4月15日 久しぶりに熊本へ帰省。
昨年の地震に際し、実家のある地域では幸いなことに人的被害はなかったものの、建物その他ではけっこうな被害がでたようです。
1年経過して、屋根瓦などはほぼ復旧が終わったようでブルーシートなどもほとんど目につきませんでした。
そんななか、被害を受けた地元の石橋について復旧工事が進められていました。
双子の橋として有名な二俣橋。その片方の一部が崩れたのです。
復旧のために一度解体して、改めて組みなおすようです。
2000年7月頃の同じ橋の写真。
この辺りは石造りの眼鏡橋が集まっており、なかなか風情のある景色が見られるので、わが故郷のなかでも好きな場所でした。
近年は何度も豪雨の増水による被害を受け、川の状況はかなり変化してきています。
そんな中でも石橋だけは変わらぬたたずまいを保持していたので、今回の被害はショックでした。
6月までには復旧させる予定とのこと、一日も早く元の姿を取り戻してくれるように祈っています。
往時の景色です。(1962年の1月頃)
二俣淵全景。
1970年代の初頭、右側の大きな橋の手前に鉄橋が新設されたため今はこの景色を見ることはできません。
すべては変わってゆきます。仕方のないことですが。