神さんを家事から開放するため、ときどき1泊ていどの小旅行に行きます。
「ゆっくりお風呂にはいれて、上げ膳下げ膳で布団も敷いてもらえれば、それで充分」
というわけで、箱根周辺に行くことが多かったのですが、「たまには気分を変えてみたい」
つ~ことでまかせたところ、なぜか善光寺参りすることに・・・
特別信心深いというわけではありません。
「信州あたり、山が高くて涼しそうだから」程度の認識です。
夏休みをとって、8日・9日の平日1泊旅行。
直前に夏風邪っぽい症状が出たのですが、そこは気合と葛根湯で無理やり治します。
(ダウンしてキャンセルなんてことになったら、何言われるか分かりませんので ^^;)
いきなり善光寺、じゃおもしろくないので、初日は戸隠神社に詣でることにしました。
行ってみたら、これがけっこうきつい。
曲がりくねった山道をバスにゆられて1時間あまり。
戸隠の奥社へは、バス亭からさらに参道を30分ほども歩きます。
うっそうとした森林。参道の両側には杉の巨木・古木がずら~~っとならんで深遠な雰囲気。
これぞご神域という感じ。
戸隠山頂は雲に隠れて見えず。風がなく、時おり雨がぱらついたりして、蒸し暑かったです。
ところで、平日なのにけっこうな人出。やっぱり夏休みのせいか?と思ったのですが
「昨年、JRの観光ポスターにSayuri さんが出てからぐんと混むようになった」
とのことでした。恐るべしサユリストぱわ~。
お参りの後はご朱印をいただき、下山して参道の反対側にある「忍者の里へ」。
ここは戸隠流忍術発生の地、ということで、大昔に忍者ごっこ大好き少年だったオジサンはむしろここが一番の楽しみだったりして。
伝承者の方たちの修行中の写真に忍具の数々。「忍者はやっぱり撒きビシに手裏剣ですわ~♪」
からくり屋敷に、手裏剣投げ(射的なのです)などなど、観光客に徹して楽しみました。
上の写真の「縄をなう機械」は、資料館に展示されていたもので忍具ではありません。子供のころに親戚の家でこれと似た機械で藁縄を作っていたのを思い出したので、懐かしさのあまり大きく貼り付けました。
帰りはまたまたバスにゆられて1時間。
宿についたら、お風呂に美味しいご飯が待ってるよ~。
説明抜き。食べ過ぎました。
翌日は満を持して?善光寺さんへ。
「いやぁ~ 暑い!」
写真にはありませんが「戒壇廻り(だったかな)」というのがおもしろかった。
本堂の内陣の下に地下の回廊があって、真っ暗な中を手探りで進むのですが、
一切の光が感じられない「本当の闇」を初めて体験しました。
おみくじは「中吉」でした。可もなく不可もなく平穏無事?
最後にご朱印をいただいて、今回の小旅行はおしまい。
これが参拝の証拠。
・・・しかし、蕎麦は結局食べ損ねたな~。 また今度。