興味津々丸

日々の暮らしをそのまんま日記を書くように綴ります。

定額給付金支給へ

2009-03-05 09:00:20 | 政治・経済
 定額給付金などの財源特例法がきのう(4日)ようやく成立しました。当初平成20年内に支給する予定が、迷走し、遅れに遅れてもう3月です。全くスピード感がありません。「ばらまき型」の景気刺激策が、どれほどの効果があるのか、疑問に思います。過去に「地域振興券」を支給した事がありますが、それほど大きな効果がなかったように記憶しています。
 地方の自治体も作業の足並みが揃わないようです。きのうから早速支給作業に入った市町村もあれば、いまだ準備も出来ていないところもあります。年度内の支給はおろか4月~5月までずれ込むところもありそうです。
 一人12000円、65歳以上・18歳以下は20000円ですから、お年寄りが二人にご夫婦と子どもが二人の三世代6人家族ですと、104000円ですから家計の足しにはなるとは思います。しかし市町村によって支給に時間差があり、受け取った人がどんな使い方をするのか分かりませんが、大方は生活費であっという間に消えるものと思われます。景気回復につながるとは思えません。それほど今の不況は深刻だと思います。
 “焼け石に水”にならなければいいんですが、可能性は十分あります。
 正直なところ、12000円と言えども貰えるのはうれしくない訳はないんですが、一時凌ぎではなく、雇用対策や企業救済対策などにもっと力を入れてもらったほうが、将来的な経済環境がよくなり、結果として、好景気の恩恵を受ける事につながると思います。とは言え、世界的な不況ですから、短期的には無理でしょうが、長期的な対策を今打たないと、どんどん回復が遅れます。政党通しで足の引っ張り合いをしている場合ではないと思うんですが。口では民意とか国民のためとか言っていますが、最近の政治家先生を見ていると、自分の事しか考えていないよう見えるんですが、違いますか。世論は、自民党も民主党も信頼なんかしていませんよ。勘違いしないで下さい。特に今回の小沢さんの一件は、対応を間違えると、次期政権をと考えている民主党の信頼や期待をも失墜するものと思います。
 一部のマスコミや国民に、所詮!“同じ穴のむじな”と言われ始めていますよ。