週末はカメラを持って

ワンコと散歩がてら、見聞きしたあれこれをメモランダム。
時々脱線します?

こんなはずでは

2018-09-26 09:51:04 | 採集生活

裏庭のスペースに植えたトウガラシが色づいてきました。

鮮やかな赤。

豊作です。

めでたし・・・とはいかないんですねこれが。

このトウガラシ、実はシシトウなんです。

シシトウ(ししとうがらし)といえば辛くないトウガラシということで、お酒のおつまみなどでポピュラー。何本かを串刺しにして焼いたやつがおなじみかと思います。

基本的には辛くないですが、たま~に先祖返りしたのかピリッと辛いのがまざっていたりして、「当たり~(笑)」と飲み会の座を盛り上げてくれたりもします。

そんなイメージで「晩酌のつまみにでもするか」とばかり、安く売られていた苗を3本植えてみたのでした。

ナメクジに葉を食われたりしながらも無事育ち、緑の実をどんどんつけ始めました。

「ころや良し」とばかり緑の実を何本か収穫し、ごま油で炒めて晩酌のつまみに。

初物の味やいかに、とパクリ。・・・「!!辛い~~???」

いきなり大当たりかよ~。 ぼやきながらほかの実をかじってみると「!!!・・・以下同文」

結局全数大当たりのはずれ無し。 こんなはずではなかったぞ、と思いながら日をおいてほかの実をかじってみたり、赤く熟した実を試してみたりしましたが、いずれももれなく激辛。

なんでや~ と思いながら調べてみたところ、生育場所に問題があったようです。

トウガラシは「水や肥料を控えめにして厳しく育てると辛くなる」そうで、シシトウといえどもトウガラシの仲間ですから、水と肥料をたっぷり与えて甘やかして育てないと辛くなるんだとか。

裏庭スペースにはこれまでもいろいろと植えてみた経緯があり、養分不足のうえ今年の猛暑で土も乾き気味。いつのまにか厳しい環境になっていたようです。

「そういえばいっしょに植えたキュウリも今年はあまり実が付かなかったな~」とも思いあたりました。

原因は分かったものの、さてどうしたものか。

新しい実がどんどん育っています。

抜いて枯らしてしまうのもかわいそうだしもったいない。といってこのままでは食べられない。

いっそ激辛トウガラシとして育てて香辛料か保存食に利用できないか、と現在思案中です。

何かいい使い道はないかな~。

 

 

 


寒害?

2018-06-19 12:43:14 | 採集生活

ベランダに鉢を置いて、簡単な菜園をやっています。

毎年この時期は、小玉スイカを定番にしており、今年も2株植えました。

大体4~5個程度の収穫が見込めます。

下の写真は昨年の7月末に収穫した時のもの。しっかり熟れてました。 (^▽^)

今年も同様の結果を期待していたのですが・・・。

 

ツルがしおれてしまいました。4個大きくなっていたのに~(泣)

つい先週までは元気だったのでなんでだろうと思っていましたが、どうやら原因は寒さの模様。

スイカはある程度高い気温が必要で、特に植え付けた直後(5月ころ)などは夜の冷え込みから保護するように・・・との記述が園芸の手引きに載っていました。

先週急激に冷え込み、梅雨寒むどころか4月上旬並みの気温の日が2~3日続きましたが、その後にツルの様子がおかしくなったのでおそらく間違いないでしょう。

最初の果実が大きくなりだしてからまだ20日足らず。

残念ながら今年の自家製スイカはあきらめざるを得ないようです。。。

 


初物

2016-11-05 20:24:45 | 採集生活

ほぼ1年ぶりの更新。。。 ^^;)

地植えした柿の木に初めて実が付きました。

桃栗3年柿8年と言いますが、苗を植えて4年目で結実。

花の数は6個でしたが、3個の実が付きました。なかなかの成績です。

品種は「富有」。昔からなじみの柿です。

早速いただきました。

程よく熟していてなかなかいい味。

柿は大好きなので、楽しみが増えました。 (^^)

 

 

 


ケンポナシ

2015-11-30 21:24:03 | 採集生活

ちょっと前ですが、久しぶりにワンコと山へ散歩に行ったさいに妙な形の木の実が落ちているのを見つけました。

これがそれです。

くねくねとした不思議な形。

あたりを見回すと踏みつぶされた果実が散らばり、なんとなく甘いにおいが立ち込めています。

頭上を見ると、それと思われる樹にまだたくさんの実が残っています。

帰宅してあらためて調べてみた結果、「ケンポナシ」とわかりました。

ナシの名のとおり、梨のような甘みがあり食べられるとのこと。

早速採集しようと思いましたが、かなり高い樹上に生っているので手が出ません。

自然に落ちるのを待つこととしました。

ーーー

後日、荒天で強い風が吹いた後を狙って採集。

汚れていたり、傷んでいる部分を取り除き、300グラムほどを確保。

ちょっとかじってみて甘いことを確認しましたが、今回は生食は避け、全量をホワイトリカーに漬けて果実酒とすることにしました。

さてどんなお味の酒ができるのか、3か月後がたのしみです。

 

 

 

 

 

 


秋ー野山の恵みー

2015-10-11 17:35:20 | 採集生活

やっと涼しくなりました。

気が付けばもう10月。 暑さに負けて半年以上もブログをほったらかしでしたが、ぼちぼちと再開していきます。

 

秋と来ればまず食欲の秋。近くの野山にも木の実の類が実りますので採集生活を再開しました。

まずはオニグルミです。

いつもの遊歩道に行ってみましたが、下草がまだ枯れていないため落ちた実を探すのが大変。やぶ蚊もまだ元気だったので、早々に引き上げました。

それでもこれだけの収穫がありました。

しばらく陰干しした後、煎って中身を取り出す予定。

 

次は椎の実の状況を見に山の上の公園へ。

スダジイという樹が何本も生えており、時期になるとたくさんの実が落ちます。

が、ちょっとまだ早かったようです。

熟すると苞が割れて中の実が落ちるんですがぜんぜん落ちていませんでした。

次の週末あたりにもう一度行ってみよう。

 

お次は銀杏。

近くの学園内のイチョウ並木に2本ほど雌樹があり、道路上に塾した実が落ちています。

学校の関係者に断わって、少し拾わせてもらいました。

皮をむいて中の種子を取り出し、きれいに洗います。

お店に並ぶ売り物のギンナンに比べればずっと小粒ですが味はいっしょ。

煎って塩を振れば、ちょっとしたおつまみになります。

 

最後はエビズル。

山ブドウの親戚みたいなものですが、山ブドウよりさらに小さい。

昨年の秋に蔓のある場所を見つけていましたので、今回がはじめての収穫です。

けっこうたくさん採れました。

蔓から塾した実だけを外します。(これがけっこう大変!)

約500gほどになりました。とりあえずは焼酎につけて果実酒にすることとします。

3か月ほどで出来上がる予定。楽しみです。 ^^

 

おまけ。

エビズルを採っているときに、蔓をひきちぎった下に大きなハチの巣がある(!)のを発見。

一瞬スズメバチかと思いひやっとしましたが、アシナガバチでした。蔓の陰に隠れて見えませんでしたが蔓との間にかなり空間があり、そのせいで怒らせずに済んだようです。

やれやれ。

 

もうしばらくすると草木の葉も枯れて見通しが良くなります。

採集生活も佳境に入ります。