裏庭のスペースに植えたトウガラシが色づいてきました。
鮮やかな赤。
豊作です。
めでたし・・・とはいかないんですねこれが。
このトウガラシ、実はシシトウなんです。
シシトウ(ししとうがらし)といえば辛くないトウガラシということで、お酒のおつまみなどでポピュラー。何本かを串刺しにして焼いたやつがおなじみかと思います。
基本的には辛くないですが、たま~に先祖返りしたのかピリッと辛いのがまざっていたりして、「当たり~(笑)」と飲み会の座を盛り上げてくれたりもします。
そんなイメージで「晩酌のつまみにでもするか」とばかり、安く売られていた苗を3本植えてみたのでした。
ナメクジに葉を食われたりしながらも無事育ち、緑の実をどんどんつけ始めました。
「ころや良し」とばかり緑の実を何本か収穫し、ごま油で炒めて晩酌のつまみに。
初物の味やいかに、とパクリ。・・・「!!辛い~~???」
いきなり大当たりかよ~。 ぼやきながらほかの実をかじってみると「!!!・・・以下同文」
結局全数大当たりのはずれ無し。 こんなはずではなかったぞ、と思いながら日をおいてほかの実をかじってみたり、赤く熟した実を試してみたりしましたが、いずれももれなく激辛。
なんでや~ と思いながら調べてみたところ、生育場所に問題があったようです。
トウガラシは「水や肥料を控えめにして厳しく育てると辛くなる」そうで、シシトウといえどもトウガラシの仲間ですから、水と肥料をたっぷり与えて甘やかして育てないと辛くなるんだとか。
裏庭スペースにはこれまでもいろいろと植えてみた経緯があり、養分不足のうえ今年の猛暑で土も乾き気味。いつのまにか厳しい環境になっていたようです。
「そういえばいっしょに植えたキュウリも今年はあまり実が付かなかったな~」とも思いあたりました。
原因は分かったものの、さてどうしたものか。
新しい実がどんどん育っています。
抜いて枯らしてしまうのもかわいそうだしもったいない。といってこのままでは食べられない。
いっそ激辛トウガラシとして育てて香辛料か保存食に利用できないか、と現在思案中です。
何かいい使い道はないかな~。
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