興味津々丸

日々の暮らしをそのまんま日記を書くように綴ります。

諸行無常の響きあり

2014-09-15 10:09:40 | その他

秋ですね~

 

平家物語 祇園精舎/岩佐鶴丈

 

平家物語 『祇園精舎』(祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり)

原文

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰

の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。



遠くの異朝をとぶらえば、普の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山、

これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、

天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、

久しからずして、亡じにし者どもなり。



近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の

信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、

間近くは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、

伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。

 

現代語訳(口語訳)

祇園精舎の鐘の音には、すべてのものは常に変化し、同じところにとど

まることはないという響きがある。沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必

ず衰えるという道理を表している。思い上がって得意になっている人も、

その栄華は長くは続かない。それはちょうど、(覚めやすいと言われて

いる)春の夜の夢のようである。勢いが盛んな者も最終的には滅んで

しまう。まったくもって風の前にさらされて散っていく塵と同じである。



遠く外国での出来事を例にみてみると、普の趙高、漢の王莽、梁の周

伊、唐の禄山など例があるが、これらの人はみな、もともと仕えていた

主君や皇帝の政治にも背き、栄華の楽しみを極め、他人からの諌言を

も受け入れることなく、天下が乱れていることに気づきもせず、民衆が

嘆き苦しんでいることを知らなかったので、その栄華も長くは続かずに、

滅んでいった者たちである。



身近なところで私たちの国の出来事を例にみると、承平時代の平将門、

天慶時代の藤原純友、康和時代の源義親、平治の藤原信頼などの例

があるが、これらの者は、思い上がって得意になっている心の勢い盛ん

なことも、みなそれぞれに甚だしいものであったが、ごく最近で言えば、

六波羅の入道で前太政大臣の平朝臣清盛公と申し上げた人の、思い

上がった様子は、人から伝え聞いても、想像することも言い表すことも

できないほどである。 

 

高校の教科書なんかにも載っているので、誰もが一度は聞いたことがあるし、口にしたことがある平家物語の冒頭の一節です。

秋の夜長、趣を変え、琵琶の音に合わせ、「祇園精舎…」を聞き、己の奢りを鎮めては如何かな。

ときとして平常心を取り戻すこと、必要なことのようのように思いまする。

 

こんな気持ちが、ふと内なるところから湧いてくる、やはり秋ですね~

 

秋というステージには何故か感傷的な主題曲が似合います。

慕情/とんぼ(とんぼちゃん)

  

 

あるいは、食欲の秋…

昨日いくつかの戦利品を手にしました。

行きつけのスーパーでたった1個残っていたのが、初めて見るヤマザキのドーワッツ”マロン&アーモンドクランチ”

これも秋ですね~

 

知床に旅にいったTakahashiさんより土産にいただきました。

丸い形のとろろ昆布、味噌汁などのお椀にポンと入れるだけでふわっととろろが広がります。

こんなん初めて見ました。

 

お土産のおすそ分け、焼き菓子のようですが、何かわかりません。

 

これは北海道の土産のおすそ分け。

一体全体こりゃなんじゃ?

食べてみないとなんだかさっぱりわかりません。

○○クリームの入ったまんじゅう?

 

特に真意はありませんが、食事のあとのデザートや飲み物に、こんなんはいかがですか。 

ミルクスタンド 

振って飲みます。

ふわふわ、とろとろ!

なにげにうまいっす!おすすめ!!

 

ちょっと長くなりました、それではまた…

 

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