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南信州のりもの倶楽部♪

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GSX-R1000 車検整備 その2

2006年09月19日 21時49分16秒 | 一般整備編
前回はホイールを外す所からでしたが今回は外れています。
ホイールを外す前に、ブレーキキャリパー、チェーンガード、などは先に外すと整備性がいいですね。

スイングアームの後ろ側にデカデカと「R」の文字が偉そうに入っていますね。
このバイクはこの他にも「R]の文字が入った場所があります。
自分で整備されえない方には分からない場所にも入っていたりしますから、探してみても面白いと思いますよ。



僕の場合はチューブレスタイヤの交換する場合は遠慮なくタイヤチェンジャーを使います。
タイヤレバーでやって出来ない事はありませんが、せっかく有るんですから…
もちろんチェンジャーを使えばチューブタイヤも交換出来ますが、練習がてら作業してるので頼りたくないんです。

まぁチェンジャーは、使う人は使いますが、使わない方は一生使いませんので詳しくは書かないようにしますね。



ホイールを外したついでに組み付ける前にスイングアームを洗浄しました。
スイングアームの裏側などはなかなか掃除出来ませんからこのような機会にやってしまうのがいいですね。
このバイクはチェーングリスがあちこちに飛び散っていたため、先に灯油で洗える所は灯油で、
それ以外は後から洗剤で洗いました。
もちろん車検とは関係ありませんが、このような細かい場所も綺麗にしておけば
「俺はこのバイク大事にしてるぜ」感が出て検査員の印象も多少は良くなるでしょうから。



ブレーキキャリパーですが、ダストが着いて汚れてしまっているのでこいつも洗います。



まずパットを外します。中までしっかり汚れていますね。



清掃後はこんな感じです。
キャリパーの洗浄はレースの世界では当たり前の整備です。
僕も詳しい方法はそのうち書きますので是非実戦してみて下さい。
ブレーキタッチが蘇って驚くはずですから。



全ての整備が終わったら洗車をして終了です。
ここでも細かい所まで洗っておけば後のトラブル発見にもなりますから丁寧に作業しました。
写真には無いですが、サイドカウルもちゃんと外して洗車しましたよ。

この後車検場に持って行ったんですが、検査員からダメ出しが二つありました。
まず1つは、このバイクは2名乗車なのでシングルシートはダメ、
もう一つはマフラーがうるさくて規定の104デシベルをオーバーしてしまった事です。
仕方ないのでM井君にリアシートとノーマルサイレンサーを用意してもらってなんとか車検終了となりました。

無事に車検は終わった訳ですが、このバイクのオーナーは高速であわわキロとかを平気で出しちゃう人ですから
くれぐれも安全運転をお願いしたいものです。
それに僕の整備したバイクで事故でも起こされたらこっちも気分良くないですから…















おまけ



悪友M井君のR-1000とそのローリング仲間です。
3台とも初年度のR-1000ですが1台ずつカラーが違うのがミソですね。



コメント (2)
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