週末はカメラを持って

ワンコと散歩がてら、見聞きしたあれこれをメモランダム。
時々脱線します?

オニフスベ

2010-11-07 21:23:57 | 日記
いつもの山の散歩コース、ちょっとわき道に入ってみました。

? ありゃなんだ?

こげ茶のボールのようなもの。
直径20センチ以上はありそう。




ふわふわとして、上等のロールパンみたいな感じ。




つま先で転がすと、表面の薄皮がはがれてスポンジのような本体が出てきました。




本体に穴が開いています。
「これは…もしかしてホコリタケ(きのこ)の仲間では?」



踏んづけてみたら、はたして穴から煙のようなものが吹き出しました。
写真ではよく分かりませんが、踏むたびに、ポッ ポッ と出てきます。
この煙が胞子のようです。

帰ってからネットで調べてみたら、どうやら「おにふすべ」というものらしい
と分かりました。予想したとおりホコリタケの一種のようです。
調べたところでは、発生寺は白色。成長すると人間の頭ほどになる場合もあるとか。
成熟すると茶褐色になり胞子を飛ばす。
そして飛ばし終えると最後には何もなくなってしまうそうです。

ホコリタケの仲間のキノコは、数センチ程度のものは何度も見つけたことがありますが、
こんなに大きなものは初めて。
というか、これがキノコだとはにわかに信じられない気分。

実は先週も同じわき道を歩いているんですが、その時はありませんでした。
わずか一週間の間にこんなものが発生して、しかも成熟するなんて。

これだから、散歩はやめられません。