
前に製作したカブ90ベースで5速化して138ccの4バルブにしたエンジン、
少し前にクランクのカラーを入れ忘れて始動不良になり修理したんだが、
今度はチェンジが出来ないと言う事なのでまた送っていただいた。
前に来た時はちゃんとチェンジ出来たので何も気にしていなかったんだが、
今回は言われた通り2速から上がらなくなっており、
何回もチェンジしていたらチェンジアームがちゃんと戻っていないから、
シフトドラムのピンを押し引き出来ないと分かり、
あとチェンジペダルが戻って来ない時もあると言われていたのでチェンジスピンドルを外したら原因があっさり見つかった。

何とチェンジスピンドルのリターンスプリングが裏表逆に取り付けられていた。
このエンジン組んでる時の私はどうしちゃってたんだろう…

こちらがちゃんと取り付けられた状態で、
スプリングの先端が外れてしまったからアームが戻らずチェンジ不良になっていたみたいで、
ちゃんと取り付けてチェンジすると今までのチェンジ不良がウソだったかのように軽やかにチェンジ出来るので、
思わず何回もチェンジして1人で楽しんでしまった。
そう言えばこのリターンスプリングって外す機会が大変少なく、
そもそも裏表があるなんて気にする事も無く組んでいた気がするんだが、
よっぽど注意力散漫になっていたのからしくないミスを連発してしまったなぁ。
とりあえずエンジン全バラにしなくて済んだのは良いが、
2度もクレームを出してしまったのでまた何かお詫びの品でも同梱してお返しするつもりで、
もし次にまたクレームになったらもうフルオーバーホール費用も返金するくらししないと許してもらえないだろうねぇ。
とりあえずエンジンはかかり走行は出来ていたみたいなんだが、
すっかり自信を無くしてしまったのでもう少し色々点検するつもり。
しかし私はここまでマヌケだと思わなかったわ…