春爛漫。
気温が上がって、近くの川沿いの桜並木も一気に満開です。
花を愛でながら、ぶらぶらとワンコ散歩。
橋のたもとに生えている老木。鳥の気配がしたので見上げると、枯れた幹のてっぺん付近に穴があるのに気が付きました。
キツツキ(たぶんコゲラでしょう)の巣穴のようです。
こんなところに巣をかけていたのかな~と思って見ていたら、何か出てきました。
なんとスズメです。
口に咥えているのは木くずの模様。
何度か出入りを繰り返していましたが、もしかして巣に利用するためリフォームしているのかも。
次の日も穴の周りにスズメ。
スズメは狭い隙間などに巣をかけるようです。田舎では納屋のひさしの屋根瓦の隙間などによく巣をかけていました。街中では昔ながらの屋根瓦もめったに見なくなりましたので、スズメの巣に適した場所はなかなか見つからないのかもしれませんね。
何年か前に、交差点脇の交通標識を取り付けてある鉄パイプにスズメが出入りしているのを見たことがあり、「あんなところに巣をかけているのか」と感心したことを思い出しました。今回のキツツキの穴も同じくらいの大きさなので、リフォームがうまくいったら巣をかけるかもしれません。
花が散って葉が茂り、穴の所在が分かりにくくなったころにもう一度様子を見に来ようと思います。