オニフスベ

いつもの山の散歩コース、ちょっとわき道に入ってみました。

？　ありゃなんだ？

こげ茶のボールのようなもの。
直径20センチ以上はありそう。




ふわふわとして、上等のロールパンみたいな感じ。




つま先で転がすと、表面の薄皮がはがれてスポンジのような本体が出てきました。




本体に穴が開いています。
「これは…もしかしてホコリタケ（きのこ）の仲間では？」



踏んづけてみたら、はたして穴から煙のようなものが吹き出しました。
写真ではよく分かりませんが、踏むたびに、ポッ　ポッ　と出てきます。
この煙が胞子のようです。

帰ってからネットで調べてみたら、どうやら「おにふすべ」というものらしい
と分かりました。予想したとおりホコリタケの一種のようです。
調べたところでは、発生寺は白色。成長すると人間の頭ほどになる場合もあるとか。
成熟すると茶褐色になり胞子を飛ばす。
そして飛ばし終えると最後には何もなくなってしまうそうです。

ホコリタケの仲間のキノコは、数センチ程度のものは何度も見つけたことがありますが、
こんなに大きなものは初めて。
というか、これがキノコだとはにわかに信じられない気分。

実は先週も同じわき道を歩いているんですが、その時はありませんでした。
わずか一週間の間にこんなものが発生して、しかも成熟するなんて。

これだから、散歩はやめられません。

シイの実

これまた散歩コースで見つけた木の実。

田越川の河畔、徳富道場の辺りにちっちゃなドングリが落ちているのに気がつきました。
これはシイの実（椎の実）では？

調べてみたらやっぱりそうです。「スダジイ」という種類みたいです。



「椎の実」は子供の頃にちょっと食べた記憶があります。
田舎の素朴なオヤツでした。
でも「ちっちゃなドングリみたいなもの」というおぼろげな記憶しかありませんでした。

今回、ワンコの散歩コースを思い浮かべてみたら「確かあの辺にあったような？」・・・

というわけで、あらためて気をつけて探してみたらありました！
披露山公園に何本も植えてありました。





あっという間にこれだけゲット！





ラップして、電子レンジで「チン！」



油分の少ないピーナッツみたいな感じ。
噛みしめると、素朴な甘味がじんわりと広がります。
いくら食べても飽きない感じ。
もっか、「ゴマ油で炒めたらどうか？」などと美味しく食べる方法を研究中。

それより何より、ちょこっとですが「採集生活」の雰囲気を味わえるのが楽しい。

クルミとあわせて、気分はプチ縄文人？