

最近暖かくなり出したからカブに乗る機会も増えたんだけど、
4速ミッションとトップクロス化してハイカムを入れただけの49ccでは完全にパワー不足だから、
次は本気出して誰も作れないようなカリンカリンなエンジンを製作しようと思う。

まずベースエンジンは希少性の塊でしかないスピードインダストリー社のSPD100にして、
クランクは50ミリから54ミリのタイガーエンジンの物に交換し、
ミッションはドライブニュートラルの4速トップクロス化。
腰上はモダンワークスさんのGPXエンジン用58ミリボアアップのピストンとシリンダーを使い、
ヘッドもモダンワークスさんの中華エンジン用4バルブヘッドを合体させた58×54ミリの4バルブ143cc。
つまり2次側遠心クラッチで最強の物を作ってやろうと言った感じだ。
ただLIFAN125の下セル付き1次側クラッチエンジンをベースにした151ccでも良かったんだが、
この仕様は作ろうと思えば作れちゃうから、
わざわざベースエンジンは2次側遠心クラッチにしてみようと思ったただけ。

これは以前オーバーホールしたSPD100で、
GPXのヘッドとロンシン125用140ccボアアップキットを組み合わせた123ccなんだが、
2次側遠心クラッチのクランクシャフトはクラッチ側が長く特殊なため交換出来ず、
このせいで普通なら123ccが最大排気量となるんだが、
タイガー125エンジンはマニュアルと遠心クラッチの2種のラインナップがあったんだがクランクは共通だから、
以前バラした54ミリクランクを入れる事により143ccまでスープアップは可能なんだけど、
クランクだけ手に入れるのはほぼ不可能なのでタイガー125の2次側遠心クラッチエンジンをお持ちの方のみ143ccが製作可能となる。
ただタイガーエンジンなんてもう見る事も無いから製作する事は無いと思う。
しかしカムイさんに集まるカブ乗りのエンジンってホント大人気無くて、
88ccのヘッドチューンはまだまだ可愛い方で、
武川さんのSCAT106ccや88ccと52ミリクランクを組み合わせた110ccとかゴロゴロ居るから、
ツーリングに出かける前の暖気の音はもうカブじゃないんだが、
皆さん律儀にレッグシールドは取り付けてるからちゃんとカブなんだけど。
そしてまた最後になっちゃったが今日もメールの返信が出来ず申し訳ないです。
ただ毎回言ってるように返信は必ずするので気長にお待ち下さい。