまうとデコンプ機構を壊してしまうかもしれないからです。

これで圧縮上死点が出て、吸気側、排気側のバルブが両方閉じた状態になり、
一度で両方のクリアランス調整が可能になります。

が、ここで一つ注意。セルがないこのバイクは始動を楽にするためにデコンプが付いているのですが、
デコンプワイヤーが引かれた状態だと排気側のバルブが空いているかもしれません。
実は僕もコレを忘れていて、排気側のバルブにクリアランスが無いため不思議に思っていました。
一旦デコンプワイヤーを外してから再度クランキングしたらちゃんとクリアランスが出来ていましたが。
手間ですがワイヤーの遊び調整もついでだと思って外してもいいと思いますよ。







次はタペットカバーを外してシックネスゲージをこのように入れてクリアランスを見ます。
XLRの場合、吸気側は0.05+0.02ミリ、排気側は0.08+0.02ミリの範囲であればOKです。
ちなみに同じエンジンでもドライサンプのXR250の場合は、
吸気側0.10ミリ、排気側0.12ミリと、XLRに比べて広めに設定されています。

僕が調整した結果は吸気側の片方だけ0.06ミリだったのでこれだけ調整しましたが、
肝心の調整中の写真は撮るの忘れてしまいました…

ようはロックナットを緩めてから、0.05ミリのゲージを挟んでアジャストスクリューを締めて、
その状態でスクリューが回らないようにマイナスドライバーで固定して
ロックナットを締めるだけの作業です。

アジャストスクリューは、ゲージを前後に動かして軽く引っかかる程度に締めて下さい。
締めすぎるとシックネスゲージが抜けなくなりますよ(笑
それとロックナットにも締め付けトルクがありますから調整後は必ずトルク管理をしましょう。
ちなみに締め付けトルクはXLRの場合、2.1~2.5kg-mです。
トルク管理が終わったらまたクランキングしてから再度計測して数値が正常なら終了です。


書くのは簡単ですが、コツのいる作業ですから素人さんには無理かもしれないですねぇ…







調整が終わったらタペットホールキャップを締めた後にデコンプワイヤーの遊び調整をします。
これもピストンが圧縮上死点の位置で行いますが、
遊びはレバーが先端で1~2ミリの遊びがあるようにワイヤーを調整するだけです。
まぁこんな物無くても上死点の出し方さえ分かってればアッサリエンジンは始動しますが。
今度外しちゃおうかなぁ。







ピンボケですが調整中の写真です。
エンジンの下にあるのは整備解説書。これが無いとやっぱり不安になりますね。
僕は自分の所有してるバイク全ての整備解説書を持っています。
これが無いと始まりませんから…







とりあえず全ての作業が終わったのでタンクや外装を付けてエンジンをかけてみます。
ガソリンコックをオンにしてキャブにガソリンを送ってからチョークを引いてキック。
4.5回程のキックでエンジンはアッサリ始動しました。
その後エンジンが温まったらアイドリングを調整して試乗。
この間の日曜日のブログに書きましたね。

保安部品を外してしまったため自走は不可能になりましたが、
雰囲気だけはエンデューロレーサーっぽくなったのでコレはコレで有りでしょう。
気が向いたら戻して自賠責保険に加入すれば一般道も走れますし。
今週末にはコイツを軽トラにでも乗せて廃道にでも行ってみるつもりですよ。
そのあとはモトクロスコースでも走ってみましょうかねぇ。
そう言えばオイル交換や足回りのグリスアップがまだだった…

しばらくは退屈しなくて済みそうです。


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